
山登りにサイクリング、ラフティング、サバゲー…… その他にも様々なアクティビティを行っている探検部。山登りなんかは大変そうだけど、見せて頂いた写真に写る笑顔はとても輝いていてthe青春!って感じ。今回は静岡大学探検部の部長・坪井竣哉さんと副部長・石野悠さんに、エキサイティングな探検の世界についてお伺いしました。
やりたいことにどんどん挑戦!
主に毎週木曜に部会を行い、土曜・日曜にアクティビティを楽しんでいます。活動内容は特に決まっていません。山登りやラフティング、サイクリング等、部会で自分のやりたいことを提案し、参加者を募って土曜・日曜に実行するという流れになっています。現在、静岡キャンパスの部員数は約90名。各々がやりたいことをやりたい時にするという自由なサークルで、皆和気あいあいと楽しく活動しています。(石野さん)
そうそう、でも1年生時の無人島合宿や静岡と浜松間を歩くシティートレックは入部したら必ずやることになっています。必修科目ですね!(坪井さん)
辛さの先にある喜び
部員の多くは、入部するまで山登りやサイクリングをしたことはありません。「面白そう」だからという理由で入部しています。かくいう自分も、大学生ならではの部活に入りたいという思いと、先輩が優しそうという理由で入部しました。(坪井さん)
山登りやシティートレック等では、序盤は楽しいですが、だんだんと体力的にも精神的にもつらくなってきますね。ですがそのたびに周りの先輩方や仲間たちが支えてくれる。やり遂げた時には大きな達成感を得ることが出来ます。もうやりたくないと思うこともありますが、1カ月たつともう一度あの達成感を味わいたくなります。(石野さん)
広がる自分の世界
探検部は部員数が多いので、その分多様な趣味や価値観を持った人たちと関わることが出来ます。中には1年休学して世界一周の旅に出た先輩なんかも。個性的な探検部員の仲間たちと活動や飲み会で一緒に過ごすのは楽しく、自分の視野が広がるのを感じます。山登りをしている最中に、経験豊富な先輩の話を聞くときには、自分の知らないことをたくさん知ることが出来ます。技術面でも教わることは多く、活動に参加するたびに知識や出来ることが増えていくので自信にもつながっています。(石野さん)
この仲間達で探検を!
自分がしたことのないことをする、未知の領域に入るというのが「探検」だと思っています。
自分のしたい「探検」がたとえ周りから馬鹿だなあと思われるようなことでもノッてきてくれるのが探検部の皆。(坪井さん)
時には仲間内で問題が起こることもありますが、そんな時は話し合いを重ねて乗り越えています。今は企画の提案者が固定されつつあるので、もっと色んな人が自分のやりたいことを提案して、皆で楽しめるようになればいいですね。時間的にも体力的にも余裕のある今だからこそ出来ることを、この探検部の皆でやりたいです。(石野さん)ちなみに今の自分の目標は、海外の砂漠へ行くことです!(坪井さん)
インタビューを終えて
探検って聞くと山奥や洞窟に入って大変なことも多そう……と思っていましたが、坪井さんや石野さんのお話や表情から、それ以上に仲間達とやり遂げた後の快感や楽しさが大きいことがひしひしと伝わってきました。家で本を読んだりゲームをしたりするのが好きな私ですが、それらをほっぽって大自然を感じてみたくなりました!
制作:静岡時代編集部