
おしゃれでかわいい雑貨店が点在する藤枝市。今回は雑貨好きの方におすすめの、個性的でおしゃれな雑貨店を3つご紹介します。
ハンドメイドアクセサリーと雑貨のお店 mirumirubar(ミルミルバー)
「mirumirubar」店舗のご紹介
蓮華寺池公園の入り口。表通りの喧騒から少し奥に入った所にあるのが、今回ご紹介するハンドメイドアクセサリーと雑貨のお店「mirumirubar」。
3階建ての建物の1階。ちょっと隠れ家的な雰囲気の雑貨店。さっそくお店に入ってみましょう!
お店のドアを開けてすぐに目に飛び込んでくるのは、色とりどりのアクセサリー。どこから見て回ろうか迷ってしまいそうです。
「mirumirubar」の店内は、アクセサリー作家である店主の作品の他に、ハンドメイドアクセサリー作家が製作したアクセサリーや雑貨が、びっしりと並んでいます。
レジンやビーズで作られたアクセサリーは、とってもおしゃれ! しかも作家さんによって作風が大きく違うので、いくら見ていても飽きるという事がありません。
販売されている商品は、ピアスやイヤリング・ネックレスなどが中心ですが、バッグやプリザーブドフラワー、ハーブティーなどの雑貨も販売されていますよ。
「mirumirubar」への行き方
「mirumirubar」は、蓮華寺池公園のすぐそばにあるのですが、ちょっと奥まったところにあるので、見つけるのに苦労するかも・・・
この写真は、蓮華寺池公園の入り口付近から撮影したもの。蓮華寺池第二駐車場から、信号のある交差点を渡った場所から撮影したものです。
雑貨店「mirumirubar」があるのは、スクランブル交差点を渡った所にある建物。外通路や外階段が「緑」に塗装されているのが特徴です。
この建物の1階。一番奥にあるのが、雑貨店「mirumirubar」なのです。
【店主の藤田さんにお話しを伺いました】
Q.お店の名前「mirumirubar」の由来を教えていただけますか?
お店の名前の由来は、私が飼っている犬の名前(ミルミル)から来ているんです。
最初は雑貨店ではなく、「mirumirubar」という犬の美容室のお店を始めて、雑貨店となった今でも、そのままの屋号を使っているというわけです。
Q.どうしてこの場所(蓮華寺池公園)に出店しようと思ったのですか?
もともと、雑貨が好きでしたし、自分でアクセサリーを製作していましたので、雑貨店を始めるというのは自然の流れでした。でも、最初はこの場所(蓮華寺池公園)ではなくて、他の場所に店舗を借りていたんです。
山猫:この場所ではなかったのですね!
私が子どもの頃、この場所に素敵な雑貨屋さんがあって、小中学生の頃の私は、その店の常連だったのです。その時から「いつか蓮華寺池公園の周りでお店をやりたい!」って思ってはいました。でも、なかなかいい場所が見つからなくて、他の場所で雑貨店をやっていたのですが・・・
ある日この店の前を通ったら「空き店舗」になってて。すぐにこの場所に移ってきたというわけです。
山猫:子どもの時からのあこがれの場所だったのですね
そうなんです。良く考えたらすごい事ですよね! 自分が憧れていた雑貨店のあったビルでお店を開いているわけですから!
Q.お店の事詳しく教えてください
自分で作ったアクセサリーを中心に、個人作家さんが製作したハンドメイド品を取り揃えています。
山猫:作家さんによって、個性が出ていて面白いですね
そうなんです。イヤリングやピアスでも、作家さんによって全く違う作品になるのが面白いですよね!実はこの店を始めた時は、私が作ったアクセサリーを並べて、アクセサリー以外は他の作家さんにお願いしようと思っていたのですが・・・
いつの間にか、いろいろな作家さんのアクセサリーが並ぶ店になってしまいました。
でも、結果的には今の状態が良いと思っています。個性的な作家さんの作品を並べる事で、いろいろなお客様の好みに対応できるようになりました。
Q.最後に読者の方にメッセージをお願いします。
世界に一つしかない「ハンドメイド品」を見つけに、是非お店にいらしてください。
「mirumirubar」まとめ
蓮華寺池公園にある、アクセサリーと雑貨の店「mirumirubar」を取材しました。お店を取材して感じたのは、自然と穏やかで暖かな気持ちになる不思議なお店だという事。
藤田さんのやさしいお人柄が店内に広がって、とても居心地の良い空間でした。
個性的で素敵なアクセサリーがたくさんあります。お気に入りを見つけに・・・「mirumirubar」に行ってみてはいかがでしょうか?
雑貨とドライフラワーのお店 MYRTE(ミルテ)
「MYRTE」のご紹介
藤枝市駅前にある、花と緑が美しい雑貨店。それがドライフラワーと雑貨の店「MYRTE」です。
藤枝駅北口を出て左方向に徒歩10分程度。表通りに面していますので、近くまで行けば問題なく見つけられますが・・・
目立つ目印が周辺にないので、カーナビやスマホの地図を頼りにすることをお勧めします。
2階建ての建物の1階が、今回ご紹介する、雑貨とドライフラワーの店「MYRTE」。店の前に飾られた花々もちゃんと手入れをされていて、店主の細やかな配慮が感じられます。
木板にざっくりと書かれた看板もなかなかいい感じ!ではさっそく店内に入ってみましょう!
店内は、ちょうど真ん中に空間をゆるやかに分ける壁が・・・
この壁を境に、雑貨やドライフラワーを陳列しているスペースと、講座やワークショップを行う事が出来る貸スペースに分かれています。
「MYRTE」の特徴が、このドライフラワー。店主が製作したドライフラワーのリースやアレンジメントを販売しています。
奥の作業スペースでは、ドライフラワーを使った作品作りの真っ最中。
材料のドライフラワーが籠に入っていたのですが、言われなければドライフラワーとは思えない美しさ!まるで生花のようです。
天井からも色鮮やかなドライフラワーが吊り下げられていて、お花屋さんに来たのかと勘違いしそうです。
ついつい、ドライフラワーに目が行ってしまいますが、「MYRTE」は、雑貨も多数取り揃えています。不思議な形のペンとか、フエキ糊の容器に入ったハンドクリームなど、ちょっと面白い雑貨も取り扱っていますよ。
もちろんハンドメイド作家さんの作品の販売も行っています。すべて紹介することは出来ないのですが、思わず手に取りたくなる素敵な雑貨がいっぱい!
レジンで作られたアクセサリーや、フェルトで作られたケーキ。
他のお店では手に入らない、ハンドメイド作品も多数販売されています。
【店主の栗山さんにお話しを伺いました】
Q.お店の名前「MYRTE」の由来を教えていただけますか?
MYRTEの日本名は「銀梅花(ギンバイカ)」。結婚式の飾りなどにも使われる「お祝いの木」なんです。
花冠などにも用いられる上品でかわいらしくて、見る人を優しい気持ちにしてくれる。そんな花なのです。この店に訪れる人の心がなごみ、幸せな気持ちになれますように! という願いをこめて、お店の名前を「MYRTE」としました。
Q.お店の事詳しく教えてください
このお店を開店したのは、2015年3月。もうすぐ5年になります。その前は、雑貨の営業企画をする会社で10年ほど働いていました。
山猫:MYRTEと言えば、ドライフラワーのイメージが強いですよね。
雑貨に長く関わってきた経験から、雑貨以外の柱も準備した方が良いと考えていました。ドライフラワーのアレンジはその柱の一つなんです。
それ以外にも、ドライフラワーを使ったオーダー品の製作や、貸しスペースなどもやっています。雑貨に関しては、それだけでギフトになるアイテム、人に伝えたくなるストーリーのあるアイテムを取り揃えています。
Q.今後の展望を教えていただけますか?
この店は、貸しスペースのエリアがあるのですが、たくさんの先生方が、日々面白い講座やワークショップを開いています。
山猫:ドライフラワーや、雑貨に関係ない講座もたくさんありますね。
そうなんです。いろいろな分野で活躍されている方が利用してくださっています。今後、この店のスペースを使ってくださっている先生方と、一緒に新しい企画をすることを考えています。
Q.最後に読者の方にメッセージをお願いします。
自分用としてはもちろん「プレゼント」にも最適な、小さな雑貨やお花を取り揃えています。
お気軽に遊びに来てください。
「MYRTE」まとめ
藤枝駅前にある、ドライフラワーと雑貨の店「MYRTE」を取材しました。お店を取材して、最初にびっくりしたのが、ドライフラワーの美しさ。こんなにも色鮮やかなものなのかとびっくりしました。
そして販売している雑貨のチョイスが面白い。ベーシックな商品の中に、意外性のある商品が並んでいて、思わず手に取ってしまう。
オーダーメイドのドライフラワーのアレンジ。大切な人へのプレゼントにいかがでしょうか?
アジア・アフリカ雑貨のお店 ア・テ・スエ!
「ア・テ・スエ!」店舗のご紹介
藤枝市の観光スポット 蓮華寺池公園の東岸に2019年6月オープンした「ASUHA」。この建物には、飲食店や雑感店、ヨガスタジオが出店しています。
そしてASUHA の1階にある雑貨店が「ア・テ・スエ!」です。1階には、飲食店と雑貨店の2店舗が出店しているのですが、雑貨店「ア・テ・スエ!」は向かって右側。木製の引き戸を開けると、いきなりエスニックな空間。何か面白い物に出会えそうな・・・ そんな予感がしてきます。
では、さっそく店内を散策してみましょう!
衣料品だけでなく、アクセサリーや、雑貨、食品が並べられた店内はとてもカラフルで賑やかな印象。
大きな窓から差し込む光と、漆喰の白い壁のおかげか、落ち着いた中にも明るさがあふれる居心地の良い空間となっています。
色鮮やかなバッグやお財布などの小物。カラフルな眼鏡ケースも、とっても個性的。他のお店ではお目にかかれない珍しい商品がいっぱいです。
スパイスやチョコレート、ハーブティーなど、フェアトレード商品がたくさん販売されているのが印象的です。
大きな窓からは、蓮華寺池が一望。この解放感は新しい発見です! 「ア・テ・スエ!」の取材に訪れたのは冬の午後。斜光線が店の中に差し込む時間に取材出来たのはラッキーでした。
「ア・テ・スエ!」への行き方
アジア・アフリカ雑貨の店「ア・テ・スエ!」は、蓮華寺池公園の東岸にある複合商業施設「ASUHA」の1階にあります。
「ア・テ・スエ!」の店舗があるASUHAは、蓮華寺池公園の東岸。上の案内図で見ると池の左側。藤枝市郷土博物館・文学館の近くにあります。
蓮華寺池公園に自動車で来る場合は、郷土博物館横の「蓮華寺池第一駐車場」か、スターバックスのある「蓮華寺池第二駐車場」を利用します。
どちらの駐車場からも、ASUHAまでは徒歩5分ぐらい。湖畔をのんびりと散策すればすぐに到着してしまいます。
この日は建物横に自動車が止まっていましたが、この車は作業用として一時的に利用しているだけで、この場所はASUHAの駐車場ではないそうです。ご注意ください!
【店主の柿崎さんにお話しを伺いました。】
Q.お店の名前「ア・テ・スエ!」の由来を教えていただけますか?
ア・テ・スエとは、フランス語で「あなたの願いがかないますように」という意味。言葉の響きと意味が気に入ったので、店名にしました。今は置いていませんが、雑貨店を始めた当初は、フランスのアンティーク雑貨を取り扱っていたのですよ。
Q.お店の事、詳しく教えていただけますか?
アジアン雑貨が好きで、雑貨店をOPENしたのが2001年(藤枝市志太)。そして2019年の6月にこの場所(蓮華寺池公園)に移りました。
アジア・アフリカ雑貨を中心に、フェアトレード商品を多数取り揃えています。衣料品から雑貨、食品まで取り扱い商品が幅広いのも特徴なんですよ!
山猫:以前は、幹線道路沿いにお店があったわけですが、蓮華寺池の湖畔に移動してきていかがですか?
大きな窓から池が良く見えてとっても綺麗なんです。季節を感じられるのが嬉しいですね。公園ですから人通りも多くて、新しいお客様も多くお見えになってくれています。
山猫:フェアトレード※商品を多く扱っているのですね
2001年の開店当初からフェアトレード商品を取り扱っています。何か世の中の役に立つことは出来ないか? と考えていた時に出会ったのが、フェアトレード商品だったのです。
最近はフェアトレード商品を扱っている店舗も増えましたが、「ア・テ・スエ!」を開店した頃は、まだフェアトレード商品を扱っているお店は珍しかったと思います。
※フェアトレード:発展途上国の原料や製品を適正な価格で購入することで、生産者の生活を守る取り組みの事
Q.最後に読者の方にメッセージをお願いします。
おすすめは、フェアトレードで輸入したチョコレート。カカオ100%のとびっきりビターなチョコレートもおすすめです。
ぜひ、「ア・テ・スエ!」に遊びに来てください。
「ア・テ・スエ!」まとめ
昨年(2019年)6月に蓮華寺池東岸にオープンした、「ASUHA」内に出店している雑貨店、アジア・アフリカ雑貨の「ア・テ・スエ!」を取材しました。アジアやアフリカの雑貨を取り揃えているだけでなく、フェアトレードを通じて、生産者と対等に向き合う姿に感動しました。
「ア・テ・スエ!」でしか手に入らない素敵な雑貨を探しに来てはいかがでしょうか?