社会人の場合、履歴書の空白期間は大きな問題になりますが、学生バイトであれば、「バイトをしていなかった期間」があってもあまり気にすることはありません。
しかし、学生ではないフリーターの方は話が別。空白期間がある人はこの記事を参考に、説明の準備をしておきましょう。
バイト履歴書の空白期間(ブランク)は書類選考の重点チェックポイント
採用担当が履歴書を受け取った時、「ブランクの有無」はまず目につくチェックポイント。空白期間がある場合、「この人はこの間、何をしていたんだろう」「学生でもなく、働いてもいないようだが、大丈夫だろうか?」という疑問を抱かれてしまいます。
多くの応募がある場合、採用担当者は「消去法」で書類選考を進めることが多いもの。落とされる理由はなるべく少なくしておきましょう。
履歴書でブランクをごまかすのはNG
空白期間をごまかそうと、履歴書の学歴や職歴を偽るのは絶対にNGです。学歴・職歴詐称となり、大きな問題になることもあります。特に職歴は「月日をごまかしてもわからないだろう」と軽く考える人がいますが、社会保険の加入履歴などをみればすぐにわかりますので、正直に書くようにしてください。
空白期間がある場合はごまかさずに、しかるべき説明を記載することが重要です。
こんな理由なら空白期間も堂々と伝えて!
仕事をしていなかったこと自体が悪いというわけではなく、「不明な点がある」ということが問題。きちんとした理由がある人はその理由を記載し、採用担当者を安心させてください。
履歴書では「備考欄」などに、簡単にブランクの期間と理由を記載、面接では自己紹介の時などに補足説明をするとよいでしょう。
例えば以下のような理由であれば、選考上不利になることはありません。
・家族の看病や介護
・留学や資格試験に向けての勉強
きちんとした理由があるのに、空白にしてしまうと誤解を招いてしまいかねませんので気を付けましょう。
体調不良のブランクならバイト可能な状態であることをアピール
空白期間が体調不良だった場合、治っていたとしても「また体調を崩してお休みするのではないか」「あまり多くシフトに入れないのではないか」などと、不安に思われるかもしれません。
そんな時は「2018/1/10~4/30 体調不良により休養。通院を経て完治」などというように、完治していること、今後のバイト活動に支障がないことを伝えてください。
完治していない場合は「月1回の通院は必要だがバイトに支障はありません」などと書くとよいでしょう。
バイトは計画的に!
空白期間もさることながら、「短期間でバイトを辞める」というのもよい印象を与えません。あえて短期の仕事をするのであればよいですが、単に「継続できず、すぐやめてしまう」という人は、「長く続けられるバイトは何か」と、しっかり検討することをお勧めします。
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