お金を貯めて旅行に行ったり、海外留学したり、時には長期休暇が必要なこともあります。

部活での遠征やプライベートでの帰省などもありますよね。


この記事では、バイトで長期休暇を取得するコツやマナーなどを解説します。



労働条件によってはバイトやフリーターも有休がとれる?!


労働基準法の定めにより、アルバイトでも週30時間以上、もしくは週5日以上働く場合は有給休暇が付与されることになっています。


週の所定労働日数が4日以下、かつ労働時間が30時間未満の場合には、以下の一覧表に照らし合わせて付与されます。



※参考⇒年次有給休暇とはどのような制度ですか。パートタイム労働者でも有給があると聞きましたが、本当ですか-厚生労働省

有給休暇は半年以上雇用されてから付与されるのが一般的ですので、4月に採用になった場合は10月以降、有休が規定の日数分付与されることになります。


しかし、会社が理解していないケースも少なからずありますから、自分の勤務条件と就業先の就業規則などを照らし合わせて確認してみると良いでしょう。



バイトの「長期休暇」はどのぐらいの期間を指すか


2~3日ぐらいの休暇であれば、問題なく取得できることが多いのですが、1週間以上の休暇となると「長期休暇」として扱われ、職場でシフトに入る人数が足りなくなるなどの問題が考えられます。


「海外留学」や「部活の遠征」など、アルバイトの目的を面接で伝えている場合は、会社も長期休暇の取得を想定している可能性が高く、比較的申請しやすいでしょう。


もちろん、旅行や帰省でも長期休暇が取れないことはありません。

職場が繁忙な時期かという点や他のメンバーの状況を見ながら、極力早めに相談してください。

可能性がある時点で、軽く相談してみるのも良いでしょう。



バイトを辞めずに長期休暇を取得しやすくするコツ


1週間以上の長期休暇をとりたいけれど、バイトはやめたくないということはよくあることです。

バイト先に「長期休暇を取ってもいいよ」と承認してもらいやすくなるコツを挙げてみました。


コツ① 決定後の事後報告ではなく、事前相談が基本

「●月●日から3週間、留学することになったのでお休みを下さい」など、予定が決定したあとに「報告」をするのはNG。会社やバイト仲間の都合もありますから、あくまでも、予定を組むより前に相談するというスタンスが大切です。


コツ② 申請のタイミングはできるだけ早く、シフト調整前に

シフト制のアルバイトの場合、必ず「シフト調整の前」に申請しましょう。

シフトは通常、前月、前々月に組むことが多いようですので、3ヵ月ぐらい前には伝えておくと安心です。3カ月以上前からわかっている場合には、できるだけ早く相談しておいてください。


シフト勤務でない場合も、長期休暇を取る場合には、最低でも1~2か月前に相談しましょう。


コツ③ 可能な限り「繁忙期」を避ける

雇用形態がアルバイトであるか、社員であるかにかかわらず、休暇を取ることは労働者の権利です。とはいえ、できるだけ他のメンバーに迷惑がかからないように、繁忙期を避けられるとよいでしょう。

もちろん、時期が選べない理由の場合はその限りではありません。


コツ④ バイト仲間にサポートをお願いする

人手が足りない職場では、バイトが1人抜けるだけで、大変な状況に陥ることもあるでしょう。

可能であれば、自分の代わりにシフトに入ってもらえる人を探しておくなど、バイト仲間にサポートをお願いできれば会社も助かるかもしれません。


コツ⑤ 可能な時期に多めにシフトに入る

他の人が長期休暇を取るときには、積極的に代理でシフトに入りましょう。

また、忙しい曜日や時間帯のシフトを増やすことで、いざという時に休みを依頼しやすくなります。


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長期休暇申請時の伝え方


バイト先に長期休暇を申請する場合、休暇の理由とともに直属の上司に相談をします。

「お休みをいただく代わりに、前後の週は週に5日シフトに入れます」などの代替案があれば、相談をする時に伝えましょう。


例文:

お疲れ様です。今年の夏休み、●月●日から3週間ほど短期留学を経験したく、バイトのお休みをいただけないかと考えております。

3週間も抜けると他の方が大変だと思いますので、代わりにシフトに入ってくれる人がいないかバイト仲間に聞いてみるなどし、なるべく皆さんに負担のないように努めます。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。



バイトの長期休暇で菓子折りは不要!ただし感謝の気持ちは忘れずに


休暇の理由が遠方への「旅行」や「帰省」であって、その土地の「お土産」を買って帰ることはあるかもしれませんが、「お礼」や「お詫び」としてわざわざ菓子折りを買いに行く必要はないでしょう。


それよりも、「お休みをいただきありがとうございました!今日からまた頑張ります!」というお礼の言葉は忘れないようにしたいものです。



バイトの長期休暇はクビになる?


事前に承認された長期休暇が理由で、クビになることはありません。

ただし、2週間、3週間以上の長期休暇を年に5回も6回も取るとなると、シフトが組めなくて困るため、「休まずに来てほしい」と言われることはあり得ます。


長期休暇を頻繁に取りたい人は、データ入力など在宅でできる仕事を選んで休暇先でも仕事をしたり、季節バイトや短期バイトでつないだりするのも一つの手です。



長期休暇が取りやすいバイトとは


長期休暇が取りやすい職場には、以下のような特徴があります。


・マニュアルがしっかりしている職場
・大勢のバイトがシフトで働いている職場


コールセンターやピッキング作業などのバイトは、募集も多く、長期休暇が取りやすいバイトです。


また、休みがとりやすいかどうかは、バイト先の経営状態などによっても変わります。個人が経営しているケーキ屋さんで、バイトが1人しかいないという状況では、バイトが1週間休むとなると店頭のスタッフがいなくなるため、代理の人を採用する必要があるかもしれません。

上記の通り、休みがとりやすい職場をはじめから選ぶことも大事です。



まとめ


アルバイトも長期休暇を取得するのは当然の権利です。ただし、それを取得するためには、「普段からアルバイトを頑張る」気持ちが大切。休暇前からシフト交替などを快く引き受けておくと、いざ休暇を取得するときに役立ちますよ。


2016年9月19日公開/2023年6月21日更新


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<ライター>

坂口弥生(さかぐち・やよい)
外資系企業、IT企業、ベンチャー企業などにおいて、採用・研修から人事制度設計まで、約10年にわたる人事全般のキャリアをもつ。現在はWEB系の会社を経営するかたわら、スペインにある学費が15万円/年~の公立大学や、1週間から留学可能な語学学校の紹介をするなど、子どもから大人までの学習支援を行っている。

WEB事業 :https://dy-planning.net/
留学サポート Go Global:https://go-global.info/


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