アロマで美容や健康に寄与し、癒しの時間を提供するアロマセラピスト。
さまざまな目的で、多くの人が生活にアロマを取り入れています。


そのアロマに関心がある人のなかには、仕事としてアロマセラピストを目指してみたいと思いつつ、具体的な仕事内容や目指し方がわからず、なかなか一歩を踏み出せない人もいるのではないでしょうか。


本記事では、アロマセラピストの仕事内容資格は必要なのかどうか、具体的な目指し方などを解説します。
近年多様化しているさまざまな働き方や、やりがいなども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。


アロマセラピストの仕事内容


アロマセラピストとは、ブレンドしたアロマオイル(エッセンシャルオイル)でトリートメントを行い、香りやマッサージで心身を整える仕事です。


アロマセラピストが行う施術は「芳香療法」を意味する「アロマセラピー」と呼ばれています。
状況に応じて最適なアロマを選択し、その香りやマッサージによって心身をリラックスさせたり、身体の不調を改善させたりします。


精油・人体への影響・生理学などの専門知識にもとづき、カウンセリングやアドバイスを行うほか、アロマの販売や研究開発などに携わる場合もあります。


アロマセラピストに資格は必要?


アロマセラピストになるための必須資格はありません。


しかし、幅広い専門知識を効率よく学べることと、第三者に一定の知識・技術があることを証明するために、民間資格を取得している人が大半です。


実際に無資格でも就職・開業できますが、就職・転職・キャリアアップを目指す場合は有資格者のほうが優遇される傾向にあります。
また、就業後に資格手当が付く場合もあり、直接的に給料アップにつながるケースもあるようです。


なお、アロマセラピストに関連する具体的な資格には、以下のようなものがあります。


・アロマセラピー検定
・アロマセラピーアドバイザー
・アロマコーディネーター


アロマセラピストになるには?


アロマセラピストを目指す際の4つの方法を紹介します。


・専門学校に通う

1つ目は専門学校に通う方法です。


美容・ブライダルなどの専門学校で提供しているアロマセラピストのコースを選択することで、専門知識を学べます。
ただし、資格取得を目的としているかどうかは学校によって異なるため、事前に調べておく必要があります。


・指定校・認定スクールに通う

2つ目は、アロマセラピストに関する民間資格の運営者が指定・認定している指定校・認定スクールに通って学ぶ方法です。


こちらは最初から資格取得を目的としているうえ、比較的短時間で取得できる傾向にあります。
先に取得したい資格の目星をつけてから、その資格の協会公式ページなどから指定校・認定スクールを探してみると良いでしょう。


・通信教育で学ぶ

3つ目は、通信講座を活用して資格取得を目指す方法です。


通信講座は通学の必要がなく自分のペースで学べるため、今の仕事や家事育児と両立しながら学びたい人におすすめの方法です。


専門学校やスクールよりも費用を抑えられるのが魅力ですが、モチベーションやスケジュールを自己管理する必要があります。


・働きながら学ぶ

4つ目は、「未経験OK」「資格なしOK」で募集しているサロンに入り、実際に働きながら学ぶ方法です。


会社や職場によって研修の有無や教育体制が異なりますが、就労しているスタッフの資格取得を支援している場合もあります。
他の方法に比べると確実性に欠けますが、お金を稼ぎながら現場で学べるのはこの方法ならではのメリットといえます。


多種多様!アロマセラピストの働き方6選


近年、アロマセラピストの働き方や活躍できる場は多様化しています。ここでは、そのなかから6つの代表的な働き方を紹介します。


・美容・アロマサロンで働く

美容・アロマサロンに就職してトリートメントを行うのがポピュラーな働き方です。


職場は一般的なエステサロンのほか、リゾートホテル・スパ・大型商業施設などに併設されている店舗も選択肢に入るでしょう。


このような店舗勤務の求人は一般的な求人サイトから探せますが、アロマセラピスト専門の求人サイトやアロマ協会のホームページでも紹介されています。
地域や協会の知名度などによって求人数は異なりますが、このような探し方があることも知っておくと良いでしょう。


・アロマ関連の店舗で働く

精油・アロマ関連商品を扱う店舗で、接客スタッフとしても活躍できます。


アロマ関連の商品を求めて来店するお客さんに対し、専門知識にもとづいたアロマの選び方・使い方・注意事項などをアドバイスしつつ、販売につなげます。


実際に施術はしませんが、店舗業務や接客が好きな人、またはそのような経験が豊富な人などにおすすめの働き方といえます。


・アロマ関連企業で働く

アロマ関連企業にもさまざまな活躍の場があります。


たとえば、アロマ関連イベントの企画・広報・バイヤーなど、異なる方面から知識や経験を活かせる可能性があります。
また、アロマ関連の資格取得を目指すスクールなどで講師をしている人や、スポーツ・ペット専門のアロマセラピストとして活躍している人もいます。


・医療・介護施設で働く

近年は、医療・介護施設でもアロマセラピストが必要とされています。
アロマセラピーを取り入れる心療内科や介護施設が増加しているためです。


働く施設の性質上、患者や施設利用者の治療や回復のサポートが主な目的となるため、美容とは毛色の異なる医療寄りの業務・環境といえるでしょう。


・自分でサロンを開業する

サロンを開業するのも1つの方法です。
実際は最初から開業するよりも、企業やサロンで一定の経験を積んでから独立する人が多い傾向にあります。


自宅を改装したり、スペースを借りたりする必要があるため費用がかかりますが、自分の理想のサロンを実現できるうえ、軌道に乗れば高収入も目指せるでしょう。


アロマセラピストのやりがい・魅力


アロマセラピストのやりがい・魅力を3つ紹介します。


・お客さんの喜ぶ姿が見られる

お客さんの喜ぶ姿が直接見られるのは、アロマセラピストの大きなやりがいです。


癒やしを提供する仕事で体感も得やすいため、施術したお客さんから感謝される機会が多くなります。
このような自分自身への直接的な感謝・評価は、その後の仕事や技術向上のモチベーションにつながるでしょう。


・キャリアの選択肢が広い

アロマセラピストは、キャリアの選択肢が広い点が魅力です。


たとえば、施術スタッフとして技術向上を目指すほか、研究職やイベント運営など、アロマセラピストとしての知識・技術とあわせて、自身の特技・特性なども活かせます。
加えて、就労時間や収入など、働くうえでの優先順位に合わせた働き方を選択することもできるでしょう。


・コミュニケーション能力が磨かれる

アロマセラピストの仕事を通して、コミュニケーション能力が向上するのもやりがいのひとつです。


施術にしても販売職にしても、基本的にお客さんとの距離が近く、さまざまな人と継続的なお付き合いをすることも珍しくないためです。
お客さんの志向や悩みを聞いてアドバイスすることもあるため、一般的な接客業よりもコミュニケーションの密度が高いといえます。


元々人とコミュニケーションを取ることが好きな人は、このような側面で働き方を選択するのも良いでしょう。


アロマセラピストの大変なところ


アロマセラピストの大変なところを3つ紹介します。


・給料が低い傾向にある

職場によって異なりますが、就職して働く場合はほかの職種よりも給料が低く設定される傾向にあります。
アロマセラピストには国家資格がなく、まだまだ認知度も高いとはいえないためです。


一方で、アロマに対する需要は今後増加が見込まれています。
ニーズの高まり・需給関係の変化にともない、このような状況も変わっていく可能性もあるでしょう。


・土日祝・連休は休みが取りにくい

サービス業に分類される職種で働く場合、土日祝・連休は休みが取りにくくなる傾向にあります。
一般的な休日は、サービス業の繁忙日となるためです。


一方で、一般企業の後方支援や研究職など、サービス業以外の職種・職場で働く場合はこの限りではありません。
休日休暇の優先順位が高い場合は留意しておきましょう。


・常に学び続ける必要がある

アロマセラピストに限った話ではありませんが、常に知識や技術を向上させる努力が求められます。
アロマセラピストが学ぶべき分野は多岐にわたるためです。


たとえば、香りに関する知識のほか、生理学・心理学・解剖学・細胞学など、心身の健康に関連する幅広い分野の知識を身につける必要があります。
さらに、各分野において新しい技術や関連製品も次々と出てくるため、知識のアップデートが不可欠といえます。
「アロマが好き」であれば、これらを苦労と感じることも少ないかもしれませんね。


まとめ:自分に合った方法でアロマセラピストを目指そう!


アロマを使って心身のコンディションを整えるアロマセラピスト。
直接的な施術以外にも、アロマ関連製品の販売職やイベント運営、研究職など、その専門知識を活かせる仕事はさまざまです。


資格必須ではないものの、学ぶべき専門知識は幅広く、第三者に知識や技術があることを証明するために民間資格を取得するのが一般的です。


専門学校・指定校・通信教育のほか、実際の職場で働きながら学ぶ方法もあるため、自分にあった方法を選ぶことから始めてみると良いでしょう。


2024年2月16日公開


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<執筆>

DOMO+編集部

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