静岡の大学生1人1人にスポットを当て、彼らの人生・学生生活を紹介する学生図鑑in静岡! 身近にいるのに意外と知らない、静岡の大学生の活動をご紹介します。


「努=つとめる」です。自他共に「努力の人」と思っています。「努力は裏切ら ない」「できないこともあるけれど、大抵なんでもできる」と思ってる。それを他人に強要しないけど、これが自分の生き方。理由なくサボったり、スケジュールが空いてるのは嫌い。予定がない日は、友達誘ったり、散歩したり、モノづくりしたり。クリエイティブ苦手だけど、デッサンとかお手本あるのは好き。理系なんです。読書好きなので、年100冊読んでます。月だと25、30冊とか。


小さい頃からの夢に日々邁進している山田さん。そんな彼女は自他共に認める「誰にも負けない努力家」でした。


教師になる!


常葉大学教育学部心理教育学科カウンセリング専攻4年の山田真未です。出身地は浜松市です。現在は一人暮らしをしています。浜松が好きなので多いときは週一で里帰りをし、毎年浜松まつりにも参加しています。


幼稚園の頃から教員になりたかったので、教育学部がある学校を探していました。中学生のとき臨床心理士の先生と出会ったことで、心理学にも興味がありました。常葉なら頑張れば両方勉強できると思い、入学を決めました。入ってわかったのですが、大変です(笑)。今は心理学・小学校一種免許・養護教諭一種免許の3つの勉強をしています。



浜松まつりの様子


心理学は科学


心理学は発達心理学と教育心理学の勉強をしています。「心理学は科学の一部」と一年生のときに習いました。科学みたいに「なんで?」とおもったら実験をするのです。科学と違い、対象が人間だから結果に個人差がありますが。


実験をすることで「なんで?」で終わらず、「この出来事は偶然ではなく必然だ。それにはこういう人間の心理が関わっている」と理由を説明することができる。もともと心理学は面白いと思っていましたが、こうやって説明できると知ったのは、学んでからですね。


教職は小学校の勉強。「小学校の先生は全教科の勉強ができないとね」とよく言われますが、私は勉強だけができればいいとは思いません。勉強の教え方、授業の構成、発達段階等を学んで、それに準じる段階を考えていくという勉強をして、そちらの方が大切だと思います。心理学と教職の勉強は通じるところがあります。


サークルは吹奏楽部、茶道部、ボランティア部、心理サークルに入っています。吹奏楽部は、中学生のときに吹奏楽をやっていたのと音楽が好きだから! 担当はパーカッション。他の楽器と違って、1人で1つや複数の楽器を担当するので、「自分がいるから曲中でこの音が出る」とわかりやすいので好きです。



吹奏楽部の様子


未来へ向かって


卒業後は、教職大学院への進学か講師を検討しています。教師になる道は、変わっていませんが、何かしらの形で教育には関わっていたいので。教職大学院は、各教科の勉強や実習へ行き学級経営を学んだりします。心理学と並行して勉強していたので、もっと突き詰めて勉強したいと思って。学ぶことで子ども達にとっていい先生になりたいです。


子どもへの教育的愛情は大きいですし、子どもも大好きです。だから「子どものお手本となって、子ども達にいい影響を与えられるような教師」になりたいです。あと浜松市が好きなので、浜松市で教員として働きたいです!


取材を終えて


記事には書いていませんが、山田さんの地元である浜松についてのお話もたっぷり伺いました。中田島砂丘、音楽のまち、そして浜松まつり。浜松まつりは乱暴な祭りと言われるほど、エネルギッシュなお祭りだそう。浜松まつりは有名ですが、内容までは知らなかったので、驚きました。また浜松はやらまいか精神で有名だそう。山田さんの夢へ向かうパワーにもやらまいか精神を感じました!


<取材・執筆>

太田初音(常葉大学3年※取材当時)
炭酸が苦手でしたが、最近はゴクゴク飲んでいます。よく飲むのは無糖系。たまにコーラを飲みます。

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