
メールでバイト応募をする場合、何をどのように書けばよいか迷う人も多いでしょう。
採用担当は社員や店長かもしれませんし、一般的に目上の人であることが多いでしょう。
メール応募の場合、友達と同じような感覚で送ってはいけません。
採用担当者はメールの書き方一つで「相応の常識があるかどうか」をみています。簡単な文章でも構わないので、
・常識のある日本語で
・過不足なく情報を書く
ことを心がけましょう。では、バイトの応募メールを具体的にどう書けばよいか、順を追ってお伝えします。
あなたに合ったシゴトがみつかる!
求人をさがすメールで書くべき項目
1. 件名だけで要件が伝わるように配慮する
件名一つでも、「この人はデキる人かどうか」が判断されます。
【ホールスタッフ・バイト応募の件:自分の名前】としておけば、複数名から応募があったときにも件名だけで誰の応募か、どんな要件か一目で分かります。
応募者だけでなく社内・社外から多くのメールを受け取る相手にとって、親切です。
忙しい相手に手間をとらせない配慮が問われていることを知っておきましょう。
2. メールの書き出しはごくシンプルでOK
先方の名前を最初に書きますが、名前がわからない場合は「Aレストラン採用ご担当者様」とすればOKです。
「相手は忙しい人」という前提にたち、あいさつ文は長々書かずシンプルにしておきましょう。
「拝啓 時下ますますご盛栄のことと…」のような時候のあいさつは不要です。
3. メール応募で必ず書くべきこと
採用担当者が知りたいことは以下のような内容です。本文でも長々と文章を連ねずに、箇条書きにすると読みやすくなります。
4. 最後はシンプルなご挨拶と署名を
書き始めと同じく、最後もシンプルにまとめましょう。署名欄には住所を含め、連絡先を再度記載すると丁寧です。
実際のバイト応募メール文
では、実際にどのような文章が良いか例文を見てみましょう。
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求人をさがすメール文章書き方のポイント
1. 長文になりすぎないよう、箇条書きなどを使いながら見やすい文章を心がける
スマートフォンからメールで応募する人もいると思いますが、採用担当者はパソコンを使用しているケースが多いと想定できます。
パソコンで見た時に一文が長すぎないよう、適度な長さで改行してください。
2. 誤字脱字の確認
誤字脱字は、不合格の理由を自ら与えているようなもの。
ケアレスミスが多い人は仕事でもミスをしかねないと不安視されますので、必ず読み返して確認してください。余裕があれば、少し時間を置いてから再確認すると良いでしょう。
その際、さらっと読まずに、一文字一文字を追うように確認するとミスをみつけやすいです。
3. 同じ表現を連続して使っていないか
語尾をみると全部「~と思います」になっている人が多くいます。
同じ表現の繰り返しは幼稚な印象を与えるので避けたほうがよいでしょう。
4. 口語表現を使わない
友達相手に使うような口語表現が無意識に出てしまうかもしれません。
意識して十分注意しましょう。
口語表現が含まれていると、「この人は敬語が使えない」「一般常識が足りない」とみなされ、不合格になる要因となります。
5. ワードが使える人は、メールを送る前に一度ワードで文章を書いてみるのがおすすめ
ワードでは「校閲」という機能があり、これを使うと間違っている箇所を探してくれます。
送信前の確認ポイント
1. 送信先のメールアドレス、担当者名は間違っていませんか?
2. もう一度誤字脱字がないか確認しましょう。
目でチェックするとミスを見逃しがちですが、声に出して読んでみると間違いに気づきやすいものです。可能であれば、印刷をしてから確認するとより間違いを見つけやすくなります。
3. 自分の連絡先は間違っていませんか?
バイト応募先からメールがきたら
めでたく面接日時の連絡がきたら、すぐにお礼と日時確認のメールを送りましょう。
もし面接がだめだったとしても、連絡をいただいたことに対してお礼のメールを送っておくと好印象です。
またどのようなご縁でその職場と再会するかわかりませんから、いずれの場合でも丁寧な対応をしてください。
応募先から返信がこない場合
「●日以内に返信します」とある場合はその日数経過後、特にない場合は3日~1週間程度を目安に電話で確認してみると良いでしょう。応募者が多くて選考に時間がかかっている、担当者が忙しくて対応できていない、担当者が体調を崩してしまったなどの理由も考えられます。
また、自分のメールフォルダ内で迷惑メールに振り分けられていないかも念のため確認しましょう。
返信メールのポイント
1.面接可能な日時を聞かれた場合、なるべく多くの候補日と時間をあげましょう。
都合が悪い日のほうが少ない場合は、「12月24日以外は大丈夫です」と伝えるのもよい方法です。
2.メールの件名や前回のメール本文は削除せず、そのままにしてください。
多くの応募者がある場合件名で検索することがありますし、前回のやりとりをすぐに確認できるほうが便利です。
まとめ
バイトの応募メールを書くことはとても緊張するものですが、書き方さえわかっていれば恐れることはありません。一般常識を知る良いきっかけとして、正式なメールの書き方を覚えておいてください。
また最近は、DOMOのようにあらかじめ応募に必要な記入事項を設定した応募フォームでバイト応募ができる求人サイトが主流になっています。
応募フォームを利用すれば、伝えるべき内容を漏らさず採用担当者に伝えることができるので便利ですね。
ただ、応募フォームを利用する際も、誤字脱字がないように応募する前に必ず確認するようにしてください。
2018年9月12日公開/2022年10月31日更新
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