
履歴書を書くとき、特に悩むのが「本人希望欄」「志望動機」「自由記入欄」などのフリースペースです。何を書こうかと悩んだ末に空欄で出す人もいますが、自分を知ってもらえるよい機会なのに、空欄で出すのはもったいない!印象の良い履歴書にするために、以下を参考にしてください。
空欄を避ける! 記入欄の少ない履歴書を選ぼう
履歴書の種類は大きく分けて4種類ありますので、自分に合ったものを選びましょう。
履歴書の空欄が埋められないと悩む場合は、記入欄が少なめのJIS規格を選ぶのが無難です。
最近では履歴書をインターネットからダウンロードできるものもありますので、上記4つのどれにあたるかを確認してから作成しましょう。
「保持資格」がなくても空欄にしない
資格を書く欄がある場合、取得しているものがなければ「特になし」と記入します。しかし、取得に向けて勉強中のものがあれば、空欄にするよりは「現在簿記3級勉強中」などと書いておく方が良いでしょう。また、取得が見込める資格があれば、「2019年1月取得予定」等と記入します。
実際に勉強をしているのであれば、「向上心のある人だな」という良い印象を与え、一種の自己アピールとなりますから、ぜひうまく活用してください。
「志望動機欄」が空欄だと減点対象になりやすい
志望動機欄は資格欄と違い、仕事に対する熱意が問われる部分。ここが空欄になっていると「やる気がない人」という悪い印象を与えてしまう可能性が高いので、必ずしっかり書くようにしてください。
その会社で働きたい理由はなんでしたか? なぜ多くの会社からそこを選んだのでしょう。改めて考えてみることで、自己分析にもつながります。
履歴書の「本人希望欄」「自由記入欄」は書くべきことがいっぱい!
本人希望欄も空欄にして出す方が多いようですが、ここは書けることがたくさんあります。
特にシフト勤務を採用している会社の場合、他の人との調整がありますから、「週にどれぐらい、何時間働くことができるか」という情報は会社にとって重要です。
自由記入欄なら自己紹介もOK!
「本人希望欄」や「自由記入欄」などは特に空欄になりがちですが、このスペースを利用して自分の性格などを伝えるのも一つの手。「人見知りせず、初対面の人と会うのが大好きな性格です。接客の仕事を楽しんで、会社に貢献したいと思います」などと、簡単な自己アピールの場として使いましょう。
特に書類選考がある場合、履歴書の果たす役割は重要です。自分のことを知ってもらえる良い機会ですから、丁寧に記載するようにしてください。
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