ドーモプラスが注目の男子を紹介する連載企画「レコメン図」。第7回は俳優、モデルとして活躍中、9月の「『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』〜Judge of Knights~」、10月の舞台『K -MISSING KINGS』にも出演が決まっている「大崎 捺希(おおさき・なつき)」さんが登場! 後編ではオフの日の過ごし方や、今後の目標、アルバイト先でのエピソードについてお話しいただきました。
――これまでの舞台経験を通して、自分にとっての演技とはどういうものだという感覚でしょうか?
どうだろうな……私生活の一部みたいな感じですかね。役に入ってる時も、その台本のストーリーというか、時代の中で生きられるんで、私生活の延長線上みたいなものだと思ってます。
だからというか、普段でも役が出ちゃうことがあって。例えばご飯を食べたりする時に、カレーを食べててちょっと辛いヤツを入れすぎちゃったことがあったんですけど「この役だったら一気にかきこむよなぁ」とか思いながら食べて、後悔するっていう(笑)。
――それだけ入り込んでしまってると(笑)。そうやって自然と“この役だったらどうするか”というのを考えちゃうんですね。
やっぱりそういうのが舞台上でも出ると思いますし、お芝居してる時と役のことを考えてる時が一番楽しいんで。
――本当に楽しんでお芝居と向き合ってるんですね。ちなみに、オフの日などの息抜きには何をして過ごしていますか?
息抜きは、ギターを弾くか、あとはカレーを食べに行くか。カレーはもう僕のエネルギーですね。食べ歩きもしたりして、下北沢とか世田谷近辺、あとは赤坂も行きましたね。ぷらぷら歩いてて行き当たりばったりで見つけることが多いので、そこを脳内メモしておいて、友達を連れて行くみたいな。
――カレーは自分で作ったりもしますか?
しますよ。一人暮らしをしていて、作るとしたらカレーか麻婆豆腐か。ご飯にかける系の丼モノですね。ラクだし、日持ちもしますし。僕のばあちゃんが実家で作ってたのが、カレー、麻婆豆腐、シチュー……丼モノしかなかったんですよね(笑)。レパートリーがそれしかなかったので、僕もそれしか作ってないです。
――おばあちゃん直伝の丼モノなんですね。カレーはスパイスから作ったり?
いや、スパイスまではまだやらないですけど。友達から聞いた「コーヒーを入れると美味しい」とか、ほんの隠し味的なものを入れるのは試したりするんですけど。そんなに自分で作る時にはこだわらないですね。
――隠し味、いいですね。ギターも弾かれるとのことで、ご友人のライブに出たりもするとうかがいましたが。
そうなんです、まぁサポートギターではあるんですけど。バンドは高校からずっとやってたんで、楽しいです。これからもギターは続けていきたいですし、時間が合えばライブもやれたらなって思いますね。
――そのうち、ギターを弾く役のオファーが来たら面白いですね。ミュージシャン役とか似合いそうです。
もう、それをめちゃくちゃ待ち望んでるんですよ! 舞台の上で演奏したりっていうのも、超やってみたいです。ぜひぜひ、オファーをお待ちしております!(笑)
――それも含めつつ、今後はどんなお仕事に挑戦してみたいと思っていますか?
テレビだったり、映画だったりという映像系の仕事に挑戦していきたいですね。そこが僕の最終目標でもあるんですけど。
――連続テレビ小説『とと姉ちゃん』にも出演されていたということですが、将来的にはもっとそちらのお仕事を増やしていきたいということなんですね。
はい、全国に観てくれてる方がいますし。家族が熊本にいるので、やっぱり頑張っている姿を見せられるのはテレビや映画だと思うので。ずっと舞台をやって来たんですけど、家族はまだ僕がステージに立ってる姿を見たことがないんで、いつか見てもらいたいです。
――では次に。「DOMO」がアルバイトの求人誌ということで、アルバイト経験についてうかがいたいと思います。これまでにどんなアルバイトをされましたか?
居酒屋ですね。ホールのほうをやってました。
――その時のエピソードや思い出があったら聞かせてください。
東京に出て来てすぐ、赤坂で居酒屋のバイトをやったんですよ。お客さんはサラリーマンの方が多くて、女性が全然来なくて。おじさんばっかりだったんですけど、なぜかよくしてもらえたのを覚えてます。
1回あったのが、相手の人は僕が何してる人なのか分かってなかったと思うんですけど「いっしょに写真撮ってください」って……おじさんですよ? いきなり「写真撮ろうよ!」って言われて。「どういう流れなのコレ?」って戸惑いましたね(笑)。
――「カッコイイねー!」ってノリだったんでしょうか。すごいですね、若い女性からだけじゃなく、おじさまからの支持もあるという。
「イベント来てください」って言えばよかったかな(笑)。一番の思い出はまかないですかね。おいしかったんですよ……これが楽しみで行ってました。その居酒屋が焼き鳥専門店だったので、自分で焼きたいやつを焼いて、まかないで食べていいよみたいな。
自分で肉を選んで、焼いて、丼の白ご飯にキャベツのせて、その上に焼き鳥をめっちゃ盛り付けるんですけど、そこへタルタルソースをかけて食べるっていうのにはまってて。チキン南蛮もあったので、何かあるとそのタルタルソースをかけて食べてましたね。
――アレンジを楽しんでたんですね、おいしそうです。それにしても、赤坂でバイトするってちょっと渋いですよね?
たしかに渋いかもですね。友達がそこで働いてて「東京出て来たばっかりだから、いっしょにバイトしようよ」って誘われて始めたんですよ。
――実際のバイト先ではおじさまのお客さんばかりだったということですが、バイト先での憧れの胸キュンシチュエーションってありますか? お客さん相手でも、同僚の方とでもOKです。
インカムで告白するっていうのをやってみたいんですよね。もしくは僕が店長で、好きな後輩をインカムを使って「今から裏来れる?」って呼び出して、バックヤードでイチャイチャするっていう(笑)。
――店長権限を使うとは、ワルい店長ですね(笑)。
これは映画の『ピース オブ ケイク』で綾野 剛さんが相手の人を裏に呼んでたので、それのインカムバージョンみたいな。ふふふ。
――ちょっと大人な胸キュンシチュエーションをありがとうございます。「DOMO」の冊子は静岡や名古屋などで配布しているんですけども、そちらの方面には行かれたことはありますか?
名古屋はイベントで行ったことがありますよ。静岡には一度、1泊2日のバスツアーで温泉のほうへ行きましたね。でっかいショッピングモールでファンの方たちとお買い物をして、それから静岡のホテルに泊まって。
そのホテルがすごかったんですよ。窓の外が一面の海、オーシャンビューだったんです。朝起きた時も、パッとカーテンを開けたら日差しがすごく入ってきて「超気持ちいい!」ってなって、そのまま露天風呂に朝風呂しに行きました。
――では最後に、今、夢に向かって頑張っている学生のみなさんに応援メッセージをいただけますか?
僕が言えることじゃないかもしれないけど、今自分が一番に目指したい夢や目標があるならば、そこだけ見て突き進めばいいと思います。周りに笑われようと、たとえ「無理だろう」って言われたとしても、可能性を持ってるのは自分なので。自分を信じてやれば必ず、努力も期待も返ってくるんで、自分の意志を貫いてください!
カレー男子ぶりや、アルバイト先でのユニークなエピソードを披露してくれた大崎さん。私生活でも役柄が出てしまうというお話からは、役と向き合うことやお芝居そのものを、心から楽しんでいるんだなという印象を受けました。今後の活躍にも期待ですね!
取材・文:古原孝子
Photo:くさかべまき
お芝居してる時と役のことを考えてる時が一番楽しい
――これまでの舞台経験を通して、自分にとっての演技とはどういうものだという感覚でしょうか?
どうだろうな……私生活の一部みたいな感じですかね。役に入ってる時も、その台本のストーリーというか、時代の中で生きられるんで、私生活の延長線上みたいなものだと思ってます。
だからというか、普段でも役が出ちゃうことがあって。例えばご飯を食べたりする時に、カレーを食べててちょっと辛いヤツを入れすぎちゃったことがあったんですけど「この役だったら一気にかきこむよなぁ」とか思いながら食べて、後悔するっていう(笑)。
――それだけ入り込んでしまってると(笑)。そうやって自然と“この役だったらどうするか”というのを考えちゃうんですね。
やっぱりそういうのが舞台上でも出ると思いますし、お芝居してる時と役のことを考えてる時が一番楽しいんで。
カレーはもう僕のエネルギーですね。
――本当に楽しんでお芝居と向き合ってるんですね。ちなみに、オフの日などの息抜きには何をして過ごしていますか?
息抜きは、ギターを弾くか、あとはカレーを食べに行くか。カレーはもう僕のエネルギーですね。食べ歩きもしたりして、下北沢とか世田谷近辺、あとは赤坂も行きましたね。ぷらぷら歩いてて行き当たりばったりで見つけることが多いので、そこを脳内メモしておいて、友達を連れて行くみたいな。
――カレーは自分で作ったりもしますか?
しますよ。一人暮らしをしていて、作るとしたらカレーか麻婆豆腐か。ご飯にかける系の丼モノですね。ラクだし、日持ちもしますし。僕のばあちゃんが実家で作ってたのが、カレー、麻婆豆腐、シチュー……丼モノしかなかったんですよね(笑)。レパートリーがそれしかなかったので、僕もそれしか作ってないです。
――おばあちゃん直伝の丼モノなんですね。カレーはスパイスから作ったり?
いや、スパイスまではまだやらないですけど。友達から聞いた「コーヒーを入れると美味しい」とか、ほんの隠し味的なものを入れるのは試したりするんですけど。そんなに自分で作る時にはこだわらないですね。
テレビだったり、映画だったりという映像系の仕事に挑戦していきたい
――隠し味、いいですね。ギターも弾かれるとのことで、ご友人のライブに出たりもするとうかがいましたが。
そうなんです、まぁサポートギターではあるんですけど。バンドは高校からずっとやってたんで、楽しいです。これからもギターは続けていきたいですし、時間が合えばライブもやれたらなって思いますね。
――そのうち、ギターを弾く役のオファーが来たら面白いですね。ミュージシャン役とか似合いそうです。
もう、それをめちゃくちゃ待ち望んでるんですよ! 舞台の上で演奏したりっていうのも、超やってみたいです。ぜひぜひ、オファーをお待ちしております!(笑)
――それも含めつつ、今後はどんなお仕事に挑戦してみたいと思っていますか?
テレビだったり、映画だったりという映像系の仕事に挑戦していきたいですね。そこが僕の最終目標でもあるんですけど。
――連続テレビ小説『とと姉ちゃん』にも出演されていたということですが、将来的にはもっとそちらのお仕事を増やしていきたいということなんですね。
はい、全国に観てくれてる方がいますし。家族が熊本にいるので、やっぱり頑張っている姿を見せられるのはテレビや映画だと思うので。ずっと舞台をやって来たんですけど、家族はまだ僕がステージに立ってる姿を見たことがないんで、いつか見てもらいたいです。
一番の思い出はまかないです
――では次に。「DOMO」がアルバイトの求人誌ということで、アルバイト経験についてうかがいたいと思います。これまでにどんなアルバイトをされましたか?
居酒屋ですね。ホールのほうをやってました。
――その時のエピソードや思い出があったら聞かせてください。
東京に出て来てすぐ、赤坂で居酒屋のバイトをやったんですよ。お客さんはサラリーマンの方が多くて、女性が全然来なくて。おじさんばっかりだったんですけど、なぜかよくしてもらえたのを覚えてます。
1回あったのが、相手の人は僕が何してる人なのか分かってなかったと思うんですけど「いっしょに写真撮ってください」って……おじさんですよ? いきなり「写真撮ろうよ!」って言われて。「どういう流れなのコレ?」って戸惑いましたね(笑)。
――「カッコイイねー!」ってノリだったんでしょうか。すごいですね、若い女性からだけじゃなく、おじさまからの支持もあるという。
「イベント来てください」って言えばよかったかな(笑)。一番の思い出はまかないですかね。おいしかったんですよ……これが楽しみで行ってました。その居酒屋が焼き鳥専門店だったので、自分で焼きたいやつを焼いて、まかないで食べていいよみたいな。
自分で肉を選んで、焼いて、丼の白ご飯にキャベツのせて、その上に焼き鳥をめっちゃ盛り付けるんですけど、そこへタルタルソースをかけて食べるっていうのにはまってて。チキン南蛮もあったので、何かあるとそのタルタルソースをかけて食べてましたね。
――アレンジを楽しんでたんですね、おいしそうです。それにしても、赤坂でバイトするってちょっと渋いですよね?
たしかに渋いかもですね。友達がそこで働いてて「東京出て来たばっかりだから、いっしょにバイトしようよ」って誘われて始めたんですよ。
――実際のバイト先ではおじさまのお客さんばかりだったということですが、バイト先での憧れの胸キュンシチュエーションってありますか? お客さん相手でも、同僚の方とでもOKです。
インカムで告白するっていうのをやってみたいんですよね。もしくは僕が店長で、好きな後輩をインカムを使って「今から裏来れる?」って呼び出して、バックヤードでイチャイチャするっていう(笑)。
――店長権限を使うとは、ワルい店長ですね(笑)。
これは映画の『ピース オブ ケイク』で綾野 剛さんが相手の人を裏に呼んでたので、それのインカムバージョンみたいな。ふふふ。
――ちょっと大人な胸キュンシチュエーションをありがとうございます。「DOMO」の冊子は静岡や名古屋などで配布しているんですけども、そちらの方面には行かれたことはありますか?
名古屋はイベントで行ったことがありますよ。静岡には一度、1泊2日のバスツアーで温泉のほうへ行きましたね。でっかいショッピングモールでファンの方たちとお買い物をして、それから静岡のホテルに泊まって。
そのホテルがすごかったんですよ。窓の外が一面の海、オーシャンビューだったんです。朝起きた時も、パッとカーテンを開けたら日差しがすごく入ってきて「超気持ちいい!」ってなって、そのまま露天風呂に朝風呂しに行きました。
――では最後に、今、夢に向かって頑張っている学生のみなさんに応援メッセージをいただけますか?
僕が言えることじゃないかもしれないけど、今自分が一番に目指したい夢や目標があるならば、そこだけ見て突き進めばいいと思います。周りに笑われようと、たとえ「無理だろう」って言われたとしても、可能性を持ってるのは自分なので。自分を信じてやれば必ず、努力も期待も返ってくるんで、自分の意志を貫いてください!
カレー男子ぶりや、アルバイト先でのユニークなエピソードを披露してくれた大崎さん。私生活でも役柄が出てしまうというお話からは、役と向き合うことやお芝居そのものを、心から楽しんでいるんだなという印象を受けました。今後の活躍にも期待ですね!
取材・文:古原孝子
Photo:くさかべまき