パートの面接はいつでも緊張するものですが、企業が面接でどんなことを聞きたいのかという意図を知っておくことで、緊張が緩和されしっかり答えられるようになるものです。パート面接でよく聞かれる質問と回答例を参考に、ご自身の回答を書き出してみてください。
面接質問1「これまでパートで経験された仕事を教えてください」
この質問では、「この人は何ができるのか」「どういう仕事に向いている人なのか」を確認したいという意図がみられます。
もし過去の経験と応募しようとしている仕事が同じような仕事なら「経験がある」ことを強みにできますが、未経験の場合は「未経験だけれどもこの仕事で力を発揮できる」ことを伝えたいところです。
面接質問2「勤務時間の希望や残業の可否を教えてください」
この質問の裏には、「どの程度シフトに入ることができるか」という目途を確認したいという意図があります。
面接に受かった後で、「やっぱり残業はできません」というのはフェアではありませんから、事実をきちんと伝えつつ、できるだけ柔軟に対応したいという意志をみせておければベストです。
面接質問3「ブランクが長いようですが不安などありますか?」
社会人としてのブランクがある場合、仕事としてプロ意識を持てるかどうかが企業にとっては気になるところ。
働いていない間もしっかり家庭を守ってきたこと、地域活動や学校などで活動に参加してきたことなど、自分がしてきたことを振り返り、仕事に役立つ側面をみつけて伝えるようにしてください。
面接質問4「これまでの多数のパート勤務を経験されているようですが、それぞれ短期間で辞められた理由を聞かせてください」
仕事を短期間で辞めてきた人は、「またすぐにやめてしまうのではないか」という不安を抱かせてしまいます。
結婚や引っ越しなど、不可抗力な理由があればそれをしっかり伝えてください。人間関係が原因で職を転々としてきたという人は、そのまま伝えると印象がよくありません。回答の仕方に注意が必要です。
面接質問5「あなたの強み、弱みはなんですか」
自分のことを客観的にとらえることは容易ではありません。今まで考えたことがないという人は、友達や家族に聞いてみるとよいでしょう。
できればその強み・弱みを仕事にからめてアピールできればより印象がよくなります。
面接質問6「なぜ当社に応募されたのですか。志望動機を教えてください」
当然ですが、企業は目的意識や意欲の高い人を採りたいと考えています。
単にパートでお小遣い稼ぎ、家計を助けたいという場合でも、さらに一歩踏み込んで「どうして数ある中からこのパートを選んだのか」と自問自答してみてください。お金以外の理由も何かしらあるはずです。
まとめ
マイナスのことを伝えなければならない時は、最後に必ずポジティブな意見や見通しを補足するとよいでしょう。経験がなければ人間性で、残業ができなければ積極性や効率のよさなどでカバーできることをアピールしてください。
全体を通じ、笑顔でフレンドリーな印象を大切に、相手に聞こえる声量に配慮してください。小さな声は消極的な印象を与え、一緒に働けるだろうかという不安につながってしまいます。質問の意図をくみ取って回答できれば、コミュニケーション力の高さもアピールできます。
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