バイト探しをする時は、条件や時給で選ぶことが多いと思いますが、バイトで経験したことや学んだことは、就職活動の自己PRでも役立ちますので、「自分に合う仕事」「将来役に立つ仕事」などと、目的をもって探してみるのもオススメです。
以下に「大学生におすすめのバイト」を10職種ご紹介しますので、自分にはどれが合うかと考えてみてください。
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1.未経験者可も多い、居酒屋やファミレスなどの「飲食店」バイト
居酒屋やファミレスなどの飲食店は、一般的に求人数が多い業界です。
そのため、エリアやさまざまな条件で絞ってもある程度の選択肢が確保できます。
また、一度経験を積めば「飲食店バイト経験あり」となり、新しいバイトも見つかりやすくなります。
仕事内容は、ホールであればお客様から注文を受け、調理担当者に伝えたり、食事を運んだり、空いた食器を下げたりするというものです。
「飲食系」のバイトで嬉しいのは何と言っても「まかない」ではないでしょうか。
「まかない」とは、働く人にバイト先から提供される食事のことで、無料や安価で食事をいただくことができます。プロのおいしい食事を食べられて、且つ食費も浮いて一石二鳥!
特に一人暮らしの大学生にとってはかなり重要なポイントですね。
ただし、必ずまかないがつくわけではありませんから、まかないの有無については求人情報やお店に直接確認してみましょう。
2.好きなショップで働ける「販売系」のバイト
販売のバイトでは、お客様とのコミュニケーションや商品の棚卸し、会計など、さまざまな仕事の経験を積むことができます。
販売職も業界によって異なりますので、自分にあった販売職を選んでください。
・ファッション好き大学生なら「アパレル」バイトで稼ぎながら節約!
ファッション好きな人なら、お気に入りのアパレルショップの販売バイトがオススメ。
服や雑貨など好きなファッションに囲まれて楽しいだけでなく、「スタッフ割引」を適用した価格で洋服が買えることもあるのだとか。
稼ぎながら洋服代が節約できるのは嬉しいですよね。
ただし、割引だからといって買いすぎないように注意も必要です!
・コンビニの店員
コンビニバイトでは、在庫管理や商品入れ替え、清掃や宅配便受付業務など、さまざまな仕事があります。
コンビニは24時間営業のためシフト時間が選びやすく、勉強に遊びにと忙しい大学生にピッタリ。
高校生は深夜バイトができませんが、大学生は22時以降にシフトに入ることも可能で、時給が1.25倍(22時~翌5時の深夜労働)になるため効率よく稼ぐことができます。
・スーパー・ドラッグストア・100円ショップなど
スーパーやドラッグストア、100円ショップの販売はコンビニと同様、会計のほかにも在庫管理や商品陳列、清掃などの仕事があります。
特に100円ショップは日々、さまざまな新商品が入荷されるので、100均好き・雑貨好きには楽しいバイトです。
・パン屋
パン屋のバイトは販売スタッフのほか、パンを作る製造スタッフの募集もあります。
また、店内にカフェスペースを備えているパン屋では、接客の仕事もあるかもしれません。
パン屋でバイトをすると余ったパンを持って帰ることができるお店もあるようです。
3.大学卒業後を見越すなら「サービス系」バイト
「サービス業」にはさまざまな仕事があります。
サービス業を経験することで日ごろは使わない敬語を使う機会が増え、目上の人とのコミュニケーション力が鍛えられます。
お客様からみると、社員もバイトもありませんから社員と同じ仕事ぶりが求められますが、そのぶん仕事に対する責任感も増し、就職活動にもよい影響がありそうです。
・結婚式場の配膳バイト
結婚式場の配膳バイトとは、披露宴で参列者に食事や飲み物を運んだり、空いた食器を下げたりするバイトです。
他人の披露宴とは言え、人生の特別な瞬間に立ち会えることは、他ではなかなかできない仕事でしょう。
配膳時のマナーやルールを覚えたり、たくさんの食器を一度に運んだりと、大変なこともありますが、その分、時給も少し高めに設定されています。
・ホテルレストランのバイト
ホテル内のレストランは、注文を伺ったり料理を運んだりと、通常のレストランと仕事内容は変わりません。
しかし、ファミレスや居酒屋に比べて、より高い接客マナーが求められたり、通常のレストランより外国人のお客様対応が多かったりするところもあります。
将来のためにきちんとしたマナーを身につけたい人や、ホテルでの勤務経験を積みたい人、語学力を生かしたい人などに、ホテルレストランの接客バイトはおすすめです。
4.「事務・デスクワーク」も就職に有利なバイト
電話の受付や事務作業などの「デスクワーク」バイトは、サービス業と同じく将来就職した時に役立ちます。
正確性が求められる事務作業などは、バイトとは言え、気を張る仕事です。
最近では「SNSの更新作業」「ネットショップの画像アップ作業」などと、身近に感じられるデスクワークも増えているようですので、これまで「事務は苦手……」と避けていた人も、一度チェックしてみてください。
5.未経験の大学生にもおすすめ! 「警備・清掃・土木・建築」バイト
人と話す機会が少ないのが特徴の「警備・清掃・土木・建築」のバイト。未経験でもOKという職場も多いので、初めてバイトをする人にはハードルが低く、チャレンジしやすいバイトかもしれません。
「コミュニケーション力をつけて人見知りを克服したい」という方は、あえてサービス業などにチャレンジするのも一つの手ではあります。
6.いろいろな場所に行くことができる 「配達」バイト
店舗の人や配達先のお客様とひとこと、ふたこと交わすことはありますが、警備や清掃バイトよりもさらにコミュニケーションが少ない「配達」のバイト。
迅速かつ丁寧に頼まれたものを運ぶという仕事で、自転車やスクーターなどで移動する時間が多いでしょう。
昔は配達バイトというとピザ屋ぐらいでしたが、最近はレストランやスーパーのデリバリーサービスなども台頭し、配達バイトの内容にも幅が出てきています。
7.大学生の知識を活かせるおすすめバイトは「教育系」
自分の知識をいかして子どもに勉強を教える「教育系」の仕事は、子どもの進学を左右する可能性もあり責任重大なバイトですが、その分、やりがいも感じやすいバイトです。
・家庭教師のバイト
家庭教師のバイトは、お客様と直接契約をする場合と、家庭教師派遣に登録し、会社から派遣される場合の2種類があります。
会社から派遣される場合、時給は直接契約より低くなりがちですが、トラブルなどは会社が対応してくれるというメリットがあります。
一方、生徒と直接契約の場合は自分の希望する時給を得やすいかもしれませんが、時給交渉やトラブル対応などもすべて自己責任で行わなければなりません。
いずれの場合も、家庭教師と生徒がお互いに都合のつく時間で調整するため、自分の空き時間を有効活用することができます。
なお、一般的には教師が生徒の自宅に出向きますが、教師宅に生徒が通うということも考えられます。
後者の場合は移動時間も節約できるため、より効率が良いと言えるでしょう。
・塾講師のバイト
塾講師のバイトには、個別指導と集団指導の2種類があります。
集団指導は教壇に立って複数名の生徒を対象に教えますので、教師を目指す人にとってはよい経験になるはずです。
個別指導は家庭教師と似ていますが、複数名の生徒が個々に勉強している場所で、各自の席を巡回して教えるタイプと、生徒と1対1でブースに入り、一人の生徒につきっきりで教えるタイプがあります。
夏期講習・冬期講習は集中してバイトに入ることになるため、家庭教師よりもまとまったバイト代を期待することができます。
8.金欠時にもおすすめ! 「引越し」バイトは大学生活と両立しやすい
「引越し」バイトは他のバイトと比べて時給が高い上に、日払い・週払いしてもらえることもあり、「今月お金がない!」というような時にも嬉しいバイトです。
春休み・夏休みなどの長期休暇にまとめてバイトに入れば、まとまったバイト代が期待できます。
9.大学の長期休暇におすすめの「単発」バイト
季節ごとのイベントやコンサートなど、空いている日にスケジュールがあえば働くことができ、忙しい大学生にぴったりの「単発」バイト。
安定した収入は得づらいものの、普段は学業に専念し、空いた時間だけ働くようにすれば、メリハリある学校生活を送ることができます。
10.「イベント・アミューズメント」バイトで大学生活を満喫!
「イベント、セミナー」会場の設営、誘導などのバイトは大学生が多く集まる職場。
ひとつのイベントに関わるバイトの人数も多く、出会いの可能性も高いようです。
大勢の人と関わることが苦手でなければ、楽しく働けるでしょう。
まとめ
バイト探しは自分の性格や興味を振り返るよい機会にもなりますから、「自分にはどんな仕事が合っているか」という視点で、バイト情報を検索してみるとよいですね。
2019年4月3日公開/2024年5月15日更新
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