
交友関係や行動範囲が広がり、何かとお金が必要になる高校生。
バイトをしたいと思いつつも、部活や勉強と両立できるか心配ですよね。
部活は頑張りたいけれど、バイトでも効率よく稼いでプライベートも充実させたいと思う方も多いでしょう。
この記事では、バイトと部活を両立する5つのコツと4つの注意点を解説します。
バイトをしている高校生の多くが部活と両立できている!
実際に上手に工夫してバイトと部活を両立している先輩方はたくさんいるため、両立は十分に可能です。
両立のポイントはまず「スケジュール管理」。
一般的には部活よりもバイトのほうがスケジュールの融通が利きやすいため、部活に支障が出ないよううまくスケジュールを組む工夫が必要です。
バイトと部活を両立する5つのコツ
バイトと部活を両立するコツは「バイトの選び方」にあります。ここからはバイトと部活を両立する具体的なコツを5つ紹介します。
・シフトの自由度が高いバイトを選ぶ
シフトの自由度が高いバイトを選べば、部活との両立はしやすくなります。
希望通りのシフトが組めれば曜日や時間帯のコントロールもしやすく、部活が無い時間に効率よくバイトを入れられるからです。
たとえば、部活が平日のみなら土日にシフトを入れる、部活の時間とぶつからないように早朝や部活後にシフトを入れるといった工夫ができるでしょう。
・学校や家から近い通いやすいバイトを選ぶ
学校や家から近く、通いやすいバイトを選ぶのも両立のコツです。
移動時間をできる限り減らすことにはたくさんのメリットもあります。
たとえば、バイトの多くは時給制なので、移動時間を減らせば働ける時間が増え、そのぶん給料も増やせます。
部活との両立には体力も使うため、移動時間が少ないほど体力的な負担も減らせるでしょう。
限られた時間を上手に使うためにも、バイトの場所と移動時間は重要なポイントです。
・1日だけの単発バイトをする
部活が無い日にピンポイントで単発バイトをするのも良い方法です。
アルバイト求人では、イベント会場の設営や引っ越しなどの単発バイトもたくさん募集されています。
未経験でも応募できるものが多いため、空き時間をうまく使って稼ぎたい場合にも向いています。
スポーツ系の部活をしている人のなかには、あえて力仕事系のアルバイトを選んで収入と体力作りを兼ねている人もいるようです。
・長期休み・オフシーズンに集中してバイトをする
夏休み・冬休み・GWなどの長期休みや、部活のオフシーズンだけ集中してバイトをする方法もおすすめです。
特に長期休みは世間的にイベントも多く、その時期にしか募集されない期間限定のバイトが増える傾向があります。
• 夏:花火大会・お祭り・ビアガーデン・キャンプ場
• 冬:クリスマス・年賀状の仕分けや配達・おせち料理関連・初詣関連
期間がはっきり決まっているぶんスケジュールを組みやすく、継続的にバイトをするのが難しい場合にも適しています。
・活動日・活動時間が少ない部活を選ぶ
バイトも部活も適度に楽しみたい、プライベートも充実させたいと考えている人は、活動日・活動時間が少ない部活を選ぶのもひとつの方法です。
部活の時間が少なければ、そのぶんバイトとの両立はしやすくなるでしょう。
通っている学校によっても異なりますが、一般的にはスポーツ系の部活よりも文化系の部活のほうが活動時間が少ない傾向にあります。
バイトと部活に対する考え方は人それぞれなので、このような方法があることも知っておくと良いでしょう。
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バイトと部活を両立する場合の注意点
工夫次第でバイトと部活の両立は十分可能ですが、いくつか注意すべき点もあります。
ここではよくある失敗事例もふまえて、無理なく両立するために知っておくと良い注意点を4つ解説します。
・部活に慣れてからバイトを探す
バイトと部活は2つ同時には始めず、ある程度部活に慣れてからバイトを探すようにしましょう。
いざ始めてみると、「思っていたより体力的に辛い」「シフトに入れる日が確保できない」など、想定外のことが起きやすいものです。
バイトが決まってからこのような問題が起きてしまうと、周囲に大きな迷惑がかかってしまう可能性があります。
逆に、バイトが忙しすぎて部活を辞めることになってしまっても本末転倒です。
まずは1〜3か月程度部活に集中してみて、生活リズムや体力的な余裕を確認し、無理なく続けられそうなバイトを探しましょう。
・優先順位を間違えない
力の注ぎ方を間違うとどれも中途半端になってしまうため、優先順位を間違えないように気をつけましょう。
部活もバイトもやりがいがあり、つい夢中になってバランスを崩してしまいがちだからです。
部活とバイトの両立は想像以上に体力を使い、クタクタになって勉強に身が入らなくなってしまうケースも少なくありません。
しっかり両立できず、親・部活・バイト先から辞めさせられてしまうような事態は避けたいですよね。
そうならないためにも、勉強・部活・バイトそれぞれに目標を立てておくとバランスを保ちやすくなるはずです。
・できるだけ部活・バイト先の理解を得ておく
部活の仲間や先生、バイト先の社員など、周囲の人たちからの理解が得られているとかなり両立しやすくなります。
たとえば、大会がある部活なら大会前の期間は練習が忙しくなったり、学校によってはテスト期間中のバイトが禁止されていたりする場合もあるでしょう。
面接の時点でバイト先に説明しておき、その期間中はシフトを減らしてもらうなどの配慮をしてもらえないか相談しておくのが理想です。
大切なことは、どちらも手を抜かず一生懸命取り組むこと。その姿勢が伝われば、両立に対する理解が得られやすくなるはずです。
・バイトの条件面をしっかり確認する
バイトを決める前に、勤務場所・勤務時間・期間などの条件はしっかり確認しておきましょう。
たとえば、リゾートバイトなどは一定期間住み込みで働く場合があり、勤務場所によっては自宅に戻れず部活との両立が難しくなる可能性があります。
また、18歳未満は22時〜翌朝5時まではバイトができないと法律(労働基準法第61条)で決められている点にも注意が必要です。
部活やバイト先に迷惑をかけないためにも、ルールをしっかり把握したうえでバイトの条件面を確認して選ぶことが大切です。
バイトと部活は工夫次第で両立できる!
バイトと部活は工夫次第で両立できます。
うまく両立するためには部活(またはバイト)だけを1〜3か月程度やってみて、生活リズムや余力を把握することが大切です。
一方で、高校生のときにしか体験できないこともたくさんあります。
バイトは単に収入を得る手段ではなく、普段の授業では絶対にできないような貴重な体験ができる場でもあります。
大学生・社会人になってからも、高校時代のバイトの経験が日常生活や仕事に役立つケースは決して少なくありません。
3年間という限られた時間を有意義に過ごすためにも、賢く調整して部活もバイトも楽みましょう。
2023年9月15日公開
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