覚えていますか?昔からあったあの味。パッケージからも子どもの頃の懐かしい記憶がよみがえる、あの品。今となっては定番となっている、静岡県ならではの商品があります。当たり前すぎて見過ごしていた最新ラインナップの情報や、応援したい県内メーカーなどにも注目しながら、今回は懐かしのご当地『ローカルフード』を3つご紹介します。



『のっぽパン』


小さい頃の定番のおやつといえば、のっぽパン。軽食にもってこいのその手軽さから、どの家庭にも常備されていたとか。


1978年に発売され、瞬く間に人気となった菓子パン。34㎝もある長いパンにミルククリームをサンドした、キリンのキャラクターが目印のソウルフードです。正式名称は「のっぽ」。現在は沼津市のバンデロールが製造しており、静岡県内で広く親しまれています。


2007年に惜しまれつつも製造を中止しましたが、翌年に「のっぽパンデリ」として手作りで製造と販売を再開。現在ではチョコ、ビーナッツ、丹奈牛乳など、多数のフレーバーが登場しますます県民に愛されています。




『がんばれ!勝男クン。』


焼津港にて水揚げされたカツオを使って作られた「かつおぶし」。それを使ったふりかけや出汁の素、おつまみが大人気のシーラック株式会社製造の「がんばれ!勝男クン。」シリーズ。耳に残るCMも含め、もはや県民お馴染みの一品ですよね。


その豊かな風味と確かな味わいで人気を博し、シリーズ内の商品「がんばれ!バリ勝男クン。」が、なんと、第21回全国水産加工品品評会にて東京都知事賞を受賞。現在はオンラインでも購入可能です。


今や全国区で認められたその美味しさ。県外へのお土産や贈答品としても喜ばれること間違いなしです!




『源氏パイ』


頬張ると、割れてホロホロとこぼれる端っこを落とさないように気を付けながら食べたものです。そんな、子どもの頃から食べていたお菓子の一つが「源氏パイ」。フランスの焼き菓子「パルミエ」を参考にしたハートの形のパイです。静岡県浜松市の三立製菓が製造、販売。1965年に誕生し、2020年で発売55年になる超ロングセラーのお菓子です。


どこかノスタルジックな雰囲気のある「源氏パイ」。同郷の「うなぎパイ」の陰に隠れがちですが、素朴な原材料から丁寧に作られるその味わいは、令和の今も、昭和の時代から続く優しい美味しさです。




まとめ


昭和から続く、懐かしの味。今回は静岡県内所縁のものを3つご紹介しましたが、共感していただけたでしょうか?学校の帰り道や友達の家で、など、味と共に、食べていた時のシチュエーションを思い出すことも。懐かしいですよね。この他にもまだまだあるローカルフード。子どもの頃によく食べていたものや、忘れられない味を探してみると、楽しいかもしれませんよ。


我が家では最近、ノスタルジックな昭和フードを探すのがブームです。お試しあれ。



<ライター>

よっさん
美容師免許保有のアロマテラピーアドバイザー兼キャンドルアーティスト。動物占いはシルバーのペガサスです。日々、SNSを駆使して、ちょっぴり楽しいことを探しています。

関連するワード