
昼間は学校やサークル活動に忙しいという大学生や、昼間の仕事に加えてダブルワークをしたいフリーターの方にとって、「夜にできるバイト」はありがたいもの。
しかも夜は時給が高くなるので、昼間より稼げるというメリットもあります。今回は10種類の「夜勤・深夜のお勧めバイト」をご紹介します!
※DOMONETで深夜のシゴトを探す⇒こちらをクリック
深夜バイトのメリットとは?
深夜バイト(22:00~翌朝5:00)の魅力は、何と言っても時給が高いこと。
また、日中は学業に集中できますし、日払い&現金手渡しということも多く、すぐに現金が欲しい人にもうってつけ。
深夜バイトはそれほど忙しくない職場もありますので、生活リズムさえつかめれば、学業との両立や、ほかのバイトとの掛け持ちなどにも良さそうです。
深夜バイトや夜勤の場合は時給が1.5倍になる
法定労働時間は、1日8時間までとされており、8時間を超える時には「時給×1.25倍」の時給が支払われます。
また、夜22時以降に働くとさらに時給が0.25倍となり、「時給×0.25倍」が加わります。
月の残業累計時間が60時間を超えると深夜でなくとも時給が1.5倍になります。ただし、18歳未満の方は22時以降働くことはできませんので、注意が必要です。
・残業が月60時間を超えると時給が「1.5倍」になる
「月の残業時間が60時間を超えると時間に関わらず時給が1.5倍になる」と紹介しましたが、2023年3月31日までは大企業のみに適用されるルールでした。
しかし2023年4月1日からは中小企業でもこのルールが適用されます。
出典:月60時間を超える時間外労働の割増賃金率が引き上げられます -厚生労働省
・月60時間を超えて、なおかつ22時以降の労働の場合は「1.5+0.25=1.75倍」になる!
深夜バイトをしている人で、月の残業時間が60時間を超えるという人の場合、時給が最高で1.75倍になるケースがあります。
「残業時間が1ヵ月で75時間もあった」という場合には、75時間-60時間=15時間分が、1.75倍の時給で計算されます。
8時間超え&深夜バイト1時間~60時間 :時給×1.5倍
8時間超え&深夜バイト61時間以上 :時給×1.75倍
「正しく計算されているか不安」という人は、人事部に確認をしてみるか、タイムカードと給与明細をもって、労働基準監督署等で確認してみましょう。雇用契約書があればなおよしです。
・休日出勤の労働時間は「60時間」の計算に含まない
シフトで休みになっていたのに、他のバイトが休むからと急にバイトに出ることになった場合で、その日が「法定休日出勤(週1日または4週4休の法定休日に出勤した場合をいいます)」の場合は、その日の時給はすべて「1.35倍」で計算されます。
法定休日出勤の労働時間は「8時間超えの残業」ではないため、「月60時間の残業代」の計算に含むことはできません。
ただし、深夜手当はつきますので、22時以降の休日出勤は「1.35倍+0.25=1.6倍」で計算されます。
※DOMONETで深夜のシゴトを探す⇒こちらをクリック
夜勤・深夜バイトのおすすめ10選
以下に「マイペースに作業系」と「接客業」に分けて、おすすめの深夜バイトをご紹介します。
【マイペースに仕事ができる深夜バイトのおすすめ】
1. 小売業倉庫などでのピッキング深夜バイト
ピッキングとは、ネット通販などで注文があった際、倉庫から該当の品物を探して取り出してくるという仕事です。
最近では「即日配送」を謳っている企業も増え、深夜・夜勤のピッキングバイト求人も増加の傾向に。
一人で黙々と作業することができるので、人間関係がわずらわしくないということも人気の理由のようです。
シフトも柔軟な職場が多いので、バイトの掛け持ちにもよさそうです。
2. 未経験でもOKな警備員や清掃の深夜バイト
警備や清掃の仕事も特別な資格が不要で、一人で作業をすることが多いバイトです。全国どこででも募集があり、探しやすいバイトともいえるでしょう。
3. 深夜バイトでビジネスマナーが身につくコールセンターの仕事
24時間サポートをしている企業であれば、深夜のバイトがあるでしょう。
マイペースに仕事ができますし、暑さ寒さは関係なく、体力も必要ありませんので女性も働きやすい職場です。
最初は不安な敬語や電話対応も、研修や実務を経ていけばだんだんと身につけられます。コールセンターを経験すれば、他のバイトについても敬語が身についているので一石二鳥!
自分にあった仕事内容のコールセンターを見つけることができれば、比較的時給も高く、シフトの柔軟性もある魅力的な職場です。
4. 24時間営業でシフトが選びやすいコンビニエンスストアの深夜バイト
店舗数が抜群に多く、深夜も営業していて、求人情報に事欠かないバイトと言えばやっぱりコンビニ。
接客以外の仕事も多く、忙しいコンビニバイトですが、忙しいぶん時間が過ぎるのも早いと人気のようです。
立地や時間帯によっては客数が少なく、マイペースに仕事ができる店舗もあります。
5. 体力に自信がある人は深夜の引越しバイトもおすすめ
引越しは昼間の仕事と思いがちですが、忙しい会社員のために、夜間のサービスを行っている会社もあります。
また個人の引越しだけでなく、企業のオフィス移転を請け負うことも。
引越しバイトは内容によって体力が必要なことがありますが、とにかく時給が良く、単発で働けるというメリットも。
春などの引越し繁忙期には時給がさらに上がることもあり、ねらい目です。梱包であれば女性でも大丈夫です!
6.データ入力やメール対応でタイピングスキルアップ!
データ入力や書類整理、メール対応のバイトも深夜バイトでよくある仕事です。
パソコンは文字が打てればOKというところが多いですが、タイピングが早くできると将来、就職した時にも役立ちそうです。
【接客業】
7.ファミレス、ネットカフェやカラオケでの深夜バイト
ファミレス、ネットカフェ、カラオケバイトの良さと言えば、全国どこにでもあること、そして早朝まで営業していることです。
仕事内容は受付、注文、掃除という基本的な接客業。時にはお酒に酔った客もいますが、仕事内容は一度覚えれば、それほど難しくありません。出会いの多い職場ということもあり、深夜に稼ぎながら友達もできて、若い世代に人気のバイトです。
8.居酒屋の深夜バイトで楽しく働く
接客が好きな人なら、にぎやかな居酒屋バイトも楽しいでしょう。
忙しい店舗なら時間が早く過ぎますし、カラオケやコンビニ同様、比較的どこにでもあるので好きな場所を選べるのもうれしいポイントです。
9.深夜のホテルバイトで接客業のキャリアを積んで
旅行客を24時間迎えるホテルでは、フロントの受付や荷物を預かるベルデスクのバイト。ホテルのバイトは接客マナーを身につけられるとあって、就職を見据えたバイト先としても人気です。
特に深夜であれば時給もアップ。近年は外国人観光客も多く、稼ぎながら接客や語学力も身につけられます。
10.介護・福祉の深夜バイトは社会貢献度の高い仕事
接客、とは少し違いますが、介護や福祉のバイトは、コミュニケーション力が求められる仕事です。
また、介護や福祉の分野は高齢化社会において、需要が高まりつつあります。また、専門知識やスキルなど、実践で経験を積まなければできないことも多く、バイトで経験を積んでおくことで将来の仕事に役立つことも考えられます。
深夜バイト明けは勉強がはかどる?
昼間学校に行っている人は特に、生活のリズムに注意が必要です。
バイトに熱中するあまり、学業がおろそかになったり、体調を崩したりしないように十分気を付けてください。
バイトで疲れているはずなのに、「深夜バイト明けの時間が、一番勉強がはかどる」という声もよく聞きます。体調と相談しながら、深夜バイトで効率よく働きましょう!
2019年9月4日公開/2023年3月22日更新
※DOMONETで深夜のシゴトを探す⇒こちらをクリック