居酒屋バイトの面接でよく聞かれる質問は、だいたい以下の3つに分かれます。
（1）シフトや勤務時間に関すること、（2）志望動機、（3）希望する仕事内容や過去のバイト経験のそれぞれについて、質問された場合の回答のポイントをまとめてご紹介していきましょう。

いずれの質問にも、自信をもって答えられるように万全の準備をしておきたいですね。

質問1.勤務可能な時間帯やシフトの希望について

居酒屋の営業時間は、昼間から深夜におよぶところも多く、アルバイトのスタッフも基本的にはシフト制で勤務することが多いです。
面接では、必ずといっていいほど、勤務できる曜日や時間帯、シフトの希望を尋ねられますので、あらかじめ学校等のスケジュールを確認し、希望を正確に伝えられるようにしておきましょう。

なお、もし何らかの理由で、どうしても勤務できない曜日や時間があれば、あらかじめ伝えておくことで、今後の仕事がスムーズになります。
例えば、「○曜日と○曜日は調整可能ですが、○曜日の勤務は難しいです」といったように前向きな言い方を心がけることで、相手の理解を得られやすくなるでしょう。

なかには、先方から「○曜日の○時から○時まで勤務してほしい」といった具体的な相談があるかもしれませんが、その際には、正直にできるかできないかを理由とともに伝えましょう。
勤務できないにもかかわらず、あいまいな返事をしてしまうと、後々職場の人々に迷惑をかけることとなってしまいます。
自分の言葉に責任をもって答えることが大切です。
フード・飲食の求人をさがす

質問2.志望する居酒屋への思いや志望動機

居酒屋では、スタッフのやる気や思いによって、店の雰囲気も変わってきます。
したがって、居酒屋バイトの面接では、志望動機に関しても店長などの面接官は注目しているようです。
志望動機を聞かれたら、「こちらのお店の雰囲気やコンセプトが気に入っており、自分もスタッフとして頑張りたい」など、感じている熱い思いを言葉にして伝えましょう。

また、厨房での調理補助の仕事を希望するのであれば、「アルバイトとして働き、こちらの料理法を学びたい」という意欲を伝えるのもひとつです。
自分にとって魅力的だと感じるその居酒屋の特徴を具体的に挙げながら、志望動機につなげることが重要なポイントとなります。
「なぜこの居酒屋でなければならないのか」という観点から考え、自分なりの答えを見つけてみましょう。

質問3.希望する仕事内容や過去のバイト経験

居酒屋バイトの仕事は、主に接客がメインとなる「ホールスタッフ」と、料理やドリンクの準備をおこなう「調理補助（キッチン）」の2種類に分かれています。
勤務する店によっては、両方ともおこなう場合もありますが、仕事が明確に分かれている居酒屋ではあらかじめ希望を聞かれますので、その理由とともに答えを準備しておきましょう。

ホールスタッフを希望するのであれば、「人からよく笑顔を褒められる」「人と話すのが好き」といった自分の長所を理由とするのもよいでしょう。
また、調理補助（キッチン）を希望する理由として、過去に飲食店での調理補助のバイト経験がある旨を伝えることで、即戦力として重宝されるかもしれません。

なかには、ホールスタッフのみならず、リーダーとして活躍できる人を探している居酒屋もありますので、過去のバイトでリーダー経験があれば、必要に応じて積極的にアピールするのも得策です。

まとめ

居酒屋バイトは深夜や明け方に終了する場合もあるため、面接の際にお店までの交通手段や通勤時間も確認される可能性もあります。
特に、電車の駅やバス停から遠いところにある居酒屋の面接では、お店の近所に住んでいることもメリットのひとつとして挙げてもよいでしょう。

2017年1月17日公開
フード・飲食の求人をさがす