履歴書の「免許・資格」の欄は悩む方が多いようで、「大した資格はないんだけど……」「正しい書き方がわからなくて不安」というお悩みをよく聞きます。履歴書の「免許・資格」欄は自己PRできる重要な欄。正しい履歴書の「免許・資格」欄の書き方をお伝えしますので、参考にしてください。
「免許・資格」は資格だけではなく、「前向きに努力ができる人である」ということをアピールできる絶好のチャンス。「履歴書に書ける資格は3級以上」という説もありますが、アルバイトの面接で他に書く資格がないなら、3級以下の資格でも書いておくことをお勧めします。
また、ごく簡単な資格であっても貢献する可能性もありますから、迷わずすべて書くようにしてください。
「書きたい資格がありすぎて、履歴書の用紙が足りない!」という人は、応募先に関係する資格、上位の資格を選んで記載しましょう。例えば「実用英語技能検定4級」と「実用英語技能検定3級」を持っている場合は、3級のほうだけでよいでしょう。
また、「江戸文化歴史検定」など、趣味に近いような検定資格は「特技欄」に書くのが良い場合もありますので、内容によって書く欄を検討してください。
書くことがないからと言って事実とは異なることを書いてはいけません。何もない人は素直に「特になし」と記載しましょう。
しかし、資格がなくても書ける場合があります。例えば何か受験予定がある場合、「実用英語技能検定11月27日受験予定」などと書くのもお勧めですし、何か勉強を始めているものがあれば、「実用英語技能検定3級にむけて現在勉強中」などと書くのも一つの手です。ワード・エクセルが使える人は、資格ではありませんが「ワード・エクセル使用可能」などと書いておくのもよいでしょう。
最近はオンラインで無料学習できるサービスもありますから、面接を機に何か勉強を始めてみるのもよいですね。受講をはじめたら、「画像編集ソフト“フォトショップ”の使い方をオンライン講座で勉強中」
等と書きましょう。面接で「フォトショップが使えるようになったらチラシ作成などもできますか?」と聞かれるかもしれませんし、自ら「フォトショップが使えれば、チラシ作りやPOP作りにも役に立つかと考えています」とアピールすることもできます。
・年月を書き入れるフォーマットの場合、取得年月が古いものから書くのが一般的ですが、そうでない場合は関連性の高いものから書くとわかりやすい場合もあります。
・資格名は必ず「正式名称」で書きましょう。例えば「英検」と書きがちですが、正しくは「実用英語技能検定」。「正式名称を知っているかどうか」が重要なのではなく、「正式な書類である履歴書には正しく記載をする」という意識、一般常識があるかどうかが見られています。
以下は主な資格の正式名称です。
これから何か資格をとってみようかと考えている人は、どんな職種でも書きやすい以下の資格がオススメです。
・語学に関する資格
実用英語技能検定やTOEICなどは費用をそれほどかけずに取得できます。実用英語技能検定は「合格・不合格」がありますが、TOEICは「560点」などとスコアででますので、点数の良し悪しはあるものの、必ず履歴書に書ける資格なのでお勧めです。
また、留学経験などがあれば「その他特記すべき事項」に「2013年から半年間イギリスに留学。帰国後は国際交流イベントのお手伝いなどでいかしており、英語での接客も可能です」などとアピールするとよいでしょう。
・普通自動車第一種免許
普通自動車第一種免許はどんな仕事でも必要になる可能性が高い免許です。仕事のみならず生活にも必要なものなので、取得すると役立ちますね。しかし取得には時間もお金もかかりますので、「まずは原動機付自転車免許から」という方法もあるでしょう。
もちろん「普通自動車免許」や「大型自動車免許」を持っていれば原付も運転できますので、その場合、原動機付自転車免許の記載は不要です。
・パソコンに関する資格(MOSなど)
ワードやエクセルなどはシフト管理や報告書作成など、アルバイトでも使う機会が増えてきています。また、イラストレーターやフォトショップなどの画像加工ソフトは、店頭のPOPやチラシ作成で重宝されることがあります。「資格」ではありませんが、「その他特記すべき事項」などがあれば、使えるソフトやバージョンなど、詳細に書いておきましょう。
「イラストレーターバージョン●を使って、チラシ・イラスト作成が可能」というように、アルバイト先でどんなふうに役立つかがアピールできるとよいですね。就職するときにもアピールできますので、少しずつ勉強を進めてみてください。
履歴書の免許・資格欄は資格の有無はもちろん、「どれだけ自分に投資しているか」「学ぶ姿勢があるか」がみられています。まだ何も資格がない人も、これを機に興味があることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。その際は「特になし」と書かず、「●●に挑戦中です」と書いてみてください!
<こちらも合わせてチェック>
履歴書:「学歴・職歴」欄の書き方
履歴書:「志望動機」欄の書き方
履歴書:「趣味・特技」欄の書き方
履歴書:「本人希望」欄の書き方
履歴書:「自己PR」欄の書き方
① 履歴書に書くべき資格かどうか迷う場合は全部書く!
「免許・資格」は資格だけではなく、「前向きに努力ができる人である」ということをアピールできる絶好のチャンス。「履歴書に書ける資格は3級以上」という説もありますが、アルバイトの面接で他に書く資格がないなら、3級以下の資格でも書いておくことをお勧めします。
また、ごく簡単な資格であっても貢献する可能性もありますから、迷わずすべて書くようにしてください。
② 資格が多すぎて書ききれない場合は優先順位をつけて取捨選択
「書きたい資格がありすぎて、履歴書の用紙が足りない!」という人は、応募先に関係する資格、上位の資格を選んで記載しましょう。例えば「実用英語技能検定4級」と「実用英語技能検定3級」を持っている場合は、3級のほうだけでよいでしょう。
また、「江戸文化歴史検定」など、趣味に近いような検定資格は「特技欄」に書くのが良い場合もありますので、内容によって書く欄を検討してください。
③ 書く資格がない場合でも書けることがある!
書くことがないからと言って事実とは異なることを書いてはいけません。何もない人は素直に「特になし」と記載しましょう。
しかし、資格がなくても書ける場合があります。例えば何か受験予定がある場合、「実用英語技能検定11月27日受験予定」などと書くのもお勧めですし、何か勉強を始めているものがあれば、「実用英語技能検定3級にむけて現在勉強中」などと書くのも一つの手です。ワード・エクセルが使える人は、資格ではありませんが「ワード・エクセル使用可能」などと書いておくのもよいでしょう。
最近はオンラインで無料学習できるサービスもありますから、面接を機に何か勉強を始めてみるのもよいですね。受講をはじめたら、「画像編集ソフト“フォトショップ”の使い方をオンライン講座で勉強中」
等と書きましょう。面接で「フォトショップが使えるようになったらチラシ作成などもできますか?」と聞かれるかもしれませんし、自ら「フォトショップが使えれば、チラシ作りやPOP作りにも役に立つかと考えています」とアピールすることもできます。
④「免許・資格欄」書き方の注意点
・年月を書き入れるフォーマットの場合、取得年月が古いものから書くのが一般的ですが、そうでない場合は関連性の高いものから書くとわかりやすい場合もあります。
・資格名は必ず「正式名称」で書きましょう。例えば「英検」と書きがちですが、正しくは「実用英語技能検定」。「正式名称を知っているかどうか」が重要なのではなく、「正式な書類である履歴書には正しく記載をする」という意識、一般常識があるかどうかが見られています。
以下は主な資格の正式名称です。
⑤これからとるならこの資格!
これから何か資格をとってみようかと考えている人は、どんな職種でも書きやすい以下の資格がオススメです。
・語学に関する資格
実用英語技能検定やTOEICなどは費用をそれほどかけずに取得できます。実用英語技能検定は「合格・不合格」がありますが、TOEICは「560点」などとスコアででますので、点数の良し悪しはあるものの、必ず履歴書に書ける資格なのでお勧めです。
また、留学経験などがあれば「その他特記すべき事項」に「2013年から半年間イギリスに留学。帰国後は国際交流イベントのお手伝いなどでいかしており、英語での接客も可能です」などとアピールするとよいでしょう。
・普通自動車第一種免許
普通自動車第一種免許はどんな仕事でも必要になる可能性が高い免許です。仕事のみならず生活にも必要なものなので、取得すると役立ちますね。しかし取得には時間もお金もかかりますので、「まずは原動機付自転車免許から」という方法もあるでしょう。
もちろん「普通自動車免許」や「大型自動車免許」を持っていれば原付も運転できますので、その場合、原動機付自転車免許の記載は不要です。
・パソコンに関する資格(MOSなど)
ワードやエクセルなどはシフト管理や報告書作成など、アルバイトでも使う機会が増えてきています。また、イラストレーターやフォトショップなどの画像加工ソフトは、店頭のPOPやチラシ作成で重宝されることがあります。「資格」ではありませんが、「その他特記すべき事項」などがあれば、使えるソフトやバージョンなど、詳細に書いておきましょう。
「イラストレーターバージョン●を使って、チラシ・イラスト作成が可能」というように、アルバイト先でどんなふうに役立つかがアピールできるとよいですね。就職するときにもアピールできますので、少しずつ勉強を進めてみてください。
まとめ
履歴書の免許・資格欄は資格の有無はもちろん、「どれだけ自分に投資しているか」「学ぶ姿勢があるか」がみられています。まだ何も資格がない人も、これを機に興味があることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。その際は「特になし」と書かず、「●●に挑戦中です」と書いてみてください!
<こちらも合わせてチェック>
履歴書:「学歴・職歴」欄の書き方
履歴書:「志望動機」欄の書き方
履歴書:「趣味・特技」欄の書き方
履歴書:「本人希望」欄の書き方
履歴書:「自己PR」欄の書き方
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