貸切バスに乗り込み、乗客やドライバーのサポートを行うバスガイド。
修学旅行や家族旅行などで接する機会があり、憧れの気持ちを抱いている人もいるでしょう。


仕事としてバスガイドを検討している人のなかには、具体的な仕事内容や目指し方、どんな人が向いているのかなどが気になっている人もいるのではないでしょうか。


本記事では、バスガイドを目指す2つのステップや具体的な仕事内容、向いている人の特徴などを解説します。
求人の探し方も紹介しているので、より詳しく知りたい人はぜひ参考にしてください。


バスガイドを目指す2つのステップ


バスガイドになるための必須の資格や学歴はなく、目指し方は至ってシンプルです。
ここでは2つのステップでバスガイドの目指し方を解説します。


STEP1:観光バス会社・バスガイド派遣会社に入社する

バスガイドを目指す第一歩は、観光バス会社やバスガイド派遣会社に就職することです。
募集要項にもよりますが、業務に必要なことは入社後の研修で学ぶケースがほとんどのため、未経験OKの求人であれば応募の時点でガイドや旅行に関する知識がなくても問題ないでしょう。


バスガイドになるために必須の資格はないものの、「国内旅程管理主任者」という準国家資格がを持っていると有利に働く可能性があります。
これは添乗員になるために必須の資格ですが、バスガイドと現地ガイド(ツアーコンダクター)は兼任する場合が多いためです。


企業によっては入社後に同資格の取得を義務付けたり、取得をサポートしている場合もあります。


STEP2:数か月の研修を受ける

研修内容や期間は会社によって異なりますが、入社後に数か月間の研修を受けるのが一般的です。
研修では、バスガイドに必要な基礎的な知識やマナーのほか、以下のようなことを学びます。


・話し方
・発声
・緊急時の対応
・バスの誘導方法
・車内点検や清掃の手順
・観光地の地理や歴史
・ルートごとの案内方法


これらを一通り学び終えたら、短い距離のツアーから実際にバスガイドとしてデビューし、その後は徐々に距離を延ばしながら経験を積んでいくイメージです。


参考:バスガイドと添乗員の違いとは?


バスガイドと混同されがちな職業に「添乗員」が挙げられます。両者は似ているようで異なる仕事のため注意が必要です。


添乗員は「ツアーコンダクター」とも呼ばれ、団体旅行などに同行して旅程管理を行う仕事です。
添乗員として働くためには「国内旅程管理主任者」という準国家資格が必要になるため、資格がなくても働けるバスガイドとはこの点が大きく異なります。


また、バスガイドは観光バス会社やバスガイド派遣会社に所属しているのに対し、添乗員は旅行会社に所属しているケースが多いという違いもあります。


バスガイドの仕事内容


バスガイドが同行するバスツアーは、中高年向けのバスツアー・修学旅行・外国人のツアーなど多岐にわたり、主な仕事内容は「観光案内」「車内サービス」「ドライバーのサポート・安全確認」の3つです。


・観光案内

観光案内はバスガイドの代表的な仕事の1つですが、車内と現地で行う案内に分けられます。


車内では、移動中に見える景色や名所などを紹介するほか、向かっている目的地に関する案内も行います。


バスガイドがツアーコンダクターも兼任する場合は、現地に到着してからもお客さんに同行し、観光地を巡りながらガイドを行います。
案内する内容は、その土地やスポットの歴史・見どころ・伝説のほか、おすすめの食事やお土産など多岐にわたります。


・車内サービス

お客さんが快適に過ごせるよう、車内サービスを行うのもバスガイドの役割です。


たとえば、飲み物やおしぼりの提供、休憩地点での乗り降りの補助などが挙げられます。
距離が長い場合は車内を盛り上げるためのレクリエーションを企画・実施する場合もあります。


・ドライバーのサポート・安全確認

バスが安全に目的に到着できるよう、道中さまざまな場面でドライバーをサポートするのもバスガイドの仕事です。


乗客の人数確認、駐車場での誘導、車内の点検や清掃などを行うほか、体調不良の乗客の対応や応急処置などもバスガイドの業務に含まれます。


バスガイドに向いている人の特徴


バスガイドに特に向いている人の特徴を4つ紹介します。


・人のお世話をするのが好き

人のお世話をするのが好きな人はバスガイドに向いています。バスガイドの仕事は人のお世話がメインといっても過言ではないからです。


お世話とあわせて求められるのがホスピタリティです。
人を喜ばせることや人の役に立つのが好きな人、困っている人を放っておけないという人は、その特性を大いに活かせるでしょう。


・コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力が高い人もバスガイドに向いています。
老若男女問わずさまざまな職業の人と接するうえ、そのほとんどが初対面の人だからです。


また、お客さんの年代や属性などによって喜ばれるポイントや求められる言葉遣いも変わります。
このような違いに配慮し臨機応変に対応しつつ、各スポットを魅力的に紹介したり、丁寧にコミュニケーションを取ったりする必要があります。


・知的好奇心がある

知的好奇心がある人、勉強好きな人もバスガイドに向いています。
バスガイドは必須で覚えるべきこと以外にも、覚えておくと役立つ、仕事の幅が広がることがとにかく多いためです。


幅広い世代や職業のお客さんを喜ばせるには、観光地の地理・史実・人物・時事ネタなど、あらゆることにアンテナを張って情報を吸収し続ける必要があるでしょう。


元々このようなことが好きで苦にならない人にとっては、バスガイドはうってつけの仕事といえます。


・体力に自信がある

バスガイドは見た目以上に体力を要する仕事です。
常にお客さんの様子に気を配りながら長時間バスで移動し、場合によってはそのまま現地でのガイドもこなすなど、長時間1人で何役もこなす必要があるためです。


また、移動中は進行方向と反対側を向いてガイドするため、乗り物酔いをしないことも重要な資質といえます。


バスガイドの求人の探し方


地域などによって異なりますが、バスガイドの求人は一般的な転職サイトで見つけることができます。


正社員・パート・アルバイト・派遣などの幅広い雇用形態での募集があり、未経験OKの求人も少なくありません。
勤務時間や待遇などは各社詳しく記載しているので、自分の希望や条件に合うかどうかを確認してから応募すると良いでしょう。


まとめ:バスガイドを目指すならまずは求人をチェック!


バスガイドになるために必須の資格や学歴はなく、実際の観光バス会社やバスガイド派遣会社に就職することがキャリアの第一歩となります。


入口さえ見つかれば特別な条件なく応募できますが、そのぶん意欲や姿勢が問われます。
仕事内容を把握しておくことはもちろんのこと、なぜバスガイドになりたいのか、自分のどんなところが向いているのかをしっかり分析しつつ、実際の求人を探してみると良いでしょう。


2024年2月15日公開


<執筆>

DOMO+編集部

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