2023年10月の最低賃金の改定では、過去最大の引き上げ幅が話題となりました。
最低賃金だけでなく、各社の賃上げが連日ニュースになっています。


この潮流の中で「自分の時給も上がるのでは?」と期待しているものの、思うように上がらず、不満や疑問を抱えている人もいるのではないでしょうか。


本記事では、最低賃金と時給の関係性や、時給が上がりにくい理由を解説します。
時給や収入を増やすためにできることも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。


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最低賃金が上がったら時給も上がる?


最低賃金が上がったからといって、すべての人の時給が上がるわけではありません。
なぜなら、最低賃金の引き上げをきっかけに時給が上がるのは、それまでが最低賃金以下だったことが前提にあるからです。


「最低賃金」は法律で保障されている金額であり、企業はそれ以上の時給を支払う義務があります。
一方で、すでに最低賃金を上回る額の場合は引き上げることを義務付けられていません。


最低賃金が上がったら時給も上がるのでは?と期待する人もいるかもしれませんが、自分の時給が既に最低賃金以上の場合は影響しない可能性が高いといえます。


なぜ?時給が上がらない4つの理由


頑張って仕事をしているのに時給が上がらないと、モチベーションが下がってしまいますよね。
頑張りに応じて時給が上がる仕組みがあったとしても、自分の成果や努力とは関係しない要素も影響しています。


・会社の業績や方針が影響している

時給を上げられるかどうかは、バイト先企業の業績や方針の影響も受けています。


たとえば、商品の原材料費や光熱費、輸送費が増加したりすると、その分企業の利益は減ることになります。
頑張りに応じて昇給する仕組みがあっても、昇給の元となる利益が出ていなければ、なかなか給料に還元できないというのが実情です。


また、一度上げた給料は簡単には下げられないことも、昇給に対して慎重にならざるを得ない理由のひとつでしょう。
近い将来も予測しづらい世の中なので、万が一の事態に備えて利益を留保(貯金)する企業も多いようです。


・昇給制度がない

バイト先が個人店や小規模の場合は、そもそも定期的な昇給制度がない場合があります。


昇給制度がないと、上司や雇用主のさじ加減になってしまうため、長年働いても時給が上がらないということも起こり得るでしょう。


最低賃金以上であれば昇給しなくても違法にはあたらないため、一人の力で状況を変えるのは少し難しいかもしれません。


収入を増やすためにできること


個々の希望で時給を上げてもらうことは実際なかなか難しいもの。

そこで、「時給」だけでなく収入そのものを増やすためにできることを考えてみましょう。


1. まずは時給アップの交渉をする
2. 時給が高い時間帯に働く
3. 高時給の仕事に必要な知識やスキルを身に付ける
4. 副業をする
5. 時給の仕組みを理解して転職する


1. まずは時給アップの交渉をする

そもそも時給が上がる可能性があるのかを確認しつつ、雇用主に時給アップの交渉をしてみる方法です。


ただし、時給アップをしてもらうには明確な理由が必要なので、具体的にどのように職場に貢献しているか、事例や数字を用いて具体的に交渉する必要があります。
昇給の制度が整っている場合は、その制度と照らし合わせて交渉材料にすると良いでしょう。


一方で、ミスや遅刻・欠勤が多いなど、自分に何かしらの落ち度がある場合は、それを理由に交渉に応じてもらえない可能性があることも理解しておきましょう。


・時給が上がる時間帯に働く

働く時間を増やすことでも収入は増やせますが、それが難しい場合は深夜帯などの時給が高くなる時間帯に働く方法もあります。
22時~翌5時は深夜割増として時給が1.25倍になります。


仕事内容をほとんど変えずに収入を増やせるので、比較的現実的な方法といえるでしょう。


ただし、時間帯の変更は他のスタッフとの兼ね合いもあります。
職場やシフトの都合によっては希望する時間帯に入れてもらえない可能性もあるので注意しましょう。


・高時給の仕事に必要な知識やスキルを身に付ける

今のバイト先だけにこだわらず、高時給の他の仕事に必要な知識やスキルを身に付けるのも良い方法です。


収入アップを目的にするなら、先にきちんとリサーチするのがおすすめ。
時給が高いバイトにはどんなものがあり、そのバイトに就くにはどのような条件を満たす必要があるのかなどです。


闇雲に頑張るのではなく、身につけるべき知識やスキルを絞れていると収入アップへの近道となるでしょう。


・副業を検討する

今のバイトとは別に、副業をするのもひとつの方法です。
近年は副業がしやすい環境にあり、単純に仕事を増やしたほうが収入アップは実現しやすいためです。


空き時間を活用して他のバイトをしたり、フリーランスとして特技や興味のある分野の仕事をしてみたりするのも良いでしょう。
すぐに収入が増えるとは限りませんが、やりがいが大きく、自分自身の価値を高められる可能性があります。


・時給の仕組みを理解して転職する

別のバイトに変えることも前向きに検討しましょう。
「時給が上がらない理由」で解説した通り、自分の努力だけではなかなか時給が上がらない環境も存在するためです。


バイトは通勤のしやすさや働きやすさで選びがちですが、収入アップを目的とする場合は以下のようなポイントもチェックしましょう。


• 業績が安定している業界、会社かどうか
• 利益が出ている会社かどうか
• 研修や昇給などの仕組みが整備されているか


上記以外にも、福利厚生が充実している会社であれば、給料以外の手当が付いて結果的に収入が増える場合もあります。


まとめ:収入を増やしたいならできることから始めてみよう


ニュースなどでよく見聞きするようになった、初任給や時給などの「賃上げ」。
10月には最低賃金が引き上げられたものの、既に最低賃金以上の給料をもらっている人にはあまり影響がないケースが大半です。


「頑張っていればそのうち時給は上がる」と思われがちですが、昇給は会社のさまざまな要素に左右されるため、必ずしも努力に比例するとは限りません。


時給アップ以外にも収入を増やす方法は複数あるため、さまざまな角度からできることを模索し、自分自身の手で収入アップを実現しましょう。


2024年4月5日公開


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<執筆>

DOMO+編集部

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