ドーモプラスが注目の男子を紹介する連載企画「レコメン図」。第9回はモデルとして活躍中、10月放映スタートのテレビドラマ『先に生まれただけの僕』に出演が決まるなど俳優としても活動の幅を広げている「笹森 裕貴(ささもり・ひろき)」さんが登場! 前編ではモデルの仕事を始めたきっかけや、仕事上で心がけていることについてもお話をうかがいました。
――ではまず、今の仕事を始められたきっかけについて聞かせてください。「第3回 関東ハイスクールミスターコン 2015(現:男子高生ミスターコン)」での優勝からこの世界に入ったということですが、このコンテストへ出場しようと思ったのはどういった理由からですか?
街を歩いていて、コンテストの関係者の方から「出てみないか?」って声を掛けていただいたんです。それがきっかけですね。
――では半ばスカウトのような感じだったんですね。優勝を狙うつもりで挑戦されたんですか?
いや、もともとあんまりグイグイ目立つのは実は好きじゃなくて。高校でもひっそりと数少ない友達と遊んでたんですよ。だけど、雑誌に載ってる読者モデルの人たちをよく見ていたりしたので「こういうふうに一度でも誌面に載れたら、ちょっと状況が変わるんじゃないか?」と思ったんです。
だから最初は、読者モデルになりたいというよりは、雑誌に載ってみたいっていう気持ちのほうが大きくて。何かいいきっかけがあったら挑戦してみようと思っていたところに、お話をいただいたので受けてみたんです。そうしたらたまたまグランプリを獲らせてもらって、雑誌に出られるようになったっていう感じです。
――初めて誌面に掲載された時はいかがでした?
いやもう痺れましたね、ほんとに。感動しました。一番最初の撮影の時にもう、巻頭ページというか一番大きな枠に載せていただいて。雑誌を開いたら、ページ全面に何ページにも渡って(自分が)いるみたいな。
ただ、やっぱり撮られることに慣れてなかったんですよね。それまで、そういう活動は何もやってなかったですし。普通にバイトしたりしてる高校生だったので、すごく緊張もしました。その後でサロンモデルとかもいろいろやらせていただいたんですけど、何というか……自分の撮られてる姿が気持ち悪くて。
――えっ。誌面に載ってるのを見てそう感じたんですか?
そうなんです。そこで「これはもっといろいろ改善しなきゃいかんな」って気付いて、いろんな先輩を見て学んだり、ポーズとかも試行錯誤したので、一番最初に誌面に載った写真と最近のを比べるともう別人なんですよ。やっぱり人から見られると変わるんだなっていうのをすごく実感しましたね。
――やっているうちに意識が高くなっていったと。
そうですね、もう超高くなりました。前は野球をずっとやってて、焼けすぎじゃないかってくらい日焼けして真っ黒だったんですよ。髪もかなり短かったですし。
――野球はいつ頃やってらしたんですか?
小学校から中学3年生までずっとやってました。高校も野球で進学するはずだったんですけど、怪我で中3の夏にあきらめて、普通科の高校へ進んだんです。それまでの9年間は毎日ずっと野球漬けでしたね。自分の肌が白いというか、地肌はそんなに黒くないんだなっていうのも、高校1年生の時に初めて気付きました。
野球をずっとやってたから、(それをやめてしまったら)何もなくなっちゃって。コンテストがあったのが高校2年生の最後だったんで、高校1・2年の頃は何もせずにバイトをたくさんして遊んでみたいな感じで過ごしてたんです。
そのうち「自分、何してんだろうな」って思うようになって。そんなことを考えながらテレビに出てる俳優さんを見てると「ああ、かっこいいな」とか思ったりするんですよ。それですぐに俳優を目指そうとまではならなかったんですけど、本屋に行って雑誌を眺めると「モデルさんがいて、サロンで撮影したりもするんだな」って分かったりして。で、そこに載っていたような街の美容室に通うようになって、今でもお客として行ってるんですけど。何回か通った後にコンテストで優勝して、そこからはモデルとしても行くようになりました。
今、すごくお世話になってる美容師さんがいるんですよ。まだ20代後半くらいなんですけど、自分のお店を原宿に出して、いろいろ試行錯誤しながらオーナーをされてて、とても尊敬できる方なんです。ご飯にもしょっちゅう連れてってくださって、この後も髪切り行こうと思ってるんですけど。週1くらいで行ってますね。
――週1とは、かなり通われてるんですね。
それくらい仲良くさせていただいてます。高校出たてで自分はまだまだ子どもだと思ってたんですけど、この仕事を始めてたくさんの人に出会って、良かれ悪かれいろんな人がいるなって感じたんです。その上で、その人は根が真面目で素直で、楽しんで仕事をしてるなっていうのを感じたんで「この人すげぇな」って思って。そういう“いい大人”の方との出会いに恵まれて、考え方が変わったなっていうのはありますね。
雑誌に出たりし始めた頃は、高校でも周りから「すごいじゃん!」って言われたりして天狗になりかけた時期もあったんですよ、正直。でも、もっと広く見渡してみると、テレビや舞台に出て第一線で活躍してる役者さんがいるわけで。そんな有名な方たちと比べるのもちがうのかもしれないですけど、ここで終わりたくないなって思って。前から俳優への憧れがあったこともあって、それで今は改めて仕事について向き合ってる最中な感じです。
――周りにいい方がいるからか、笹森さんも考え方が大人びている印象があります。
そうかもしれないです。まだ大した経験はしてないですけど、同年代のほかの子たちよりは色々な体験をさせてもらってると思うので、それはよかったなと思います。もし就職したりしてちがう仕事をすることになっても、その経験は生きていくんじゃないかと。
そういうのを思うと、今こういう考えに至るまでにずっと野球をやっていたことがすごく生きてるなって、しみじみ感じてますね。小学校の時の監督も、中学校の時の監督も、自分の中ですごく大きな存在で。中学校の時の監督はまだ若い人なんですけど、今は病気で植物状態になっちゃってて、僕がこういう仕事をしてることも報告できなくて知らないままなので、それが悲しい、悔しいっていう気持ちがあるんですけど。
厳しいチームで、僕はずっとキャプテンをやってたので、礼儀とか挨拶とかをそういう方から学べたんです。挨拶もろくにできなかったりするのは情けないと思うし、そういう人間としての大事なことや当たり前のことを、野球を通して身に付けられたのが大きかったなって思いますね。あの頃に監督の言ってたことが、今、20歳になって分かるようになってきた気がしてます。
――部活とかスポーツを通して得たものって、仕事をするようになってからも生きることっていろいろありますよね。
そうですね。とんでもなく厳しかったですし、泥だらけになりながら野球をやってて、高校でも続けていく気持ちでいたので、そこからの切り替えはちょっと大変でしたけど。次の目標が見つかったんで、今はよかったなって思います。
――では次に、モデルのお仕事についてうかがいたいと思います。『Samurai ELO』などファッション誌を中心に活躍されていますが、モデルをする上で心がけていることや大事にしていることはありますか?
見られる仕事なんで、日焼けはしないようにしてますね。特に顔は。日焼け止め塗ったりもしますし。あとは僕、肌が荒れやすいのでけっこう気を遣ってて。毎日青汁飲んでます。
――青汁! 意外な感じですね。
毎朝飲んでるんですけど、それがなかったら多分もう死んでます(笑)。野菜が全然食べられなくて、でも20歳になったんで、そろそろ食べられるようにもなりたいんですけど。
――その分を青汁で補給していると(笑)。何か運動をしたりもしますか?
はい。やっぱり今でも体を動かすのが好きなので、暇さえあれば地元の仲がいい友達とボウリングに行ったりとか、キャッチボールしたりとか。時間を見つけてランニングしたりもします。
――ストイックにジムでというよりは、友達とワイワイしながら体を動かす派なんですね。では、モデルとしてのお仕事には、撮影のほかにイベントへの出演もあるかと思いますが、その時のエピソードを聞かせてください。
そうですね、来てくれる方は高校生や20歳前後くらいの同世代の子たちや、そのご家族の方が多くて。僕も高校の時からこの仕事を始めたんですけど、その時から付いてきてくれる子たちにも高校生、大学生が多いですし。やっぱり会いに来てもらえるって嬉しいですよね。遠くからわざわざ来てくれる子もいて、すごくありがたいです。受験の時期には「第一希望のところに合格しました!」ってTwitterでリプライをくれたり、会いに来て直接伝えてくれたりするので、もう親心みたいなものを感じるというか。進路系の報告は聞いてて嬉しくなります。
だからってわけじゃないですけど、僕も香水付けていい匂いにしようとか、実は人の顔を覚えるのが少し苦手なんですけど、応援してくれてる人の顔だし頑張って覚えようって。失礼のないようにしたいなとはいつも思ってます。
――ファンの方もいろんな地域から来てくださるそうで、中には北海道など遠方からの方もいるとか。
そうなんですよ! 移動費もかかるし、高校生だったらバイトで貯めたお金で来てくれてるんだと思うので、本当にありがたいことだなって思いますね。そういう人たちに支えられてるから、こうしていられるんだと思いますし。
ただ、今は仕事と改めて向き合ってる中で、お芝居の勉強もしたりと活動内容も変わりつつあるので、きっと中には離れていってしまう人もいるんだと思うんです。その上でずっと会いに来てくれる方たちって、僕にとってはもうファンというか友達くらいの感覚な部分がありますね。同世代が多いのもあって。そうやって変わらず見ていてくれる人もいるので、また新たなことにも挑んでいきたいなって思います。
仲よしの美容師さんや、野球をしていた頃の監督など、周りにいる“いい大人”との出会いが自分の考え方を作ってくれたと語る笹森さん。野菜が苦手という意外な弱点も明かしてくれました。後編では俳優のお仕事や、趣味についてもうかがっていますのでお楽しみに!
文:古原孝子
Photo:くさかべまき
初めて誌面に載ったときは、痺れました。
――ではまず、今の仕事を始められたきっかけについて聞かせてください。「第3回 関東ハイスクールミスターコン 2015(現:男子高生ミスターコン)」での優勝からこの世界に入ったということですが、このコンテストへ出場しようと思ったのはどういった理由からですか?
街を歩いていて、コンテストの関係者の方から「出てみないか?」って声を掛けていただいたんです。それがきっかけですね。
――では半ばスカウトのような感じだったんですね。優勝を狙うつもりで挑戦されたんですか?
いや、もともとあんまりグイグイ目立つのは実は好きじゃなくて。高校でもひっそりと数少ない友達と遊んでたんですよ。だけど、雑誌に載ってる読者モデルの人たちをよく見ていたりしたので「こういうふうに一度でも誌面に載れたら、ちょっと状況が変わるんじゃないか?」と思ったんです。
だから最初は、読者モデルになりたいというよりは、雑誌に載ってみたいっていう気持ちのほうが大きくて。何かいいきっかけがあったら挑戦してみようと思っていたところに、お話をいただいたので受けてみたんです。そうしたらたまたまグランプリを獲らせてもらって、雑誌に出られるようになったっていう感じです。
――初めて誌面に掲載された時はいかがでした?
いやもう痺れましたね、ほんとに。感動しました。一番最初の撮影の時にもう、巻頭ページというか一番大きな枠に載せていただいて。雑誌を開いたら、ページ全面に何ページにも渡って(自分が)いるみたいな。
ただ、やっぱり撮られることに慣れてなかったんですよね。それまで、そういう活動は何もやってなかったですし。普通にバイトしたりしてる高校生だったので、すごく緊張もしました。その後でサロンモデルとかもいろいろやらせていただいたんですけど、何というか……自分の撮られてる姿が気持ち悪くて。
――えっ。誌面に載ってるのを見てそう感じたんですか?
そうなんです。そこで「これはもっといろいろ改善しなきゃいかんな」って気付いて、いろんな先輩を見て学んだり、ポーズとかも試行錯誤したので、一番最初に誌面に載った写真と最近のを比べるともう別人なんですよ。やっぱり人から見られると変わるんだなっていうのをすごく実感しましたね。
――やっているうちに意識が高くなっていったと。
そうですね、もう超高くなりました。前は野球をずっとやってて、焼けすぎじゃないかってくらい日焼けして真っ黒だったんですよ。髪もかなり短かったですし。
“いい大人”の方との出会いに恵まれて考え方が変わった。
――野球はいつ頃やってらしたんですか?
小学校から中学3年生までずっとやってました。高校も野球で進学するはずだったんですけど、怪我で中3の夏にあきらめて、普通科の高校へ進んだんです。それまでの9年間は毎日ずっと野球漬けでしたね。自分の肌が白いというか、地肌はそんなに黒くないんだなっていうのも、高校1年生の時に初めて気付きました。
野球をずっとやってたから、(それをやめてしまったら)何もなくなっちゃって。コンテストがあったのが高校2年生の最後だったんで、高校1・2年の頃は何もせずにバイトをたくさんして遊んでみたいな感じで過ごしてたんです。
そのうち「自分、何してんだろうな」って思うようになって。そんなことを考えながらテレビに出てる俳優さんを見てると「ああ、かっこいいな」とか思ったりするんですよ。それですぐに俳優を目指そうとまではならなかったんですけど、本屋に行って雑誌を眺めると「モデルさんがいて、サロンで撮影したりもするんだな」って分かったりして。で、そこに載っていたような街の美容室に通うようになって、今でもお客として行ってるんですけど。何回か通った後にコンテストで優勝して、そこからはモデルとしても行くようになりました。
今、すごくお世話になってる美容師さんがいるんですよ。まだ20代後半くらいなんですけど、自分のお店を原宿に出して、いろいろ試行錯誤しながらオーナーをされてて、とても尊敬できる方なんです。ご飯にもしょっちゅう連れてってくださって、この後も髪切り行こうと思ってるんですけど。週1くらいで行ってますね。
――週1とは、かなり通われてるんですね。
それくらい仲良くさせていただいてます。高校出たてで自分はまだまだ子どもだと思ってたんですけど、この仕事を始めてたくさんの人に出会って、良かれ悪かれいろんな人がいるなって感じたんです。その上で、その人は根が真面目で素直で、楽しんで仕事をしてるなっていうのを感じたんで「この人すげぇな」って思って。そういう“いい大人”の方との出会いに恵まれて、考え方が変わったなっていうのはありますね。
雑誌に出たりし始めた頃は、高校でも周りから「すごいじゃん!」って言われたりして天狗になりかけた時期もあったんですよ、正直。でも、もっと広く見渡してみると、テレビや舞台に出て第一線で活躍してる役者さんがいるわけで。そんな有名な方たちと比べるのもちがうのかもしれないですけど、ここで終わりたくないなって思って。前から俳優への憧れがあったこともあって、それで今は改めて仕事について向き合ってる最中な感じです。
――周りにいい方がいるからか、笹森さんも考え方が大人びている印象があります。
そうかもしれないです。まだ大した経験はしてないですけど、同年代のほかの子たちよりは色々な体験をさせてもらってると思うので、それはよかったなと思います。もし就職したりしてちがう仕事をすることになっても、その経験は生きていくんじゃないかと。
そういうのを思うと、今こういう考えに至るまでにずっと野球をやっていたことがすごく生きてるなって、しみじみ感じてますね。小学校の時の監督も、中学校の時の監督も、自分の中ですごく大きな存在で。中学校の時の監督はまだ若い人なんですけど、今は病気で植物状態になっちゃってて、僕がこういう仕事をしてることも報告できなくて知らないままなので、それが悲しい、悔しいっていう気持ちがあるんですけど。
厳しいチームで、僕はずっとキャプテンをやってたので、礼儀とか挨拶とかをそういう方から学べたんです。挨拶もろくにできなかったりするのは情けないと思うし、そういう人間としての大事なことや当たり前のことを、野球を通して身に付けられたのが大きかったなって思いますね。あの頃に監督の言ってたことが、今、20歳になって分かるようになってきた気がしてます。
――部活とかスポーツを通して得たものって、仕事をするようになってからも生きることっていろいろありますよね。
そうですね。とんでもなく厳しかったですし、泥だらけになりながら野球をやってて、高校でも続けていく気持ちでいたので、そこからの切り替えはちょっと大変でしたけど。次の目標が見つかったんで、今はよかったなって思います。
それがなかったら多分もう死んでます(笑)。
――では次に、モデルのお仕事についてうかがいたいと思います。『Samurai ELO』などファッション誌を中心に活躍されていますが、モデルをする上で心がけていることや大事にしていることはありますか?
見られる仕事なんで、日焼けはしないようにしてますね。特に顔は。日焼け止め塗ったりもしますし。あとは僕、肌が荒れやすいのでけっこう気を遣ってて。毎日青汁飲んでます。
――青汁! 意外な感じですね。
毎朝飲んでるんですけど、それがなかったら多分もう死んでます(笑)。野菜が全然食べられなくて、でも20歳になったんで、そろそろ食べられるようにもなりたいんですけど。
――その分を青汁で補給していると(笑)。何か運動をしたりもしますか?
はい。やっぱり今でも体を動かすのが好きなので、暇さえあれば地元の仲がいい友達とボウリングに行ったりとか、キャッチボールしたりとか。時間を見つけてランニングしたりもします。
進路系の報告は聞いてて嬉しくなります。
――ストイックにジムでというよりは、友達とワイワイしながら体を動かす派なんですね。では、モデルとしてのお仕事には、撮影のほかにイベントへの出演もあるかと思いますが、その時のエピソードを聞かせてください。
そうですね、来てくれる方は高校生や20歳前後くらいの同世代の子たちや、そのご家族の方が多くて。僕も高校の時からこの仕事を始めたんですけど、その時から付いてきてくれる子たちにも高校生、大学生が多いですし。やっぱり会いに来てもらえるって嬉しいですよね。遠くからわざわざ来てくれる子もいて、すごくありがたいです。受験の時期には「第一希望のところに合格しました!」ってTwitterでリプライをくれたり、会いに来て直接伝えてくれたりするので、もう親心みたいなものを感じるというか。進路系の報告は聞いてて嬉しくなります。
だからってわけじゃないですけど、僕も香水付けていい匂いにしようとか、実は人の顔を覚えるのが少し苦手なんですけど、応援してくれてる人の顔だし頑張って覚えようって。失礼のないようにしたいなとはいつも思ってます。
――ファンの方もいろんな地域から来てくださるそうで、中には北海道など遠方からの方もいるとか。
そうなんですよ! 移動費もかかるし、高校生だったらバイトで貯めたお金で来てくれてるんだと思うので、本当にありがたいことだなって思いますね。そういう人たちに支えられてるから、こうしていられるんだと思いますし。
ただ、今は仕事と改めて向き合ってる中で、お芝居の勉強もしたりと活動内容も変わりつつあるので、きっと中には離れていってしまう人もいるんだと思うんです。その上でずっと会いに来てくれる方たちって、僕にとってはもうファンというか友達くらいの感覚な部分がありますね。同世代が多いのもあって。そうやって変わらず見ていてくれる人もいるので、また新たなことにも挑んでいきたいなって思います。
仲よしの美容師さんや、野球をしていた頃の監督など、周りにいる“いい大人”との出会いが自分の考え方を作ってくれたと語る笹森さん。野菜が苦手という意外な弱点も明かしてくれました。後編では俳優のお仕事や、趣味についてもうかがっていますのでお楽しみに!
文:古原孝子
Photo:くさかべまき