華やかな印象のあるブライダルバイトは、質の高いマナーを学べる点でも人気です。


しかし、きちんと感が求められる仕事だからこそ、面接で何を聞かれるのか、何に気をつけたら良いのか不安になっている人も多いのではないでしょうか。


そこで今回は、ブライダルバイトの面接でよく聞かれる質問面接当日の注意点を解説します。志望動機例も複数紹介するので、面接対策に役立ててください。


ブライダルバイトの面接でよくある質問と回答例



まずは、ブライダルバイトの面接でよくある質問を紹介します。


ブライダルバイトならではの質問や、ブライダルバイトの性質を踏まえて回答するべき質問もあるので、回答例も合わせて確認していきましょう。


・シフトに関する質問

ブライダルバイトの面接では、いつシフトに入れるか聞かれることが多いです。


結婚式は土日や祝日におこなわれることが多い他、春や秋が繁忙期です。こうしたタイミングで積極的にシフトに入れるかが確認されるでしょう。


無理をする必要はありませんが、休日や祝日にもある程度入れると伝えることがポイントです。
回答例は次のとおりです。


「土日のどちらかと祝日は終日シフトに入れます。その他、月曜日・金曜日は午後からシフトに入れます。」


・体力に関する質問

ブライダルバイトの面接では、体力について聞かれることも多いです。
仕事柄、長時間立っていたり重い食器を運んだりと体力が必要になる場面があるからです。


また、体力が必要だからといって動きやすい楽な格好ができるわけではありません。
スーツやパンプスの着用が基本なので、この点も踏まえて回答しましょう。
回答例は次のとおりです。


「長年運動をしているため、体力には自信があります。普段からヒールのある靴で移動しているので、パンプスでの立ち仕事も可能です。」


・仕事の厳しさに関する質問

ブライダルバイトの面接では、「厳しい環境でも働けるか」「プレッシャーに強いか」など仕事の厳しさに関する質問をされることもあります。


結婚式に携わるブライダルバイトでは、基本失敗は許されません。
緊張感がありますし上司から厳しい注意を受けることもあるのです。
また、ブライダル関連の知識について学ぶ必要もあります。


こうした環境に適応できることを、以下のように伝えましょう。


「以前のアルバイト先でも厳しい指導を受けることはあったので、問題ありません。ミスのないようしっかり仕事を学び、緊張感を持って働きます。」


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ブライダルバイトの志望動機例


続いて、ブライダルバイトの志望動機を例文つきで解説します。具体的には以下の志望動機を紹介するので、参考にしてみてください。


● 特別な日を彩るお手伝いがしたい
● 丁寧な接客やマナーを学びたい
● 週末にまとめて働きたい


・特別な日を彩るお手伝いがしたい

ブライダルバイトの志望動機として「特別な日のお手伝いをしたい」と述べると、仕事の責任ややりがいを理解しているとアピールできます。


厳しい指導や緊張感のある中でもしっかり働いてくれそうだと思ってもらえるので、採用にもつながりやすいでしょう。


【例文】
「私がブライダルのアルバイトをしたいと思った理由は、特別な日を彩るお手伝いをしたいと思ったからです。以前姉が結婚式を挙げる際、一生に一度のことだから素敵な式にしたいと非常に意気込んでいました。


結果的にとても良い式になり、幸せそうな姉の姿を見て、こうした人生の節目を彩る仕事の素晴らしさを実感しました。」


・丁寧な接客やマナーを学びたい

ブライダルバイトでは、数ある接客業の中でも特に丁寧な接客やマナーを学べます。
その分指導は厳しい傾向にありますが、丁寧な接客・マナーを学びたいという志望動機を挙げれば、「しっかり頑張りそうだから安心して雇える」と思ってもらえるでしょう。


【例文】
「私がブライダルのアルバイトを志望した理由は、丁寧な接客やマナーを学びたいと思ったからです。せっかく働くなら今後の人生にも役に立つような質の高い接客を身につけたいと思いました。
マナーを覚えるのが大変だという話も聞きますが、しっかり学んでいきたいです。」


・週末にまとめて働きたい

週末に人手が足りなくなりがちなブライダルバイトでは、「週末にまとめて働きたい」という志望動機も喜ばれやすいです。


詳しくは後述しますが、ブライダルバイトでは拘束時間も長くなりがちなので、週末でも長時間働けることをアピールするとなお良いでしょう。


【例文】
「私がブライダルのアルバイトをしたいと思った理由は、土日や祝日にしっかり働きたいと思ったからです。私は平日には家庭の事情などであまり働けないため、休日にまとめてしっかり働きたいと考えていました。
そのため、休日に終日シフトに入れるブライダルのアルバイトに魅力を感じ、志望しました。」


ブライダルバイトの面接での注意点


最後に、ブライダルバイトの面接における注意点として以下3点を解説します。


● 服装・メイクは清潔感・上品さを意識
● 丁寧な話し方をする
● 面接中の姿勢など所作にも気を配る


・服装・メイクは清潔感・上品さを意識

ブライダルバイトの面接では、清潔感や上品さを意識した服装・メイクをしましょう。


面接では必ずしもスーツを着用する必要はありませんが、マナーが重視される結婚式に携わるバイトを志望する以上、その場にふさわしい身だしなみをする必要があります。


髪はしっかりまとめ、ブラウスやパンプスなどきちんと感のある格好を意識しましょう。
靴や服が汚れていないか、爪が伸びすぎていないかなど、細かいところにまで気を配ることもポイントです。


・丁寧な話し方をする

ブライダルバイトの面接では、丁寧な話し方も非常に重要です。実際に働き出すと、質の高い接客やマナーが求められるからです。


ブライダルバイトでは事前に研修があることが多いですが、面接の時点でもある程度しっかりしたマナーが身についているかどうか確認されます。
話し方がだらしなかったり基本的な敬語が使えなかったりすると、研修しても現場に送り出すのは不安だと思われてしまいます。


敬語を正しく使い、丁寧な言葉づかいを心がけましょう。


・面接中の姿勢など所作にも気を配る

ブライダルバイトの面接では、姿勢など所作にも気を配りましょう。


実際にブライダルバイトを始めると、結婚式本番中に会場に入るなど新郎新婦・関係者の視界に入ることが多くなります。
だらしない姿や疲れた姿を見せるわけにはいかないため、面接でも他人からの見え方に気を配ってください。


具体的にはドアの開け閉めや持ち物の扱いは丁寧にする、足を揃えて姿勢正しく座るなどがポイントです。


まとめ


ブライダルバイトの面接では、シフトや体力、仕事の厳しさについての質問を受けることがあります。
休日に人手不足になりやすいこと、マナーが重視される仕事であることなどを意識して回答しましょう。


面接では、結婚式本番に新郎新婦や関係者の前に出ても問題ない人材かも見られます。身だしなみや言葉遣い、所作などにも気をつけて、ブライダルバイトの面接を成功させてください。


2023年12月12日公開


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<執筆>

DOMO+編集部

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