大学生・高校生3児の母であり、
キャリアコンサルタントの資格をもつママが独自の視点で質問に応えます!

※ 質問 ※
「Q .50代主婦です。今のパート先は人間関係も良く、楽しく働いています。
子どもは大学生と社会人。自分の時間も持てているし、主人も家事は分担してくれるし、自由に生きていける環境です。でも、65歳までゆるっと働き、主人と二人でこの場所で老いていくだけでいいのかな?と人生の迷子になっています。

60代をイキイキと過ごす自分が想像できず寂しいし虚しい気持ちになってしまうんです。

老いて行くことをポジティブに捉えるのにはどうしたらいいのでしょうか?」


若い世代と比べず、自分の楽しさや心の豊かさを軸に捉えてみよう!


ウムウム。これは、よくわかるなぁ。
人生の迷子になった気分=「50代のお悩み あるある」です^^


人生100年時代の折り返し地点ですもん、”一体の生き物”としても何かを感じるようにできているんでしょうな。

今までの前半50年は、何かを得て成長して行く&自分の能力の取捨選択ができるターム。
一方で、これから先の50代以降は、持っているものを熟成&老化原因で能力を失うのは不可避のターム。

自分では、まだまだやれる!と思っていてもできなくなることは増えていくんだよね。

忘れっぽくなるし、老眼で視力も変わってくるし、身体的加齢は平等に訪れる。


こう書いていくと、なんかマイナスっぽいけれど、失っていくからこそ何を優先して生きていくかを見極めやすい年代に入ったと思うんだよね。

自分らしさへの回帰というかさ。
失っていくことを虚しいと捉えるより、より自分に合った生き方が選べるようになる、できることが限られていくからこそ、自分がやりたいことに向けて感覚が研ぎ澄まされていくって捉えてみたらどうかな?


若い世代を見ていると、いろんなことを学んで吸収したり新しいことにチャレンジしたり、毎日をすごくポジティブに生きているように感じて焦りがちだけど、それはもう、通って来た道でしょう?
これからのまだ見ぬ世界を楽しみに行きましょうよ♪


50代こそ「自分らしさ」の棚卸しをする良い機会。


人生の迷子になってます...というお悩みのある方に、まず提案するのが「自分史」を書くこと。


「自分のことがわかりません」っていうのであれば、「生まれた時から振り返ってみましょうか?=自分の要素の棚卸し」ってことなのよ。

これね、1年1ページで、その年の印象的なことを書き出してみようって提案するから、50代だと50ページ以上になるわけで、ボリュームあってまあまあな労力がかかるわけ。


するとね、やってみますと言いつつ、面倒がってやらない人が8割

テキトーに年代をすっ飛ばしながらも、まあ取り掛かる人が1割。がっつりやって、「あっ!」と自分の性質や人生のテーマに気づく人が1割

この数字は、私の経験則だけど、実行に移す人の割合ってそんなもんよ。


人生をどう生きて来たのか?の振り返り、50代ならば、それなりに労力はかかって当たり前。

唯一無二のアナタの人生よ、そんな簡単なものじゃないでしょう?

「自分らしさはコレ」って思っているものと、これからどう生きていきたいのか?のイメージがシンクロしないから未来に悩んじゃうんだよね。


だから、自分らしさを知りたいならば、ぜひ、自分を自分で紐解いてみてほしいのです。

ノートを1〜2冊買って来て、まずはコーヒータイムにでもゆったり始めてみたら、いかが?
いつまでにやるかは、自分で決められる自由なタイムスケジュール。
楽しみながら、そして懐かしみながらトライしてみて欲しいな。


やってみたいことを書き出して、優先順位をつける。


自分史を書いてみると、

・やりたかったけどやっていないこと
・やりかけで止まっていること
・得意だけど活かせていないこと
・人から褒められることが多く、得意なことが認識できたこと
・やってみたら?と勧められていたこと
など、いろいろなことがストーリーから浮かび上がってくるんだよね。


そのなかで、今からチャレンジしたいことを「ワクワクする順」に優先順位をつけてみて。
で、同時に手をつけ始めたっていいのよ。一つに絞り込まなくてもね。
50代以降、特に時間は有限なんだから、併行してやってみて、より心が動くものに注力していけばいいだけだと思うよ。


心がワクワクする順で優先順位づけをするのが「自分らしさ」が輝くコツ♪


優先順位づけのコツを伝えておくね。
「手軽にできること」から始めるのも一つの方法だけど、現状維持路線の優先順位づけになりがち。
自分らしさ全開で、これからの人生をイキイキと楽しむためには、「ワクワクする順番」で優先順位をつけてみることがポイントだよ^^


たとえば
①高校生まで部活でやっていたフルート。もう一度習って市民オーケストラで演奏したい。
②小説を書いてみたかったので、出版塾へ通い現実ベースで叶えたいが受講料が高額。
って2つがあったとする。


受講料の工面が難題で優先順位が下がってしまうけれど、一番ワクワクすることは②の「小説を書いてみたい」である場合、

・経済的に受講料は本当に出せないのか?
・ご主人に援助を相談することができないのか?
・パート以外で稼げばなんとかなるのか?
・手持ちのものを売ったら工面できないのか?
って、できる方法を探すことをまずやってみて欲しいんだよね。


手軽に手がとどく①に飛びつきそうなところを、この人生でやり残したくないこと=ワクワクする②の方をちゃんと検討してみることが大切。

今は難しくても数ヶ月後ならかなうかもしれないし、ご主人や家族の援助が得られるかもしれないし、調べたり行動してみないことには可否はわからんですもん。


頭で考えているだけでは、願いは絶対に叶わない。思いを外に出して行動して初めて、可能性の扉は開くんです。
一度きりの人生、お互いに思いっきり自分らしく生きて行きたいね。
応援してます♪


2023年11月27日公開


<執筆>

かざみ侑布(かざみ・ゆう)

キャリアコンサルタント&AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)。大手金融機関で働く現役営業ママ。フルタイム→パート→主婦→パート→フルタイムと結婚&出産&育児&夫の転勤&離婚という女性のライフステージに合わせて働き方をシフトチェンジ。その経験を生かしフリーでカウンセリング中心に活動中。大学・高校・中学生3児の母。


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