バイト面接は第一印象が大切ですから、面接会場に着いたら礼儀正しく、落ち着いた対応をしたいもの。
この記事では、バイト面接に行った際の声のかけ方や知っておきたい基本マナーなどについてご紹介します。
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バイト面接時間の5分前になったら声をかけよう
まず、面接会場にはどのぐらい前に着くべきか、悩む人も多いのではないでしょうか。
もちろん遅刻はNGですから、早めの行動を心がけたいものですが、20分も30分も早く着くのも迷惑になります。
目安としては10~15分前までに会社に到着し、トイレを済ませるなどして近くで待機しましょう。
面接時間の5分前になったら会場に到着し、会社の人に声をかけてください。
面接官はあなたの面接をする以外にもさまざまな仕事を抱えており、スケジュールを調整して面接に時間を割いています。
早く着きすぎては、先方のスケジュールを乱して仕事の邪魔になる可能性があります。
「早ければ早い方がいい」というものではないことも、知っておいてください。
受付や店舗のスタッフさんへの声かけはどうすればいい?
面接に行く前に、面接会場の住所や担当者の氏名、緊急連絡先の電話番号などをメモしておくと良いでしょう。面接会場が店舗と違う場所にある場合もありますから、Googleマップなどで事前に場所を確認しておきましょう。また、道に迷った場合などに備えて、電話番号を控えておくことも重要です。
面接会場についたら受付を探しますが、受付がない場合には担当者宛に電話をして会場に着いたことを伝えたり、店舗にいるスタッフさんを見つけて、声をかけたりしてみてください。
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バイト面接時の声のかけ方と注意点
声をかける時に大切なのが、基本的なマナーです。
相手が面接官でなくとも気を抜いてはいけません。面接後、最初に対応したスタッフに「今日面接に来た人、第一印象はどうだった?」とリサーチすることもよくあることです。
声をかける時は、相手に良く聞こえるくらいのボリュームで、ハキハキと話しましょう。
まずは自分の名前を名乗り、何のために来たのかを伝えます。その後に、面接担当者もしくはやり取りしていた人の名前を伝え、取り次いでもらえるようにお願いします。
案内をしてもらった後は、「お仕事の途中でお手数をおかけいたしました。ありがとうございました」などと、お礼を忘れずに伝えてください。
以下に例文を記載しますので、参考にしてみてください。
【例文】
「お忙しいところに申し訳ありません。本日15時から面接をお願いしている静岡花子と申します。面接のご連絡を秋葉様から頂いているのですが、秋葉様にお取次ぎをお願いできますでしょうか。」
バイト面接に早く着きすぎてしまった場合
バイト面接に早く着くのは問題ありませんが、面接開始5分前になるまでは、声かけは控えて待ちましょう。そのかわりに、待っている間にしておきたいことをご紹介します。
1.トイレに行って身だしなみをチェックする
近くにトイレがある場合には、服装や髪などの身だしなみを確認します。
面接で、男女ともに見落としがちなのが「靴の汚れ」です。顔や髪、洋服だけでなく、足元にも目を向けて、泥がついていないかなどをチェックしてください。
2. 担当者の名前や面接時間を確認する
間違えたくないのが、担当者の名前。
名前の読み方が分からない場合には、面接の初めに「失礼ですが、お名前の読み方をお伺いしてもよろしいでしょうか」などと確認する準備をしておきましょう。
多用するのはよくありませんが、面接中に「秋葉様は…」などと、相手の苗字を呼ぶと良い印象を与えられることがあります。
3. リラックスして心を落ち着かせる
面接で緊張しすぎないように、水分をとる、好きな音楽を聴く、お気に入りの動画を見る、近くを散歩するなど、自分に合ったリラックス方法で心を落ち着かせてから面接に臨むと良いでしょう。
バイト面接に遅刻してしまいそうな場合
遅刻しそうだと分かった時点で、できるだけ早く連絡しましょう。
メールをチェックしていないこともありますので、確実に伝えるためにも、電話で連絡をしましょう。
電話で伝えるポイントは以下の通りです。合わせて例文もご紹介しますので参考にしてみてください。
【ポイント】
・名前と要件を言う
・遅刻する旨を伝えて謝罪する
・遅刻する理由と到着予定時間を伝える
・その上で、遅刻をしても面接してもらえるかを確認する
(面接をしてもらえる場合)御礼を伝える
(面接してもらえない場合)面接日時を再度設定してもらえるようにお
いする
・最後にもう一度謝罪とお礼を伝えて電話を切る
【例文】
「本日15時からアルバイトの面接をお願いしております静岡花子と申します。
誠に申し訳ございませんが、人身事故の影響で電車が遅延しており、到着が15分くらい遅れそうです。本日、15時15分からでも面接をしていただけますでしょうか。
難しい場合には、再度面接日時を設定していただけましたら出直してまいります。
ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。」
バイト面接の所要時間について
バイト面接の所要時間は、職種などにより異なるので明言できませんが、30分から1時間は見ておくとよいでしょう。
面接官が質問して受け答えする時間だけでなく、仕事内容や給料の説明、質疑応答の時間なども含みます。
場合によっては、その場で合否が分かり、契約書に捺印することがあるかもしれません。
この場合は、1時間を超える可能性が高いでしょう。
面接の後に友達と待ち合わせするなどという場合には、念のため、時間に余裕を持っておくことをお勧めします。
バイト面接での一般的なマナー
一般的なマナーがあるかどうかは、面接でチェックされる重要なポイントです。以下のような点について気を付けておいてください。
1.勝手に座らない・座ったまま挨拶をしない
面接部屋に入り、面接官がすでに部屋にいる場合はかばんを床に置き、改めて姿勢を正して挨拶をします。
「おかけください」と言われてから座るようにしましょう。
面接官が後から入室してきた場合も、ドアが開くタイミングで立ち上がり、面接官が席に着くのを待ってから、挨拶をして名乗ってください。
荷物を机の上に置くことや、座ったまま挨拶をすることはマナー違反であることも覚えておいてください。
2. お茶を飲むタイミング
お茶やコーヒーを出された場合、すぐに飲むのは控え、面接官から「どうぞお茶を飲んでください」と勧められるのを待ちましょう。
または、面接官が先に口をつけてからいただいてもよいでしょう。
ちなみに、飲み干す必要はありません。
「コーヒーを出されたけれども飲めない。失礼に当たらないか」と心配する人もいると思いますが、残しても大丈夫ですので安心してください。
先にお茶を飲んだからと言って不採用になることはありませんが、些細なことに気がつく人かどうかを見られているかもしれません。
3. 音を立てないようにふるまう
面接時に限りませんが、大きな音を立てないように気を付けましょう。椅子を引くとき、ドアを開け閉めする時など、静かで丁寧な動作を心がけると良いでしょう。
まとめ
バイト先で初めて声をかける際には、誰でも大変緊張すると思います。
まずはおちついて、自分の名前を名乗り、面接に来たことを伝えれば大丈夫です。
2023年8月21日公開
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