皆さん映画を観ていますか?毎年たくさんの映画が世界中で作られ、映画館やテレビで放映されています。国を超えて広く親しまれている映画ですが、今回はそんな映画をより楽しめる5つの方法をご紹介します。

1.雰囲気や映像、音楽を楽しむ



映画はストーリーが優れていれば必ずしも面白いとは限りません、ストーリーだけなら小説でもいいわけです。カメラワーク、BGM…これらが物語を引き立てるのです。

ストーリーとともに楽しむのはもちろんですが、何度か観たことのある映画であればカメラワーク、または音楽、映像、どれかに焦点を当てて観てみるとなんとなく耳や目から入れていたものがまた違うように感じられ、思いもよらぬ発見があるかもしれません。おすすめしたい楽しみ方の一つです。

2.伏線を探しながら楽しむ



物語に必要不可欠なものである伏線。しかし作り手はその伏線を巧妙に隠し、物語の中にそっと散りばめているのでなんとなく眺めているだけだとなかなか気づくことはありません。

ただし「あ、あのときのこれはこういう意味だったんだ!」と物語の終盤に気づくことはあると思います。その瞬間をもっと楽しむ方法があります。単純に自分から伏線を探しながら映画を見ることです。どんな作品も数に差はあれど、必ず伏線はどこかに隠れています。

慣れないうちは何が伏線なのか分からないかもしれませんが、伏線を意識して数をこなしていくうちに自然とある程度分かるようになってきます。分かるようになってきて「ここは伏線だろう!」と思っていた部分があっていると、「やっぱりね!」と嬉しくなったり、逆に間違っていても「そうきたか!」と楽しむことができます。

3.監督や俳優で楽しむ



好きな俳優や監督を見つけるのもまた楽しみ方の一つです。「好きな俳優が出るから見に行こう」という方は割といるように感じますが、俳優を絞って幾つかの作品を観てみると、役柄による演技の幅に驚いたり、過去の作品を遡って成長を感じたりなどの楽しみ方ができるのではないかと思います。

それから「この作品好きだな」と思ったら、作品の監督をチェックしてみてください。その監督の手掛ける作品は自分の好きな傾向の作品が多いなんてことがよくあります。様々な監督を知ることで自分にあった面白い作品を見つけやすくなるのでおすすめです。

4.普段観ないジャンルで楽しむ



アクション、SF、恋愛、コメディ…多くのジャンルのある映画ですが、自分の見る映画をよく思い返してみるとなんだか偏ったジャンルのものばかり観ている気がしませんか?そのジャンルが好きなので、そればかり観るというのは当然といえば当然ではあるのですが、ここであえて自分が普段なら絶対観ないであろうジャンルに手を出してみてはいかがでしょうか。

「自分の好きなジャンルじゃないんだから面白いわけないじゃないか」と思うかもしれませんが、これから好きになるかもしれないジャンルや作品を探してみると思わぬ良作に出会えるかもしれません。そしてそれは自分の人生観をも変えてしまうかもしれません。

5.何も考えずに楽しむ



伏線?キャスト?そんなものは関係ない、考えるな感じろ。これも一つの楽しみ方です。なんの予定もない休日に、何も考えずに好きな作品をただぼーっと眺める…幸せですね。作業用のBGMとして流しておくのもいいかもしれません。

まとめ


今回は、映画を楽しく見る方法を5つご紹介しましたが、この他にも映画の楽しみ方はいくらでもあります。今回紹介したものはほんのアドバイスに過ぎず、結論づけてしまえば自分が楽しく映画を観ることができればどんな楽しみ方でもいいのです。映画好きの方も、そうでない方も自分なりの楽しい映画の見方をぜひ見つけてください。

<ライター>

しろめし
漫画やイラストを描いています。漫画、映画、音楽、アニメ、ゲームが日々の活力です。あとは周りに引かれるレベルで白飯が好きです、カレーライスよりライスカレー。よろしくお願いします。

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