
パートの応募時に気になってくるのが「年齢」です。ブランクがあると、特に心配になりますよね。パートの面接になかなか受からないという方は、不採用の理由を聞いてみるのもよいでしょう。親切な会社であれば、率直に理由を教えてくれるところもあります。
以下のようなことを念頭に、まずは自分にあったパート先にアプローチしてみてください。
パート募集時に年齢制限をすることは法律で禁止されている!
求人情報を見て応募した際、「年齢的に厳しいですね……」と言われることがあればそれは立派な法律違反! 法律では、年齢を理由に採用・不採用を決定してはいけないことになっています。
かといって、「法律で年齢制限はしていけないことになっていると思いますが……」と主張するのも、心象がよくないまま面接を受ける可能性もあり、あまり得策とは言えません。
「年齢のご心配もあるかと思いますが、接客業の経験からきっとお役に立てるのではと考えています。一度お目にかかる機会をいただけないでしょうか」と、まずは相手にとってのメリットを提示してみてください。
万が一ひどい対応を受けるようなことがあれば、労働基準監督署やハローワークに報告することも有用です。
参照:募集・採用における年齢制限禁止について – 厚生労働省
パート面接に受からないのは年齢制限がネックではないことも
パート面接に不合格になると、「やっぱり年齢のせいかしら……」と思うことがあるかもしれませんが、実は他に原因があるのかもしれません。以下のようなことに思い当たる節はないでしょうか?
年齢を超えてパートの採用を勝ち取る!
家事と両立しなければならない人は、パートで働ける時間の制限や、キャリアにブランクがある人もたくさんいます。不利な条件を克服して採用を勝ち取るには、過去の経験と自分のキャラクターが重要!
「経験がある」「一から十まで教えてなくてよい」ということは、なんといっても一番の強み。即戦力になることをアピールするために、これまでの経験をどう伝えればよいかと考えてみてください。
一方で、「経験が少なくとも人柄がよければ採用する」という職場も多々あります。
面接では明るさ、親しみやすさ、コミュニケーション力をいかにアピールできるかが勝負。会社の売上にどう貢献できるか、一緒に働く人をいかにサポートできるかということを自分の言葉でまとめてみてください。
最近では70歳を超えるパート採用も
高齢化に伴って、政府もシニア採用をする企業を様々な形で応援しています。パートとして、若手とシニアの間をつなぐ役割を担う人も増えてくるでしょう。社会の流れを常にチェックし、社会ニーズに合った役割をアピールするのも、採用への近道かもしれません。