稼ぎたいのに時給が上がらない、シフトを入れたいのに入れられない時ダブルワークをして収入アップをはかろうとする人も少なからずいるのではないでしょうか。しかし、安易にダブルワークを始めてしまうと思わぬ事態に発展してしまう可能性があります。

アルバイトの場合、副業や掛け持ちが問題無い事の方が多いですが、社員の方からの印象が悪くなってしまったり立場が悪くなってしまったりすることも起こりうるでしょう。そこでダブルワークをするときに気をつけておきたい4つのポイントを紹介します。

メインのアルバイト先の規則をしっかり確認すること



アルバイトとはいえ、就業規則に副業禁止を設けている会社もあります。数時間という短い時間だとしても、副業に該当してしまうので事前に確認しないと取り返しの付かない事態になってしまうことがあります。

就業規則に副業や掛け持ちに関する記載がない場合でも何かあった時のために事前に職場の責任者と話し合ってから掛け持ちを始めることをオススメします。

本当に両立出来るかどうか慎重に判断しましょう



副業やWワークは想像以上に体力も精神力も消費します。午前中のバイトを終えて疲れたから午後のバイトは欠勤なんてことは出来ないですし、午前バイトが伸びたから午後のバイトに遅刻するなんてことも避けたい事態ですよね。

また、アルバイト先によっては急に残業依頼や通常より早く出勤して欲しいと依頼を受けることもあります。そういった観点も事前に確認して本当にWワーク出来るのかどうか判断しましょう。

稼ぎすぎには気をつけて!103万円の壁って?



無事Wワークをスタートできたとしても、気をつけなくてはいけないことがあります。「税金」についてです。アルバイトとはいえ年収が103万円を超えてしまうと所得税の申告が必要になります。

また、掛け持ち先の年収合計が103万円以上に達してしまった場合は、メインのアルバイト先に「扶養控除等申告書」を提出する必要があります。その上で、年間所得の正しい税金額を計算して「年末調整」をする必要があります。そのため、多くの人は年間所得が103万円を超えないように自分で調整して働いています。

稼ぎたくても体が資本!シフト調整には気をつけて!


掛け持ちを始めるとおそらく労働時間が増えることでしょう。しかし空いている時間に連続でシフトを詰め込み過ぎると、体力的にも精神的にも休む時間が減ってしまいます。

お金を稼ぐために働くことは必須ですがオーバーワークは体に毒です。更に頭にも体にも疲れがたまり結局どちらの仕事もしっかりこなせなくなってしまうでしょう。休める時間も組み込んで無理のないシフトを組むことが大切です。

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