ドーモプラスが注目の男子を紹介する連載企画「レコメン図」。第3回は、劇団番長ボーイズ☆の活動に加え、9月からは『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』〜Judge of Knights〜に出演も決定し、さまざまな舞台に活躍の場を広げている「野嵜 豊(のざき ゆたか)」さんが登場! 前編では、お仕事を始めたきっかけや最近のマイブームなどについてお話しいただきました。

普段はもうちょっとはっちゃけてます。



――まず初めに、この仕事を始めたきっかけを聞かせてください。

野嵜 豊(以下:野嵜):今の事務所の方に、声をかけてもらったのが始まりです。友達が原宿に髪を切りに行く時に、僕も付き添いでいっしょに行ったんですけど、その時に竹下通りで声をかけられて。もともとこういう活動に少し興味はあったんですが、いざ始めようとなると機会があまりなかったんです。だから、いいきっかけになりました。



――もし声をかけられることがなくても、自分から行動を起こしてました?

野嵜:いや、どうだろう……。そんなに簡単なものじゃないだろうと思っていたので、やっぱりなかなか動けなかったかも。その頃は美容師になりたいとも思っていて、中学・高校の頃は自分で髪をヘアアレンジしたりしていたので、もしかしたらそちらの道を頑張っていたかもしれません。周りにもそんな感じの子が多かったですし。

――中学生の頃から美容師になりたいと将来のことを考えていたんですね。この3月に高校を卒業されたばかりだそうですが、まだお若いのに落ち着いていますね。

野嵜:いや、あの、人見知りで(笑)。普段はもうちょっとはっちゃけてます。



自分じゃない自分になれる感覚がすごく魅力的です。



――そうなんですね(笑)。では、今されているお仕事についてうかがわせてください。最近では『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』〜Take your marks!〜、舞台「黒薔薇アリス」といった2.5次元系舞台でも活躍されていますよね。役者としての活動で魅力を感じるのはどんなところですか?

野嵜:舞台などでの演技では、自分じゃない自分になれる感覚がすごく魅力的です。それに、そういう自分の姿を、応援してくれている方や両親にも見せられるのはとても楽しいですね。



――“舞台では自分じゃない自分になれる”とのことですが、「あんさんぶるスターズ!」の伏見弓弦(ふしみゆづる)役では青い髪のウィッグをされていて、雰囲気ががらりと変わっていましたね。

野嵜:全然違いましたね。ウィッグを付けたのは初めてだったんですけど。青色でしかもあんな短髪になったことはなかったので、付けるたびに役になりきれる効果もあって。毎回毎回「お、きた!」って感覚になりましたね。

――役に入り込みやすくなるんですね。前髪がかなり短めの髪型でしたが、いかがでした?

野嵜:最初は違和感がありましたね。前髪は長い方が落ち着くので地毛ではいつも長めにしていて、ほとんど短髪にしたことがないんです。中学校の時に一度だけ、髪にワックスを付けてるのがバレて短くしたことはありましたけど。



役をどんどん追及していくのがすごく楽しみですね。



――役作りでは、現実とは違って振り切った設定の方がやりやすかったりしますか?

野嵜:まだそれほど舞台の経験がないので、そこはこれから分かっていくのかなと思うんですけど。2.5次元作品だと、原作のアニメがあったりするので役柄のイメージが結構固まっていて、それを意識した上で自分なりに演じるようにしています。そのキャラクターのファンの方の期待に応えたいとも思いますし、やっぱり難しさは感じますね。

――ちなみに、稽古中に楽しみにしていることってありますか?

野嵜:楽しみにしていること……何だろう。自分の表現を演出家さんに見てもらって、さらに指摘をいただいた上でまた役をどんどん追及していくのがすごく楽しみですね。



最近はまっているのがUFOキャッチャー。



――リフレッシュ方法や最近のマイブームなどがあったら教えていただけますか。

野嵜:リフレッシュ方法なのか分からないですけど、よく踊ったりしてます。汗をかく!僕、代謝がいいので、一人で鏡の前で踊りながら汗をかいてます。それですごくストレスが飛ぶ気はしますね。あとは、最近はまっているのがUFOキャッチャーで、ゲームセンターに行ってお菓子をたくさん取って、持って帰って友達に分けてあげてます。

――ぬいぐるみなどではなく、お菓子なんですね。

野嵜:ぬいぐるみはちょっと難しいんですよね。なかなか取れなくて。お菓子だと、こう、引っかけられる輪っかみたいなのがあるので、そこを狙います。前はそれも難しかったですけど、最近少し上達してコツが分かるようになってきたので、それが気持ちいいんですよ。

――いいストレス解消になってますね。

野嵜:はい、楽しいです(笑)。ぬいぐるみは全然取れないんですが、あの、“ぐでたま”ってありますよね。僕、あれがすごく好きで。そのちっちゃいやつをUFOキャッチャーでよく見かけるんですけど、それは見つけたら取るようにしてますね。集めてます。



自分の話をたくさんしてくれる人って、すごくいいなと思います。



――見た目でも性格でもいいんですが、どんなタイプの女性に惹かれますか?

野嵜:明るい人がいいですね。疲れて家に帰ると、ひとりでいる時にちょっとさみしいなと思ったりするので。どんどん話しかけてくれる人や、自分の話をたくさんしてくれる人って、すごくいいなと思います。

――「疲れてるからそっとしておいてくれ」ではなく、どんどん来てほしい?

野嵜:来てほしいです。



今の事務所の方に声をかけられたのがきっかけで活動を始めたという野嵜さん。普段はシャイな性格とのことですが、舞台上では普段とはまた違った魅力で、ますますこれからの俳優活動が楽しみですね。後編では、貴重なアルバイト経験についてお話しいただいているのでお楽しみに!

取材・文:古原孝子
Photo:くさかべまき

【プロフィール】
野嵜 豊(のざき ゆたか)
千葉県出身、1999年3月13日生まれ。
趣味、特技はダンス、ダンスや歌の動画を見ること。
『黒薔薇アリス』など、人気舞台に出演。
9月公開の舞台、『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』〜Judge of Knights〜にも出演が決定している。


【レコメン図 vol.3】野嵜 豊インタビュー(後編)
https://domonet.jp/plus/post?id=326

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