せっかく面接に合格してバイトをはじめても、なぜかいつも長続きしない……。そんなお悩みを抱えている人はいませんか?
なぜバイトが長続きしないのか、どうすれば続けられるのかを一緒に考えてみましょう!
原因1.バイト先までの通勤時間が長い
バイトに限りませんが、たどり着くまでに時間がかかり過ぎたり、いつもの行動エリア外にわざわざ行かなければならなかったりすると、「バイトに行くの、面倒だな……」と億劫になるのは当然です。
まずは「通いやすさ」を重視して、バイトを選んでみましょう。
家や学校の近くであればベストですし、途中下車するのであれば、もともと乗り換えで利用している駅の近くで働くなどし、通勤のハードルを下げましょう。
原因2.仕事内容が自分の性格に合っていない
バイト内容が自分の性格にあっているかどうかは、重要なポイントです。
知らない人と話すことが苦手な人が接客業につくと、苦労が多くなることは想像に難くありません。
もちろん、「苦手意識を克服したい」という目的をもって働くのであれば話は別ですが、まずは「この仕事内容は自分に合っているだろうか」と考えてみるとよいでしょう。
そのためにも、自分自身を良く知っておくことが大切です。
原因3.バイト代の使い道を考えていない/決めていない
学費を自分で払ったり、生活費をまかなったりするというようなことがない限り、「なんとなく、小遣い稼ぎでバイトをしている」という人も多いかもしれません。
例えば「免許をとるために30万貯めよう」
「パソコンの勉強をするために10万円お金をためてパソコンを買うぞ!」
などと、お金の使い道を決めていると、なんのためにバイトをしているのかがはっきりするので継続がしやすくなります。
もちろん、毎月稼いだバイト代で友達と遊ぶというのも楽しいですし、悪いわけではありませんが、何か使い道を決めておくというのもオススメです。
原因4.バイトをする目的が特にない
バイトに限りませんが、目的がないことを継続するのはしんどいものです。
逆に言うと、目的があれば、そこにむけて頑張ろうという気持ちがわいてくることでしょう。
お金を貯めることを目的にしてもよいのですが、「このバイトをあと2年続けて、留学の夢を実現しよう」などという長期的な目的や、「外国人のお客さんが多い職場でバイトをし、接客をしながら語学力を身につけよう」などと、明確なメリットを見出せると続けやすくなると言えます。
また、目的だけでなく、バイトを続ける「期限」を決めておくこともおすすめです。
原因5.バイト先の人間関係が悪い
バイトに限らず正社員でもそうですが、「人間関係の悩み」は常に退職理由のトップに入るほど、「どんな人と働くか」はとても重要なことです。
しかし、どんな職場にも、嫌な人・苦手な人は一人や二人、いるものです。
そういう人は他の人の悪口を言ったりすることも多いのですが、決して同調しないようにしましょう。
悪口が始まったら「トイレに行ってきます~」などといってその場を離れたり、ケンカ腰の対応をされても同じ調子で返さないようにしたりするなど、上手に距離をとることも大切です。
笑顔であいさつをすること、周りの人に感謝の気持ちを表すことなど、基本的なことを心がけ、良い人間関係を築きましょう。
原因6.バイトの悩みを相談できる人がいない
バイト先に悩みを打ち明けられるような人がいればよいのですが、バイトに慣れるまではなかなか難しいかもしれません。
結果、悩みがストレスになり、バイトを辞めてしまうというケースがよくあります。
「こういうパターンに陥りがちだ」という人は、友達と一緒にバイトを始めてみてはいかがでしょうか。
友達と一緒なら、楽しく一緒に通勤したり、悩みを打ち明け合ったり、励まし合ったりしながら、長く続けられるかもしれません。
原因7.職場の雰囲気がわるい
事務系の仕事だと難しいかもしれませんが、ショップやカフェ、ファーストフード店などであれば、そこで働く人の様子を見ることができます。
よく観察していると、社員のような人が心無い言葉でバイトスタッフを叱っていたり、バイト同士で愚痴を言いあっていたりする店もあります。
働いている人が笑顔かどうか、会話の内容が思いやりのあるものかどうかを、できる限り客観的にチェックするとよいでしょう。
「辞める」と決める前にまずは会社に相談を!
忙しすぎて体力が持たない、という場合はシフトを減らすことで改善できますし、「接客がつらくなってきた」という理由なら、バックヤードや洗い場など、別の仕事に変えてもらえるかもしれません。
状況が改善されればモチベーションも戻り、無理なく続けられることもあるでしょう。
辞めようと決断する前に、ダメ元でバイト先に相談してみてください。
意外とすんなり状況が改善され、また心新たにバイトを続けられるかもしれません!
まとめ
バイトと言っても立派な仕事。
楽しいばかりとはいきませんが、できる限りやりがいをもって、同じ職場でキャリアを積んでいけるに越したことはありません。
バイトでの経験が将来を左右するということもあり得ますから、自分が長続きする要因を見極め、かしこく選んでいきたいものです。
2018年8月29日公開/2023年9月30日更新
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