キャリアコンサルタントの資格をもつママが独自の視点で質問に応えます!
「不安」は生きるために必要な時もある。無理に無くさなくていい^^
いやあ、決心したね〜。
素晴らしい!でも、50代で15年ぶりの復職、めちゃくちゃ不安だよね。
そして、不安があっても全然心配いらないよ。
生きて行くためには「不安」という感情は必要不可欠なものだから。あって、当たり前。
新しいこと、慣れないことに挑戦するとき、人は「不安」という感情を筋肉の緊張とともに生み出して、警戒レベルをあげる。
新しいことは危険が伴うんだよね。
天敵の気配を感じた小動物が敵の襲来に備え、「闘うか?逃げるか?」を瞬時に判断して行動できるよう、興奮状態で周りを伺っているイメージ。
生きるための機能として、「不安」は私たちの中に起こるようにできてるんですな。
自ら変化を生み出す50代、素敵に年を重ねる秘訣だよ♪
不安だ〜って気持ちと同じくらいに、「15年ぶりなんて、なんのその!わたしは自分の人生を謳歌するのよ!社会の中で活躍したい!」ってワクワク感が感じられるんだけど、どうかな?
ライフステージごとに、自分だけではなく家族も成長したり年老いたり変化して行くよね。
その変化を“受け身”の態勢でキャッチして流すスタンスも、ひとつの方法としてアリだと思う。
でも、より自分らしくってことを考えると、今回のあなたの復職の件のように、積極的に変化を取りに行く“能動的”な過ごし方の方が、ワクワクする気がしない?
特に50代以降は、変化を自分で生み出すことがイキイキと老いて行くための秘訣だと感じてる。
自分から仕掛けた変化を求めずに過ごすほうが、短期的にはストレスが少ないように思えるけど、結局は、「やりたいことから目を逸らしている」だけかも。
だとしたら、むしろ、じわじわとストレスは積み重なっていくと思うなあ。
青春は心の在り方であって、肉体年齢とは関係ないらしい!
「青春とは、心の若さである」(作山宗久氏 訳)はサミュエル・ウルマン(1840〜1924年、ドイツ生まれのユダヤ人)の有名な著書。
このタイトルに、人間として生きることの真髄が詰まっているなぁって感じるんだよね。
日本は、アイドル文化に象徴されるように、「肉体的な若さ」という魅力の中のほんの一部分が、最強カードのように扱われることが多い風潮があるかと思う。
だけど、80歳を超えてなお、現役で仕事を続ける人や新しい資格を取得したり習いごとを楽しむ人、旅を通して新しい世界との接点を持ち続けている人は、年齢を聞いたときにびっくりするくらい、みんな若い。
まさに、心の在り方が肉体や存在の若々しさに表れている。
逆に、20代でも「どうせ私の人生なんて」って、自分の人生に向き合わずに逃げている人は、肉体は若くてもイキイキしているようには見えない。
そして、人生の中で一番若い日は、今日ですよ、今日!
明日は、また1日歳をとるでしょう?
人生の中で一番若い日に、できることから始めてみない?
・どんな求人があるのか情報収集(就職情報サイトなどWEBが便利♪)→イマドキの市場チェック!
・履歴書の下書き→自分のたな卸し!
・家族に気持ちを話す→人に話すとより考えが整理される!
一気に手をつけなくていいので、一つずつ試してみてネ。
深刻にならず、アウトプットし続けることをオススメする^^
”真剣さ”は素晴らしいけど、”深刻さ”は人生のいかなる場面においても必要ないと思う。
深刻になって、何かよかった経験あるかな?わたしは無いんだよね。
深刻になっちゃう時って、たいてい頭の中でぐるぐる考えちゃって、行動が伴っていない時。
「やってみる」「調べてみる」「人に話してみる」「行ってみる」とにかく、アウトプットしてみれば、次なる気づきや流れが来るんだよね。
なにもしないで、悶々と一人で妄想の世界に入っちゃうから、正体のない不安がムクムクと膨れ上がって、行動したくなくなっちゃう。混乱状態よね。
不安に思っていることに直接関係ないけど、散歩するとかプールで泳ぐとか、家の中で考えこんじゃう環境から1歩でて、身体に意識を向けてみるだけでもいいんだって^^
グルグル回ってる思考からいったん、身体を離してあげることですな。
ボランティアやPTAを務めてきたことだって、立派な人生の1ページ。
自分のこの50数年をざっくり振り返って「よくやってきたぜぃ!」って自画自賛しながら、のんびり秋の公園でも歩いてみよう。
きっと、家で考えている時とは違う想いやインスピレーションが浮かんで来るはず。
応援してます^^
2023年9月20日公開
※DOMONETで「主婦・主夫歓迎」のシゴトを探す
⇒静岡県で探す
⇒愛知・岐阜県で探す
⇒東日本エリアで探す
⇒西日本エリアで探す