
みなさんは毎年、年賀状を出していますか? 来年は平成最後の年。年末に書くのが恒例な方も、最近はSNSやアプリのメッセージのやり取りがメインで、なかなか年賀状を出していない方も、記念に素敵な年賀状を出してみませんか?今回は、今更聞けない、年賀状のことについてご紹介します。
日本の文化!『年賀状』
年賀状はいつから始まったものなのでしょうか? そもそもは日本独自の習慣で、新年を迎えると行なっていた「年始の挨拶回り(目上の人の所に出向き、お祝いのご挨拶をする習慣)」から、直接出向くことができない遠方の方々への挨拶代わりに、思いを込めて賀状を書いたというものです。
郵便制度が整った明治時代に、「はがきで年賀状を送る」という習慣が急速に広まったといわれています。平成の今でも残っている、貴重な文化なんですね。
最新! 年賀状の作り方
写真屋さんや郵便局でオーダーしたり、コンビニなどで販売されている絵柄付きの年賀状を利用する方もいると思いますが、最近では、スマホやパソコンなどを使って簡単にオリジナルの年賀状を作ることができます。
筆者もここ数年はスマホのアプリを使って、自分で撮影した写真を気に入ったデザインに加工し、手軽に作成しています。宛名を登録するとキレイな筆文字で印刷されたり、クリエイターがデザインしたオシャレなデザインを無料で使用出来たりと、色々選べてオシャレで便利。
今年一年の間に撮影したお気に入りの写真や干支のイラストを使って簡単に作成できるので、ちょっとこだわりたい方にオススメです。
いつまでに出すのがいいの?
正しい年賀状の投函時期を知っていますか? 12月15日~25日までにポストに投函すると、元旦に届くように配達されます。(ただし、離島などを除く。)それ以前に投函してしまうと、元旦より早く配達されてしまうことがあるので注意しましょう。
また、元旦から1月7日の松の内の期間内に投函出来るものは年賀状、それ以降は「寒中見舞いはがき」になります。年明けに投函する場合はご注意ください。
書くときに気を付けたいNGワードは「忌み言葉」といわれるもの。「去る」、「滅びる」、「絶える」、「衰える」、「破れる」、「失う」、「枯れる」、「倒れる」、「病む」などがあります。おめでたい場では避けなければならない言葉で、これらを年賀状に使うのはタブーとされているので注意。
また、「去年」の「去」は「別れる・離れる」といった意味があるため、「昨年」や「旧年」と言い換えるのがベターです。失礼がないように、マナーを守ってキレイな日本語を使いたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 今回は年賀状の作り方や出し方についてご紹介いたしました。意外と知らないマナーもあったと思いますがこれを押さえておけば間違いなし! 年の初めに届く年賀状は、日本ならではの伝統的なコミュニケーションツール。是非、近況報告などもしながら、友達や家族、大切な人たちと話すキッカケにしてみてくださいね。
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