バイトのスケジュールには欠かせないシフト提出。
1か月や半月周期など、勤務先によってシフト作成のルールはさまざまです。


勤務先によってルールが違うからこそ、シフトの提出方法がよくわからないという人も少なくないでしょう。


本記事では、シフト提出方法のパターンや書き方、提出のタイミングなどを解説します。
シフト提出に関する注意点もまとめているので、ぜひ参考にしてください。


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シフト提出方法の種類


シフトの提出方法はバイト先によって異なりますが、ほとんどが以下のケースにあてはまります。


・用紙に書いて提出

一つ目が、希望シフトを用紙に書いて提出するスタイルで以前からある方法です。


会社や店舗で指定されている用紙か、自分で用意した用紙のいずれかに書いて提出するのが一般的。
また、1枚の用紙に自分の希望シフトだけを書く場合と、1枚の用紙に全員が記入する場合があるようです。


具体的な書き方は職場によって異なるため、バイト先のルールや指示に従って記入しましょう。


・ LINE・メールなどで提出

最近増えてきているのが、店長やシフト担当者宛にLINEやメールで提出するスタイルです。


提出先が個人宛ではなく、シフト提出専用のLINEアカウントやメールアドレスが用意されている場合もあります。
稀に電話で希望シフトを伝えるケースもありますが、口頭だけでは伝達ミスが起こりやすいため、メールなどの履歴が残る方法と併用するのが一般的です。


・専用アプリ・ページで提出

会社がシフト管理システムを導入していて、専用アプリや個人の管理画面に入力する方法もあります。
シフト管理を効率化するために、比較的規模の大きな会社や、多店舗展開している企業を中心に導入するケースが増えています。


操作方法はシステムによって異なります。システムと連動しているアプリか専用のWebページ上で、期日までに入力・提出する点は共通しています。


記入・入力方法は職場によってさまざま


シフトの提出方法によって、記入・入力方法もさまざまです。ここでは、メールで提出する場合の書き方を紹介します。


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件名:◯月のシフト希望について(自分の名前)


お疲れ様です。
アルバイトの◯◯です。
◯月のシフト希望をお送りします。


◯月◯日(月)17:00〜21:00
◯月◯日(水)17:00〜21:00
◯月◯日(金)17:00〜21:00


(中略)


なお、◯月◯日(木)は学校行事のため休み希望です。
よろしくお願いいたします。


———————————-


なお、LINEの場合は本文がないため、文章の最初に「◯月のシフト希望の件でご連絡しました」と用件を伝えた方が良い場合もあります。
本文は特別なルールがない限り、上記のメールと同じ内容で問題ありません。


シフト提出のタイミング


シフト提出のタイミングは、職場ごとのシフトのサイクルによって異なります。
気になる場合は求人広告に記載がないか確認してみるほか、面接時に直接質問しても問題ありません。


・毎週決まった曜日に提出

シフトが1週間サイクルの職場では、毎週決まった曜日がシフト提出のタイミングになっています。


短いサイクルなので、プライベートとの調整がしやすくスケジュールも立てやすいのがメリット。一方で、1か月に4〜5回シフトを提出する必要があるため、慣れるまでは大変に感じるかもしれません。


・半月に1回決まった日に提出

シフトが半月サイクルの職場では、月に2回希望シフトを提出することになります。


職場によって締め日が異なるため、必ずしも月初・15日前後・月末など、キリの良いタイミングになるとは限りません。各職場で設定されている期日に従いましょう。


・1か月に1回期日までに提出

月に1回決められた期日までに希望シフトを提出する最もポピュラーな形式で、タイミングは月の半ばか月末に設定されているのが一般的です。


提出頻度が少なく楽である反面、1か月先までプライベートとバイトのスケジュールを決める必要があるため、急な予定に対応しづらい側面もあります。


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シフトを提出する際の注意点


シフトを提出する際は、以下の3点に注意しましょう。


1. 期日に余裕を持って提出する

シフトはできるだけ提出期限に余裕を持って提出しましょう。
シフト作成者は、全員のシフトが出揃ってから全体調整をするためです。


提出が期日を過ぎてしまうことで、全体に迷惑がかかってしまいます。遅れる可能性が出てきたら、その時点ですぐに担当者に連絡しましょう。
「期日に間に合わないかもしれない」という事実のほか、提出できる日を伝えることが重要です。


シフト作成は想像以上に大変な作業のため、作成している担当者への配慮が大切です。


2. 曖昧な日は事前に知らせておく

希望シフトを提出する時点でシフトに入れるか曖昧な日は、その旨を知らせておきましょう。


シフト希望を出しておきながら、直前になって結局入れない事になった場合周囲に迷惑がかかってしまう可能性があるためです。
「曖昧でも出られる可能性があるなら知らせておいてほしい」という職場もあるので、どのように対応するのが適切か事前に確認しておくのがおすすめです。


3. 連休・長期休暇を希望する場合は早めに知らせる

連休やある程度まとまった長期休暇を希望する場合は、シフト提出前のなるべく早い段階で担当者に知らせましょう。


シフトを組み替えたり、他の人を探したりと普段以上の調整が必要になるためです。
伝えるのが遅くなればなるほど、調整がしにくくなるため注意が必要です。


自分で代わりに出てくれる人を見つけて、シフト担当者に「◯◯さんが代わりに出てくれるそうです」などと知らせられると、シフト担当者は非常に助かるでしょう。もちろん、義務ではありませんので、できる範囲で配慮ができると良いでしょう。


まとめ:シフト提出は職場のルールをよく確認しよう


シフト提出の方法は、紙・LINE・メール・専用システムなどいくつかのパターンがあり、提出のタイミング・サイクルも職場によってさまざまです。


また、シフトはスタッフ全員の予定を集めて調整する必要があるため、期日に余裕を持って提出することや、連休・長期休暇を希望する場合は早めに知らせるなど、シフト担当者やほかのスタッフへの配慮することが大切です。


細かな点は職場によって異なるため、わからないことが出てきたらその都度確認してみると良いでしょう。


2024年4月2日公開


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<執筆>

DOMO+編集部

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