ニートとは、「15~34歳の若者で、仕事に就かず、家事も通学もしていない人」のことをいいます。(厚生労働省の定義より)


こうした人のなかには、「バイトを始めてニートから脱出したいけれど、応募や面接が怖い」という人もいるのではないでしょうか。


こうした怖さを克服し行動を起こすには、怖さの原因と対処法を知っておくことが大切です。

安心してバイトに応募できるように、本記事ではこれらの点について解説していきます。


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ニートがバイトの応募で感じる「怖い」の正体は?


まずは、ニートがバイトの応募を「怖い」と感じてしまう理由を見ていきましょう。


漠然とした怖さの正体を把握しておくと、対策を立てやすくなります。

怖いと感じる理由は複数あるので、どれが自分に近いのか考えながら読んでみてください。


・書類選考や面接に落とされて傷つきそうで怖い

一定期間働いていなかったため、バイトに応募しても落ちてしまうのではないか不安を感じる人は多いです。

これが、ニートがバイトの応募を怖いと感じる理由の1つです。


バイトに落ちると自分自身を否定されたような気持ちになり、傷つく人もいます。

また、「バイトに落ちた」ことで落ち込み、「やはりニートから抜け出せないのでは」という不安感が強くなることもあります。


こうした点から、バイトに落ちることを恐れて応募を怖いと感じるケースがあるのです。


・面接でニートだった理由を聞かれそうで怖い

バイトの面接で「なぜこれまでニートだったのか」と聞かれ、ニートだった理由を深掘りされるのではないかと不安に感じる人もいます。

「ニートだった理由をどう説明したら良いか分からず、答えに詰まってしまいそうで怖い」と思ってしまうのです。


ほかにも、「ニート経験のない面接官に自分の経験や思いを理解してもらえるのか」、「ニートだった理由に納得してもらえず、落とされるのではないか」という不安からバイトの応募を怖いと感じる人もいます。


・バイトに受かっても、ちゃんと働けるかわからなくて怖い

採用後、一人前に働けるか分からないから応募するのが怖いと感じる人もいます。


しばらく働いていなかったため、仕事内容を覚えられるか、周りのスタッフやお客さんに迷惑をかけずに働けるかといった点に不安を感じるのです。


バイトに受かってもうまく働けなくて落ち込む自分を想像してしまうことや、「周りに迷惑をかけてはいけない」という責任感が、怖さにつながってしまいます。


・バイト先の人とうまく関われるか不安

バイト先の人とうまく関われるか分からないから、バイトの応募が怖いというパターンもあります。


一定の期間仕事上の人間関係を経験してこなかったため、どのようにバイト先の人と関われば良いのか分からない、きちんと仕事を教えてもらえるのか不安という人は多いものです。


また、ニートに対する一方的なイメージから、色眼鏡で見られて仕事ができないと決めつけられるのではないかといった怖さを感じる人もいます。


ニートがバイトの応募で「怖い」と感じたときの対処法


ニートがバイトの応募を怖いと感じる理由がわかったら、具体的な対処法を考えていきましょう。


これにより、バイトの応募に対する怖さを和らげられます。

それほど難しくない対処法もあるので、実践していけると良いでしょう。


・ニートでなくてもバイトに落ちることはあると知る

バイトに落ちることが怖いと感じているなら、「ニートでなくてもバイトに落ちることは普通にある」ということを知っておきましょう。


バイトの選考では、「バイト先の雰囲気と合わない」、「入れるシフトが合わない」などの理由で誰しも落ちてしまうことがあります。


単にバイト先との相性で落ちることも多いため、もしバイトに落ちても自分自身を否定されたように思う必要はありません。

ニートの場合は「きちんと働けそうか」という点をしっかり見られる傾向にあるので、後ほどこの点に関する面接対策を解説します。


・ニート期間に関する質問の答えを考えておく

バイトの面接では「なぜニートだったのか」、「ニート期間中に何をしていたのか」などの質問をされることもありますが、事前に回答を考えておけば安心です。


この際、答えたくない内容をあえて言う必要はありません。差し支えない範囲で偽りのない回答をしましょう。


例えばニート期間中に何をしていたかについては、「資格の取得を目指して家で勉強していた」と言うと面接官に納得してもらいやすいです。

「趣味を通して人生について考えたり、経験値を広げたりしていた」という内容もおすすめです。


・初心者歓迎やブランクOKのバイトを探す

ちゃんと一人前に働けるか不安という場合は、「初心者歓迎」や「ブランクOK」のバイトを探してみましょう。


初心者歓迎や数年のブランクがあっても歓迎される職場なら、新人に対する教育体制が整っていることが多いです。

また、バイト先のスタッフたちも新人のフォローに慣れていると考えられます。


新人バイトに求められるレベルもそれほど高くないことがほとんどなので、「仕事に慣れるためのリハビリ」と考えて応募しやすいでしょう。


・単発バイトや在宅バイトから少しずつ始めてみる

バイトに応募するのが怖い場合、単発バイトや在宅バイトから少しずつ始めてみましょう。


例えば単発バイトなら、もしうまく働けなかったりバイト先の人と良い関係を築けなかったりしても、短期で終了するため気が楽です。

また、データ入力のような在宅バイトなら、1人で黙々と仕事ができるので周りのことを気にせず働きやすいです。


そうして少しずつ経験を積んでできることを増やしたり、自信をつけたりすれば、他のバイトにも挑戦しやすくなります。


・ニートであることをネガティブに捉えない

自分自身がニートであることをネガティブに捉えてしまうことは多いですが、その必要はありません。

特に今は多様性が重視される時代で、「さまざまな個性・経験のある人が集まることで職場に良い影響が生まれる」という考えが広がっています。


また、ニートなどの属性を理由に相手を色眼鏡で見るのではなく、きちんとその人の内面やポテンシャルを見るべきという風潮も強くなっています。


よって、ニートという表面的な属性を気にしすぎず、自分の内面を見てもらう気持ちでバイトに応募してみましょう。


対策をすれば面接も怖くない!ニートがバイトの面接で意識したいこと


ニートがバイトの面接を受ける場合、これまで一定期間働いていなかったため、「きちんと働けるのか」といった点が重視されやすいです。


この点についてバイト先に安心感を持ってもらうための対策を3つ紹介します。


・明るく清潔感のある身だしなみをする

バイトの面接に行く際は、明るく清潔感のある身だしなみをしましょう。


バイト先によりますが、面接では必ずしもスーツを着る必要はありません。

しかし、髪はすっきりまとめて明るい印象を作る、服のしわや汚れはきちんと落としておくなど清潔感のある身だしなみを意識することは大切です。


「ニートを脱して本気で働きたいと思っている」という気持ちや、「ニートだったけれどTPOなどの社会常識はわかっている」という点のアピールにもなります。


・ハキハキと受け答えする

バイトの面接では緊張したり自信がなくなったりするかもしれませんが、それでもハキハキ受け答えすることは大切です。


自信がなさそうに小さな声で受け答えしていると、「バイトを始めてからもコミュニケーショが難しいのかも」と思われるおそれがあります。

接客業の場合は「接客できそうにない」と判断される可能性もあります。


相手に聞き取ってもらいやすい声の大きさ・速さで、笑顔も交えながら話すことを意識してみましょう。


・長く働く意欲をアピールする

ニートの人が面接を受ける場合は、長く働く意欲をアピールすることも重要です。


ニートの場合、自由なライフスタイルを送ってきたイメージや働くことに慣れていないイメージから、「そのうち出勤してこなくなるのではないか」、「大変なことがあるとすぐに辞めてしまうのではないか」という点を心配されることもあります。


だからこそ、長く働く意欲を意識的にアピールし、面接官に安心感を持ってもらうことが重要なのです。


まとめ


ニートがバイトの応募を怖いと思う背景には、「応募しても落ちてしまうのではないか」、「ニート期間について深く突っ込まれるのではないか」などの不安があります。


しかし、ニートでなくてもバイトに落ちることはあると知ったり、ニート期間に関する質問の答えを事前に考えたりすれば、安心してバイトに応募しやすくなります。


初心者歓迎やブランクがあっても歓迎されるバイト、在宅のバイトならうまく働けるか不安な人でも取り組みやすいので、こうした求人も視野に入れて応募先を探してみましょう。


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2024年5月30日公開



<執筆>

DOMO+編集部

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