部屋にグリーンを置いてインテリアの雰囲気を上げたいけれど、植物を育てるのが苦手で、よく枯らしてしまう……。家にいる時間が不規則で、あまり手をかけられない……。という、まさにそれが悩みであった筆者が、実際に育ててみて、特におすすめの観葉植物を、今回は3つご紹介します。


手がかからない優秀さ『サボテン』



まさに手がかからないNo.1の『サボテン』。ほとんどのサボテンは寒さに強く暑さにも強いので、大変育てやすいのが魅力。比較的生長がゆっくりのため鉢替えをする間隔も広く、手間いらず。


そして、上手に育てられると何年かに一度花が咲くという、見ごたえもある可愛らしさがあります。育てるポイントは、湿度。サボテンは日当たりと風通しの良い場所が大好き。一貫して湿度の低い、雨の当たらない場所に置くことが重要です。


そして、夏場の日差しが強すぎるときは、カーテン越しなどで少しだけ遮光してあげると日焼けをおこさないので安心です。冬場の水やりも少なくて済み、初心者にオススメの観葉植物です。


種類が豊富でフォルムが可愛い『アイビー』



育てやすく種類も豊富な『アイビー(ヘデラ)』は小型の観葉植物の中では特に人気です。ツル性の植物で、星形の葉に白い斑の入っているものや、グレーやライトグリーンのマーブル模様の入ったものなど様々あり、見た目もとてもオシャレです。


生長が早く、屋外でも冬を越せるほど寒さに強いので、育てやすさはピカイチ。水耕栽培も可能なので、びんやコップなどに水差しして育てることも出来ますし、ある程度の耐陰性もあるので出窓のあるトイレや洗面所などに置いてインテリアにすることも出来ます。置く場所に困らないオールラウンダーです。


ボリューミーでアレンジも簡単『フィカス・プミラ』



100円ショップでも販売されている手軽な人気種『フィカス・プミラ』。細い茎からたくさんの丸くて小さな葉がついていて、緑の葉に白や黄色の斑の入っているものがあり、可愛い見た目が魅力。


ツル性の植物でボリューミーな見た目なので、寄せ植えのアクセントにしたり、壁や天井から垂らしたり、アレンジも簡単。また挿し木で簡単に増やすことも出来ます。日光をとても好むので、年間を通して日当たりのいい場所で育てるのがポイント。


しかし、夏場はサボテン同様、カーテン越しに少しだけ遮光するか、直射日光を避けた場所に置くと葉焼けを避けられます。乾燥した環境が苦手なので、水やりと日当たりを気にすれば、すくすく育ってくれますよ。


まとめ


いかがでしたでしょうか? 今回は、手に入れやすく自宅の小さなスペースでも育てやすいミニ観葉植物を3つご紹介しました。実際に育ててみて思ったことは、水やりと日光のバランスがとても重要ということ。植物によってそれぞれベストな量が違い、そこが初心者には難しいところですよね。


でも、いくつかポイントを押さえれば、意外と簡単かもしれません。是非、お部屋のグリーンとして迎えてみてください。


<ライター>

よっさん
美容師免許保有のアロマテラピーアドバイザー兼キャンドルアーティスト。動物占いはシルバーのペガサスです。日々、SNSを駆使して、ちょっぴり楽しいことを探しています。

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