
ドーモプラスが注目の男子を紹介する連載企画「レコメン図」。第10回は俳優として活動の幅を広げ、12月には出演中の「2.5次元ダンスライブ『ツキウタ。』ステージ」が第5幕を迎える「竹中 凌平(たけなか・りょうへい)」さんが登場! 後編では、影響を受けたというアーティストにまつわるエピソードや、意外なバイト経験についてお話をうかがいました。
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――では日々稽古をされている中で、何か面白いエピソードがあれば聞かせていただけますか。
いやー、最近かぁ。休憩中でもダンスの練習とかしちゃうので……。あ、でも。今はけっこうキックボードが流行ってますね、現場で。僕は持ってないんですけど。稽古場まではちょっと距離があったりするんで、そういう時にかなり便利だって言ってみんなが乗ってて。僕も買おうか、今すごい迷ってます(笑)。
――意外なものが流行ってるんですね(笑)。それから、趣味も息抜きになるかと思うんですが、竹中さんはけっこう多趣味だとうかがっていまして。映画・舞台・音楽の鑑賞と、読書もお好きだそうですが、空いた時間はどう過ごしていますか?
お笑い鑑賞にはまってますね。芸人さんだとバナナマンさんや和牛さんが好きで、よく見てます。あとはどんぐり兄弟さん、シソンヌさん、バカリズムさん、かもめんたるさん、Aマッソさん、他にも色々見ますね。
――メジャーな方からマニアックな方まで、けっこう見てらっしゃいますね(笑)。
そうなんですよ(笑)。寝る前に延々見ていて、そのまま寝落ちするのが一番の幸せです。
――楽しい気分のまま眠れそうですね。音楽もよく聴かれるとのことですが、どんな曲を聴くんですか?
もう解散されちゃいましたけど、andymoriさんがすごい好きでしたね。今でもたまに聴きますし。最近だとクリープハイプさんとか、きのこ帝国さん、銀杏BOYZさんあたりですかね。
――では音楽ジャンルで言うなら、邦楽ロックが多い感じなんでしょうか?
邦楽ロックが多いですけど色々聴きますよ。ヒップホップとかレゲエも聴きますし。ヴィジュアル系も聴いてましたし。
――洋楽もお好きだったりしますか?
洋楽は高校生の時にかなり聴いてましたね。僕、さっき「漠然と自分の感情を表現するお仕事に就きたかった」って言いましたけど、そのきっかけがテレビで観た尾崎豊さんのライブなんですよ。「感情をさらけ出すのって、本当にかっこいいんだな」と思って。それまではあんまり自分の感情を表に出さないように生きてきたので、それがすごく衝撃的だったんですよね。
で、尾崎さんが聴いていた曲にも興味が出てきて、例えばビリー・ジョエルを聴いてみたりとか、佐野元春さんを聴いてみたりとか。そこからどんどん洋楽ロックの方に派生していって、ニルヴァーナとかオアシスとか、レディオヘッドとかビートルズとか。マイ・ケミカル・ロマンスも好きでしたね。あと、ジョイ・ディヴィジョン。
僕には姉がいるんですけど、姉が音楽が好きで。姉自身も音楽をやってたっていうのもあるんですけど、その影響もかなり大きかったと思います。
あと音楽以外でいうと、浅野いにおさんや松本大洋さんの漫画を好きになったり、山田かまちさんの絵や詩を好きになったきっかけも姉でした。そこから派生して色んなものを好きになりましたね。
――尾崎豊さんのライブで衝撃を受けて、お姉さんの影響も受けながら、そこから遡って行った感じなんですね。
そうですね。渋谷クロスタワーのところに尾崎さんの記念碑があるんですけど、高校生の時に東京に来て、初めて行った場所がそこでしたからね。DVDも買いましたし。もうイントロ聴いただけでどの曲か分かるぐらいにはなってました。
――相当聴き込まれてますね。思い入れがある曲や、一番好きな曲はなんですか?
『シェリー』と『卒業』は落ち込んだ時に聴いたりしますね。あとは『Forget-me-not』『ダンスホール』も好きですし。その辺りは有名な曲ですけど、マイナーな曲だと『失くした1/2』とか『路上のルール』っていう曲とか特に好きでした。
――たくさん挙げていただいてありがとうございます。
押し付けてるわけじゃないですけど「良かったら僕はこういうのも好きですよ」ってことで、皆さんにも興味を持ってもらえたら嬉しいです。片寄ることなく、本当にいろんな曲を聴くんですよ。実際に明るいポップな曲も好きですし。
――ジャンル問わず、いいものはいい、ですよね。
そうです。やっぱり自分の好きな音楽を聴くのが一番ですね。
――では次に、今後はどんなお仕事に挑戦していきたいですか?
舞台ももちろん好きなので続けていきたいですし、映像のお仕事もやりたいです。あと、今年初めて朗読劇というもの(朗読劇『学園デスパネル』)をやらせてもらったんですけど、それもすごく楽しかったので、必要としていただけるなら声のお仕事もやりたいですね。総じて言うと、お芝居に関することはとにかくいろいろ挑戦していきたいですね。ジャンル問わずで。
まだ自分に合うものも全然分かってきてないですし、さまざまなことをやっていく中で、いろんな役を自分の中に落とし込んで演じていくうち、自分がどういうふうに変わっていくか。それが楽しみですね。
――竹中さんの今後の進化に期待ですね。それでは「DOMO」がアルバイト求人誌ということで、アルバイトについてもうかがいたいと思います。これまでに経験したことがあるアルバイトで、何かエピソードがあったら聞かせていただけますか?
これまでやったことがあるのは、焼肉屋さんと、バーと、あとは海苔屋さんですね。
――海苔屋さんでは、何をされていたんですか?
パソコンで数字を打ち込んだり、事務的なことをしてましたね。あとは、包装したりとか。もともとは派遣のバイトで“手巻き寿司のレクチャーをする”っていう仕事があった時に、たまたまそこに業者として来ていた海苔屋さんが僕のことを気に入ってくれて。それで「うちでちょっと働けば?」みたいな流れになって、バイトさせてもらってたんです。
――そんな縁もあるんですね、ちょっとびっくりです。焼肉屋さんではホール担当をされていた感じですか?
ホールをやってましたね。ランチもディナーもやって、 フルタイムで働いてました。一番長い時だと、 朝の9時半から夜の11時までとか。 もちろん休憩時間はありますけど。 従業員同士も仲がよかったんで、楽しくやれてた感じです。 役者仲間の人もいたりして、 終わってからいっしょにご飯もよく行ってましたね。あ、まかないで焼肉が食べられるのもポイント高かったです(笑)。
――バーはまた別の時期に働かれていたんでしょうか?
バーは読者モデルをやっていた時期ですね。カクテル作ったりしてました。
――それはすごいですね。今でもご自宅で作ったりされます?
いや、1人では一切お酒は飲まないんですよ。 誰かといる時だけですね。お酒というより、甘いものの方が好きなので、 家にいる時はそういうのばっかり食べてます。
――甘党なんですね。ではアルバイトの話に絡めて、バイト先でこんな胸キュンシチュエーションがあったら憧れるなっていうのがあったら、聞かせていただきたいんですが。妄想でも大丈夫です。
いいなと思うのは、僕より前からバイトをしている先輩がいて、それで偶然二人っきりになって仕事教えてもらうみたいな感じですね。いっしょに帰ったりとかもいいと思います。実際は全くなかったですけど(笑)。
――ちなみに、どんなタイプの女性が好きですか?
いっしょにいて、あんまり気を遣わない人がいいですね。落ち着くというか、楽というか。それで、感覚なんかもできたら似てる人がいいかなって思いますけど。自分にないものを持ってるっていうのも大事なんですけど、あまりにも自分とちがってたりすると、言い合いまでにはならないですけど、結局どっちかが折れなきゃいけないじゃないですか。相手が彼女なんだとしたら、いっしょにいる時間も長くなるし、そういうのって多分疲れちゃうと思うんですよ。だから、そういう部分では似てる人のほうがいいのかなって思ったりします。
でも、それって彼女に限ったことじゃなくて、社会の中で生活していったらほかの人との関係にも当てはまるのかなって。やっぱり友達でも長くいっしょにいる人って、そういうどこか似てる人が多かったりしますね。
――たしかにそうですね。空気感が似てる相手とは、そばにいて落ち着く気がします。
ですよね。落ち着く人や、気楽な人がいいです。でも「できたらそうだといいな」って感じなので、実際のところ理想のタイプみたいなものはないと言えばないです。しいて言うなら、というか。
――大人な意見、ありがとうございます。では最後に、今頑張っているDOMO読者の学生さんに向けて、応援メッセージをお願いします。
僕、小学6年生から高校2年生ぐらいまで、 ずっと卓球をやってたんです。自分で言うのも何なんですが、 県内でも強いほうだったりして。だから、 初めての夢はずっと卓球でメシ食えたらいいなって思ってましたね 。
でも、行った高校で卓球部の顧問がすぐ怒る方で、 最終的には怒られないために卓球を続けてた部分があって。 やってても楽しくなくなっちゃったんですよね。 自分に限界を感じたのもありますし。 それで卓球を辞めたんですけど、それまでの学生時代はずっと「 卓球でメシを食う」っていう夢があったので、 それがなくなって漠然としてる期間って、 何をしていいのか分からなかったですね。 まあそれなりに楽しいこともあったかもしれないんですけど、 本当の意味では楽しくなかったような気もしていて。
やっぱり夢とか目標があると活力になるので、 みなさんにも何か目標を見つけて頑張ってほしいなと思います。 少しでも何かに興味を持ったなら、 前に踏み出す勇気を大切にしてください。
甘党で、お笑いを見ながら寝落ちしてしまうというエピソードを披露したかと思えば、表現する仕事を目指したきっかけや、目標を持つことの大切さについて真摯に語ってくれたりと、さまざまな側面を見せてくれた竹中さん。「僕、マイペースなんですよ」と言う彼が、今後は舞台や映像でどんな姿を目撃させてくれるのか楽しみですね!
文:古原孝子
Photo:高村 勇一郎
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そのまま寝落ちするのが一番の幸せです。
――では日々稽古をされている中で、何か面白いエピソードがあれば聞かせていただけますか。
いやー、最近かぁ。休憩中でもダンスの練習とかしちゃうので……。あ、でも。今はけっこうキックボードが流行ってますね、現場で。僕は持ってないんですけど。稽古場まではちょっと距離があったりするんで、そういう時にかなり便利だって言ってみんなが乗ってて。僕も買おうか、今すごい迷ってます(笑)。
――意外なものが流行ってるんですね(笑)。それから、趣味も息抜きになるかと思うんですが、竹中さんはけっこう多趣味だとうかがっていまして。映画・舞台・音楽の鑑賞と、読書もお好きだそうですが、空いた時間はどう過ごしていますか?
お笑い鑑賞にはまってますね。芸人さんだとバナナマンさんや和牛さんが好きで、よく見てます。あとはどんぐり兄弟さん、シソンヌさん、バカリズムさん、かもめんたるさん、Aマッソさん、他にも色々見ますね。
――メジャーな方からマニアックな方まで、けっこう見てらっしゃいますね(笑)。
そうなんですよ(笑)。寝る前に延々見ていて、そのまま寝落ちするのが一番の幸せです。
本当にいろんな曲を聴くんですよ。
――楽しい気分のまま眠れそうですね。音楽もよく聴かれるとのことですが、どんな曲を聴くんですか?
もう解散されちゃいましたけど、andymoriさんがすごい好きでしたね。今でもたまに聴きますし。最近だとクリープハイプさんとか、きのこ帝国さん、銀杏BOYZさんあたりですかね。
――では音楽ジャンルで言うなら、邦楽ロックが多い感じなんでしょうか?
邦楽ロックが多いですけど色々聴きますよ。ヒップホップとかレゲエも聴きますし。ヴィジュアル系も聴いてましたし。
――洋楽もお好きだったりしますか?
洋楽は高校生の時にかなり聴いてましたね。僕、さっき「漠然と自分の感情を表現するお仕事に就きたかった」って言いましたけど、そのきっかけがテレビで観た尾崎豊さんのライブなんですよ。「感情をさらけ出すのって、本当にかっこいいんだな」と思って。それまではあんまり自分の感情を表に出さないように生きてきたので、それがすごく衝撃的だったんですよね。
で、尾崎さんが聴いていた曲にも興味が出てきて、例えばビリー・ジョエルを聴いてみたりとか、佐野元春さんを聴いてみたりとか。そこからどんどん洋楽ロックの方に派生していって、ニルヴァーナとかオアシスとか、レディオヘッドとかビートルズとか。マイ・ケミカル・ロマンスも好きでしたね。あと、ジョイ・ディヴィジョン。
僕には姉がいるんですけど、姉が音楽が好きで。姉自身も音楽をやってたっていうのもあるんですけど、その影響もかなり大きかったと思います。
あと音楽以外でいうと、浅野いにおさんや松本大洋さんの漫画を好きになったり、山田かまちさんの絵や詩を好きになったきっかけも姉でした。そこから派生して色んなものを好きになりましたね。
――尾崎豊さんのライブで衝撃を受けて、お姉さんの影響も受けながら、そこから遡って行った感じなんですね。
そうですね。渋谷クロスタワーのところに尾崎さんの記念碑があるんですけど、高校生の時に東京に来て、初めて行った場所がそこでしたからね。DVDも買いましたし。もうイントロ聴いただけでどの曲か分かるぐらいにはなってました。
――相当聴き込まれてますね。思い入れがある曲や、一番好きな曲はなんですか?
『シェリー』と『卒業』は落ち込んだ時に聴いたりしますね。あとは『Forget-me-not』『ダンスホール』も好きですし。その辺りは有名な曲ですけど、マイナーな曲だと『失くした1/2』とか『路上のルール』っていう曲とか特に好きでした。
――たくさん挙げていただいてありがとうございます。
押し付けてるわけじゃないですけど「良かったら僕はこういうのも好きですよ」ってことで、皆さんにも興味を持ってもらえたら嬉しいです。片寄ることなく、本当にいろんな曲を聴くんですよ。実際に明るいポップな曲も好きですし。
――ジャンル問わず、いいものはいい、ですよね。
そうです。やっぱり自分の好きな音楽を聴くのが一番ですね。
自分がどういうふうに変わっていくか楽しみ。
――では次に、今後はどんなお仕事に挑戦していきたいですか?
舞台ももちろん好きなので続けていきたいですし、映像のお仕事もやりたいです。あと、今年初めて朗読劇というもの(朗読劇『学園デスパネル』)をやらせてもらったんですけど、それもすごく楽しかったので、必要としていただけるなら声のお仕事もやりたいですね。総じて言うと、お芝居に関することはとにかくいろいろ挑戦していきたいですね。ジャンル問わずで。
まだ自分に合うものも全然分かってきてないですし、さまざまなことをやっていく中で、いろんな役を自分の中に落とし込んで演じていくうち、自分がどういうふうに変わっていくか。それが楽しみですね。
――竹中さんの今後の進化に期待ですね。それでは「DOMO」がアルバイト求人誌ということで、アルバイトについてもうかがいたいと思います。これまでに経験したことがあるアルバイトで、何かエピソードがあったら聞かせていただけますか?
これまでやったことがあるのは、焼肉屋さんと、バーと、あとは海苔屋さんですね。
――海苔屋さんでは、何をされていたんですか?
パソコンで数字を打ち込んだり、事務的なことをしてましたね。あとは、包装したりとか。もともとは派遣のバイトで“手巻き寿司のレクチャーをする”っていう仕事があった時に、たまたまそこに業者として来ていた海苔屋さんが僕のことを気に入ってくれて。それで「うちでちょっと働けば?」みたいな流れになって、バイトさせてもらってたんです。
――そんな縁もあるんですね、ちょっとびっくりです。焼肉屋さんではホール担当をされていた感じですか?
ホールをやってましたね。ランチもディナーもやって、 フルタイムで働いてました。一番長い時だと、 朝の9時半から夜の11時までとか。 もちろん休憩時間はありますけど。 従業員同士も仲がよかったんで、楽しくやれてた感じです。 役者仲間の人もいたりして、 終わってからいっしょにご飯もよく行ってましたね。あ、まかないで焼肉が食べられるのもポイント高かったです(笑)。
――バーはまた別の時期に働かれていたんでしょうか?
バーは読者モデルをやっていた時期ですね。カクテル作ったりしてました。
――それはすごいですね。今でもご自宅で作ったりされます?
いや、1人では一切お酒は飲まないんですよ。 誰かといる時だけですね。お酒というより、甘いものの方が好きなので、 家にいる時はそういうのばっかり食べてます。
似てる人のほうがいいのかなって思ったりします。
――甘党なんですね。ではアルバイトの話に絡めて、バイト先でこんな胸キュンシチュエーションがあったら憧れるなっていうのがあったら、聞かせていただきたいんですが。妄想でも大丈夫です。
いいなと思うのは、僕より前からバイトをしている先輩がいて、それで偶然二人っきりになって仕事教えてもらうみたいな感じですね。いっしょに帰ったりとかもいいと思います。実際は全くなかったですけど(笑)。
――ちなみに、どんなタイプの女性が好きですか?
いっしょにいて、あんまり気を遣わない人がいいですね。落ち着くというか、楽というか。それで、感覚なんかもできたら似てる人がいいかなって思いますけど。自分にないものを持ってるっていうのも大事なんですけど、あまりにも自分とちがってたりすると、言い合いまでにはならないですけど、結局どっちかが折れなきゃいけないじゃないですか。相手が彼女なんだとしたら、いっしょにいる時間も長くなるし、そういうのって多分疲れちゃうと思うんですよ。だから、そういう部分では似てる人のほうがいいのかなって思ったりします。
でも、それって彼女に限ったことじゃなくて、社会の中で生活していったらほかの人との関係にも当てはまるのかなって。やっぱり友達でも長くいっしょにいる人って、そういうどこか似てる人が多かったりしますね。
――たしかにそうですね。空気感が似てる相手とは、そばにいて落ち着く気がします。
ですよね。落ち着く人や、気楽な人がいいです。でも「できたらそうだといいな」って感じなので、実際のところ理想のタイプみたいなものはないと言えばないです。しいて言うなら、というか。
――大人な意見、ありがとうございます。では最後に、今頑張っているDOMO読者の学生さんに向けて、応援メッセージをお願いします。
僕、小学6年生から高校2年生ぐらいまで、 ずっと卓球をやってたんです。自分で言うのも何なんですが、 県内でも強いほうだったりして。だから、 初めての夢はずっと卓球でメシ食えたらいいなって思ってましたね 。
でも、行った高校で卓球部の顧問がすぐ怒る方で、 最終的には怒られないために卓球を続けてた部分があって。 やってても楽しくなくなっちゃったんですよね。 自分に限界を感じたのもありますし。 それで卓球を辞めたんですけど、それまでの学生時代はずっと「 卓球でメシを食う」っていう夢があったので、 それがなくなって漠然としてる期間って、 何をしていいのか分からなかったですね。 まあそれなりに楽しいこともあったかもしれないんですけど、 本当の意味では楽しくなかったような気もしていて。
やっぱり夢とか目標があると活力になるので、 みなさんにも何か目標を見つけて頑張ってほしいなと思います。 少しでも何かに興味を持ったなら、 前に踏み出す勇気を大切にしてください。
甘党で、お笑いを見ながら寝落ちしてしまうというエピソードを披露したかと思えば、表現する仕事を目指したきっかけや、目標を持つことの大切さについて真摯に語ってくれたりと、さまざまな側面を見せてくれた竹中さん。「僕、マイペースなんですよ」と言う彼が、今後は舞台や映像でどんな姿を目撃させてくれるのか楽しみですね!
文:古原孝子
Photo:高村 勇一郎