※画像はイメージです。

2017年がはじまって、受験勉強もラストスパート。夜中まで勉強しているとお腹が空いて、夜食を食べる人も多いのではないでしょうか？今回は、受験シーズンを乗り切るために、受験生にオススメの夜食メニューを５つご紹介します。

1．夜中に食べたくなる！「麺類メニュー」

勉強をしていると、脳を使うのでどうしてもお腹が空いてきてしまいます。
でも、「夜中に食べるのはちょっと…」と夜食を取るのを躊躇してしまいがちですが、お腹が空いたままだと、勉強に集中が出来なくなってしまいます。

そんなときには「消化に良いもので、小腹を満たす程度の量」を食べましょう。
オススメ夜食メニューの一つ目は「にゅうめん」です。温かいにゅうめんは、スープも一緒に食べることができて、体を温めてくれる優しい食べ物です。

このにゅうめんの具材として、大葉と梅干しを添えてサッパリとしたにゅうめんはいかがでしょうか。梅干しには、食あたりや食中毒を防ぐ殺菌効果だけではなく、疲労回復効果もあります。梅干しに含まれているクエン酸に、疲れの原因の乳酸の生成を抑えてくれる働きがあるのです。

ただ、にゅうめんには、麺を伸ばすときに大量の油が使われているので、料理の際にスープと麺を別茹ですると、カロリーも抑えられて胃に優しいにゅうめんになります。にゅうめんは、麺が細くあまり噛まないで飲み込みやすいので、よく噛んで食べることで消化しやすくなります。

2．心も体もほっと一息 「ホットココア」

夜中の勉強も中盤に差し掛かると、眠気との戦いになってきます。オススメ夜食メニューの2つ目は、「ホットココア」です。

ココアにはカフェインとテオブロミンが含まれています。ココアに含まれているカフェインは、コーヒーに比べるととても少ないので眠気対策としての作用は少ないですが、テオブロミンは眠気覚しに効果があり、適度な興奮作用と利尿作用があります。利尿作用によって、体の老廃物を体外に排出するデトックスになり、眠気覚しにつながります。

受験生には嬉しい作用が詰まったホットココアで一息つくのも大切な時間ではないでしょうか。

3．心が癒される 「具沢山のお味噌汁」

勉強もひと段落して少し疲れたときは、具沢山の暖かい味噌汁で、脳の疲れを取りましょう。味噌汁には、沢山の根野菜を入れると良いでしょう。

根野菜には、葉野菜に比べてビタミンCなど、多くの栄養がギュッと詰まっていて風邪予防に適しています。風邪をひくことのできない受験シーズンに積極的に摂取したいメニューですね。

4.お腹がペコペコ！！ガッツリ食べられる「鯖缶丼」

お腹が空いて、どうしても我慢ができない！！そんな時には鯖缶丼はいかがでしょうか？ご飯と鯖缶だけでも出来ますが、三つ葉もあると、彩や香り、栄養面にもより良いでしょう。

鯖には、DHAやビタミンB群が含まれています。DHAは、脳細胞を活性化させる働きがあり、ビタミンB群には、疲労回復効果があるとされています。そして、ご飯の香り付けの三つ葉には、食欲増進や消化促進、神経を鎮め、ストレスを解消する効果があります。

鯖缶を使うので、とても楽に作ることができ、受験生に嬉しい栄養素が含まれているので夜食でなくても食べたい一品です。

5.ダイエット中でも気にせず食べられる お腹に優しい「茶碗蒸し」

なめらかで食べやすい茶碗蒸しは、胃にも優しい夜食に適したメニューです。碗蒸しというと、卵液を濾したり、蒸し器で蒸したりと面倒なイメージがありますが、マグカップを使い、電子レンジでも簡単に作ることができます。

日によって中の具を変えることで、飽きずに食べることができ、低カロリーでダイエット中の方でも気にせず食べることができるメニューです。暖かく、消化にいい茶碗蒸しは、体を温めてリラックスした気分にさせてくれるのでちょっとした休憩時にいかがですか？

まとめ

受験勉強にピッタリの夜食メニューはいかがでしたでしょうか？夜食はできるだけ、寝る2〜3時間前までに食べておくと胃への負担が少ないです。受験は、自分の未来を決める大切な分岐点です。後悔のないように精一杯自分の力を出し切りましょう。

調理･撮影：本島真美