
毎日の家事にパートの仕事。休む暇もなく動き回っている方も多いのではないでしょうか。体力的に疲れることはもちろんのこと、やるべきことがたくさんありすぎると、それだけで心も疲れてしまいます。
疲れを癒す方法や、そもそも疲れを減らす工夫を考えてみましょう。
パート・家事で疲れる原因を日々家族と共有
パートでどんな仕事をしているか、どんな人がいるのか、大変なことやつらいこと等、日々話すようにしてみましょう。「パートだから楽だろう」などと思っている人は今どき少ないかもしれませんが、具体的に話を聞くことで、実際の大変さが想像できるようになります。
例えば「スーパーでレジの仕事をしている」では説明が不十分かもしれません。「レジの合間に在庫確認や掃除などで忙しく、休憩が30分しか取れない」などという詳しい仕事内容や、その日あった嬉しいこと・辛いことなど、毎日できるだけ詳しく話してみてください。
状況が分かっていれば、家族のいたわり方や協力体制も変わってくるかもしれません。
そして家事はなるべく分担を。「できるときに手伝ってもらう」ということではなく、「月・木のゴミ捨て、日曜の掃除機と夜ご飯、平日夜の洗い物はあなたの役目」などと、はっきりと分けたほうが責任の所在が明らかに。こうすることでやるべきことが減り、気持ちも楽になります。お互いによく話し合って、無理のない分担を決められるとよいですね。
パートに家事にと「カンペキ」は疲れる! 上手に手を抜いてやりくりを
週5日、会社で勤める夫とは違い、平日のパートに週7日の家事をしている妻は、休みがありません。意識的に自分で休みを取りながら、上手に手を抜ければベストです。たまには出来合いのお惣菜を買う、食洗器を買うというお金で解決できることは積極的に。また、「自分のことは自分でする」という癖を家族全員につけてもらうと大きく違ってきます。
子どもでも、やり方を教えれば洗濯やお掃除はできます。「この家は家族全員のもの。みんなで協力していこう」という考え方を教え、お母さんが一人で抱え込まないことも大切です。
やりがいがあれば疲れも半減? パートの環境を変えることも
自分が何にやりがいを感じるかと考える機会は意外と少ないもの。夕食時、家族と一緒に「何をしている時が一番やりがいを感じる?」「今一番大変なことはなに?」などと、話し合う機会を持ってみてはいかがでしょう。
やりがいのある仕事であれば、体が疲れていても気持ちで頑張れる、ということもあります。
今のパートでやりがいを感じていますか? 人間関係は良好でしょうか。
全てが完璧な職場というものはありませんが、もし我慢に我慢を重ねているようなことがあれば、上司に相談したり、改善が見られなければ職場を変えたりすることも検討してみてください。
パートの疲れをとるために自分なりのストレス解消法を知っておこう!
いつもは「なんとなく」行っているリラックス方法を、意識的に取り入れられるよう、何をすれば自分がリラックスできるのかを知っておきましょう。