
はじめてのバイト面接。何を聞かれるのか、どう答えればよいのかと、数日前からドキドキが止まらないという人も多いのではないでしょうか。
事前に準備や対策ができていれば、ある程度落ち着いて対応できます。
ステップごとの注意点を確認しつつ、面接当日の流れを覚えておきましょう!
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バイト面接に何を持って行けばいい?
履歴書、筆記用具は必ず持参してください。
また、いつから働けるかを聞かれたときにすぐ確認ができるよう、授業のスケジュールがわかる時間割や、スケジュール帳も持っておきましょう。
その他、印鑑や通帳など、応募先から指示があったものを忘れず持参してください。
念のため、学生証や免許証などの身分証があると安心です。
履歴書は封筒に入れ、シワにならないようにクリアファイルに入れておくとよいですね。
早すぎてもダメ! バイト面接は何分前に着くべきか?
結論から言うと、面接には5分前に担当者を呼び出すというのがベストなタイミング。
良かれと思ってかなり早く到着してしまう人もいるようですが、担当者は面接以外にもさまざまな仕事を抱えているので、早すぎると迷惑になる可能性があります。
遅刻は厳禁ですが、もし授業の延長や電車の遅延などで致し方なく遅れてしまう場合は、事前に遅れることを電話で連絡しましょう。
特に悪天候の際は交通機関の遅延も見越し、早めに出発するとよいですね。
受付で名前とバイトの面接に来たことを伝え、担当者の方を呼んでもらいましょう。
その時も笑顔を忘れず、ハキハキと大きな声で話すことを心がけてください。
面接がはじまったらまずは名前とお礼を伝えよう
面接室に入ったら履歴書を机の上に用意し、面接官が来るまで立って待ちましょう。
面接官がきて「どうぞおかけください」と言われたら、そこで初めて座ります。
「三島大学の神田花子です。今日は面接のお時間をいただき、ありがとうございます。」とまずは名前とお礼を述べましょう。
そのあとは面接官が順に質問をしてくれますから、自分なりのこたえを伝えます。
志望動機は必ず聞かれる質問です。
履歴書に書いた志望動機を中心に、少し詳しく話してみましょう。
注意点はだらだら話しすぎないこと。簡潔に要点を伝えられるように、志望動機は事前に考えておいてください。
なぜこのバイトを希望するのか、具体的なエピソードを交えて伝えられるとより意欲が伝わるはず。
たとえば、「よく客として来ていて、店員さんに憧れていました」など、その仕事がしたいと思ったポジティブな理由がよいですね!
次によく質問されるのは自分の長所・短所についてです。こちらも履歴書に書いた自己PRをふくらませて伝えられると一貫性が出ます。履歴書の自己PR欄に「長所:社交的である点」と書いたなら、「誰とでも話せること」や「人とコミュニケーションをとることが得意」などと伝え、具体的なエピソードを添えられればベスト。
「大学1年生の時に留学を経験したため、初対面の人ともコミュニケーションをとることが得意です。」のように、長所を裏付けるエピソードがあれば説得力があります。
また、勤務日数や時間などどれぐらい働けるかを聞かれることもあります。
大学の授業や勉強への影響を考えて、無理のない範囲で正直に答えてください。
無理をして「たくさんシフトに入れます」と伝えた結果、後々しんどくなり、辞めざるを得なくなるということにもなりかねません。
学生のバイト面接は普段着でいい? スーツで行くべき?
学生バイトの面接でも、オフィスワークや面接官などのお仕事によっては、スーツで行く方がよいこともありますが、居酒屋などの一般的な接客業などでは、清潔感があり、きちんとした印象であればスーツでなくてもOKです。
アパレルのバイトなどには当てはまらないですが、一般的には白シャツやカーディガン・セーター、コットンのパンツなど、シンプルかつ、カジュアルすぎない服装を心がけます。濃いメイクや短いスカート、派手な色の洋服は避けた方が無難でしょう。
髪の毛は男女共に前髪が目にかからない程度に。髪が長い場合はひとつにまとめておくなど、清潔感を大切にしてください。
バイト面接後はお礼メールを!
バイトの面接は、面接官が忙しい合間をぬって作ってくれた貴重な時間です。面接から帰ってきたら、すぐに感謝の意をメールで伝えましょう。メールをするタイミングは早ければ早いほうが良いですね。
面接は「誰でも緊張するもの」と腹をくくる!
相手が面接官とはいえ人と人との会話です。
リラックスして、会話を楽しむくらいのスタンスで臨めればよいですね。
面接官は履歴書に書かれてあることだけではなく、人柄などにも注目しています。
一生懸命働いてくれそうか、他のバイト達と上手くやっていけるだろうかなども考慮するでしょう。
力を入れすぎて硬くなりすぎずに、素直な自分を出しつつ、自分の良さを存分に発揮してください!
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イラスト:オオノマサフミ