パートやバイトを探すとき、「バイトに応募するのが怖い」という人も多いのではないでしょうか。


ましてや、初めてや久しぶりのバイトとなると、特に緊張するものです。
この記事では、シーン別にバイト応募時の対処法を解説。準備をしっかりしておくことで「怖い」という気持ちを払しょくし、自信をもって面接に臨みましょう!


ケース① バイト先への「応募電話」が怖いという場合



対面と異なり、相手の顔が見えない電話では、「どんな人が出るのだろう」「悪い印象を持たれないか」「言いたいことが言えるだろうか」などと想像して不安になるのは自然なこと。電話で応募する際は、以下のことに気をつけると緊張が和らぎます。


・事前に電話での会話内容を練習。聞きたいことは箇条書きに

電話は最初が特に緊張しますので、冒頭のあいさつ部分は紙に書き出しておくとよいでしょう。また、確認したい内容や不明点を箇条書きでまとめておくと、緊張していてもきちんと確認することができます。時間があれば、事前に口に出して音読しておくと安心です。


電話トーク例
お忙しいところ恐れ入ります。アルバイトタイムスの求人を拝見し、お電話しております。静岡花子と申しますが、採用後担当者の方はいらっしゃいますか?
販売スタッフのバイトに応募させていただきたいと思うのですが、その前にいくつか確認したいことがありまして、質問をさせていただいてもよろしいでしょうか。


箇条書き例
・週に何日シフトに入らないといけないか
・交通費は全額支給か
・定休日はあるか


・電話をかける場所やタイミングを見計らうこと

相手が忙しい時間に電話をすると、会話を急がされたりすることもあり、より一層「怖い」という気持ちになってしまうかもしれません。飲食店ならランチやディナー時間を避けるなど、電話をかける時間に気を配ってください。


自分がかけるときは、周りが静かで、落ち着ける場所からかけてください。できれば屋外は避け、自宅などから落ち着いてかけるようにしましょう。


・聞き取れなかったときは丁寧に聞き返してOK

相手の話が聞き取れなかった場合は、聞き返しても失礼には当たりません。


トーク例
恐れ入ります。雑音が入り今おっしゃったことが聞き取れませんでした。「シフトは週3日以上」の後は、なんとおっしゃったでしょうか。


・電話のマナーを確認しておく

マナーに不安があると、緊張が増してしまうことがあります。電話の場合は特に以下のようなことにも気を付けてください。


・不明瞭な話し方は相手も聞きづらい。努めてゆっくり、はっきり話す。
・電話番号や日時など、重要な情報は最後に復唱する(メモも取っておくこと)。
・自分から電話をしている場合、相手が切るのを待ってから切る。


ケース② 応募時の「面接」が怖いという場合



電話も緊張しますが、1対1での面接はさらに緊張するものです。初対面の人と会うというだけでも怖いのに、意地悪な質問をされたらどうしようと考えると、もっと緊張しますよね。
以下のような点に注意すれば、多少は緊張も和らぐでしょう。


・面接での回答を想定・準備しておく

何を聞かれるかがわからないというのが、面接で怖い理由の一つ。
しかしパートやバイトの面接で聞かれる質問はある程度想定できますから、面倒がらずにそれぞれの質問に対して回答を準備しておくとよいでしょう。


以下のような内容を聞かれたときに、何を答えるかを考えてみてください。


・なぜこのバイトに応募したのか
・いつから働けるか、週に何日ぐらい入れるか
・通勤手段
・ブランクがある場合はブランクの理由
など


丸暗記すると緊張で頭が真っ白になりかねませんので、自分が伝えたいことを箇条書きにするだけでOK。「この質問をされたらこれを答える」ということを決めておくだけで、随分と心にゆとりができます。


・面接のマナーをおさらいしておく

面接部屋に通されたらすぐに座ってよかったか、いつ、どのタイミングで自分の名前を名乗ればよいのか等、面接マナーをおさらいしておくと焦らないですみます。


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面接官が面接室まで先導してくれる場合、部屋に通されたら着席前にあいさつをし、名前を名乗りましょう。
面接室で面接官が来るのを待つ場合は、面接官が入室するまで立って待つか、座って待つよう促された場合も、面接官が入室したら起立し、挨拶をして名乗ります。


挨拶例
本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。静岡花子と申します。どうぞよろしくお願いします。


・自分に自信が持てる服装で面接に臨む

面接では中身も大切ですが、見た目の清潔感は重要なポイントです。
アパレル店舗などでのバイトは別ですが、あまり派手過ぎる服装は避けます。職種を問わず、重要なのは清潔感。面接前日には、以下のポイントをチェックしていくようにしてください。


・爪はきれいに切ってあるか(派手なネイルは避ける)
・靴やカバンはきれいか
・ハンカチ、ティッシュは持ったか
・男性の場合、ヒゲの手入れはしたか


特に、相手からどう思われているだろうかと「怖い」気持ちが大きい場合、少しでも準備を周到にしておくことで、怖さも和らぎます。


・面接会場は15分前までに到着。事前に会社前まで行ってみる事

面接時間に遅れそうになるとより焦ってしまい、落ち着いて面接が受けられません。
面接会場には開始15分前までに到着しておきましょう。できれば1時間前までに面接会場まで行き、場所を確認したら近くのカフェなどで待つことをお勧めします。


最寄の駅まで来たからと言って油断していると、駅から会社が思いのほか遠いとか、ビルが2つあってどちらに行けばいいかわからない、などということもあります。
また、確認後に近くのカフェに入ることで、心を落ち着かせることもできます。もう一度応募要領や企業のホームページを見て、予習をしておいてください。


ケース③ 「初出社日」が怖いという場合



新しい場所、新しい人との出会いですから、初出社日は誰でも緊張するものです。最初から完璧にできなくても大丈夫です。以下のことに留意して、努めてリラックスして臨んでください。


・笑顔であいさつができれば初日はOK!

どんな職場でもまずは笑顔で挨拶をし、できれば名前を名乗って自己紹介をしてください。それができれば、初日は100点!それぐらい、笑顔とあいさつは重要なことです。


2度目からのあいさつは、「林さん、おはようございます!」「山田さん、お疲れ様でした」などと、相手の名前を呼んでください。そうすることで、顔と名前を覚えやすくなります。


・「何かお手伝いできることはありませんか」と声掛けを

初出社の日は、できる仕事はほとんどないかもしれません。やることがなくなってしまった時や、勤務終了の時間などには、自分から「何かお手伝いできることはありませんか」と聞いて回ってください。


お手伝いをすることで早く仕事が覚えられますし、周りの人に良い印象を持ってもらうこともできるでしょう。


・メモを取って仕事を覚える

皆が忙しそうにしていると質問するのも怖いのですが、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と心得て、怖いという気持ちを抑えつつ、何でもすぐにきくようにしてください。


ただし、何度も同じ質問をするようではいけません。仕事中は必ずメモを取り、二回同じことを聞かないで済むようにしたいものです。教えてもらった時はお礼の言葉も忘れずに。


人の名前が覚えられないという人は、名前と見た目の特徴をメモしておくのも有効です。


メモ例
山田花子さん 長い黒髪・A大学3年生・平日シフト・調理メイン


ケース④ 「自分にできる仕事か」どうかが怖いという場合



経験したことがある職種なら想像することができますが、初めて経験する仕事では、自分にできるだろうかという不安や、未知の分野への怖さが出てくるかもしれません。以下のような点に着目し、できるだけ事前に準備をして怖さを減らしておきましょう。


・ホームページや求人情報を再度よく読んでおく

事前に情報があればあるほど仕事についての想像ができ、不安や怖さも和らぎます。会社のホームページや求人情報には、仕事内容のほか、先輩の声などが掲載されていることもあります。


・友人や知り合いに話を聞く

友人や知り合いの中に、同じようなパート・バイト経験がある人はいませんか?もしいれば、気を付けるべきことや仕事のやりがいなど、経験者の話を聞いてみると参考になります。


・実際に行って雰囲気などを確かめる

会社やお店に行くことができる職場であれば、実際に足を運んで雰囲気を確かめておきましょう。そこで働いている人の様子などを観察し、自分が働くシミュレーションをしてみるとよいでしょう。


ケース⑤ 「人間関係」が怖い場合



パート・バイト先にどんな人がいるのか、意地悪な人はいないかなど、人間関係に怖さを覚える人も多いでしょう。職場に限ったことではありませんが、以下のようなことに留意して、良い人間関係を築きたいものです。


・同僚との人間関係は基本的な挨拶とちょうどよい「スタンス」が必要

日々一緒に働く同僚とは、できるだけ仲良く働きたいもの。お礼やお詫びなどの挨拶をきちんとする礼儀を持ちつつも、ちょっとした冗談が言えるようになるとかなり気持ちが楽になります。


そのためにも、基本的な礼儀を忘れないことが大切です。
職場に馴染んでくると敬語でなくなったり、挨拶をしなくなったりすることがあるかもしれませんが、そういうところから人間関係の雲行きが怪しくなるものです。
また、仲良くなると仲間の陰口を言ってくる人もいますが、そういう場合には同意しないのが賢明。「そうなんですか~」と話をかわしたり、「わたしにはわからないですね」などと、「同じスタンスではない」ことを暗に表現したりするとよいでしょう。


・「上司が怖い」場合の対処法はケースバイケース

上司が怖いという場合、仕事に厳しくて怖い場合と、モラルハラスメントのような場合とでは対処法が異なります。
仕事に厳しい場合は怖くても当然。仕事ができるようになるよう、最善を尽くすことで上司とも仲良くなれるでしょう。わからないことは質問し、一度聞いたことはできるようにする努力を見せる事で、真摯な思いが伝わります。


一方で人格を否定するような言葉をかけられるような場合は、誰かに相談することをお勧めします。誰しもイライラすることはありますが、常態化している場合は職場の同僚や上司に相談してください。あまりにもひどい場合は職場を変えたりすることも考えましょう。


・怖いお客様がいる場合

世間には「自分は客だ」という気持ちで、心無い言葉をかけてくる人もいるものです。
あまりにもひどい場合や、脅しのように危機を感じるようなことがあれば、すぐに上司に相談しましょう。
決まったタイミングに来るお客様の場合なら、その時間にはシフトに入らないなど、何かできることがあるかもしれません。


【まとめ】


初めての職場で働きだすときは、誰でも不安や怖さを抱えているものです。準備や事前情報の収集によって軽減することも多くありますし、最初から完璧にできなくても当たり前です。
一つずつ覚えればよいというスタンスで、マイペースに取り組んでいきたいですね。


2023年6月23日公開



<ライター>

坂口弥生(さかぐち・やよい)
外資系企業、IT企業、ベンチャー企業などにおいて、採用・研修から人事制度設計まで、約10年にわたる人事全般のキャリアをもつ。現在はWEB系の会社を経営するかたわら、スペインにある学費が15万円/年~の公立大学や、1週間から留学可能な語学学校の紹介をするなど、子どもから大人までの学習支援を行っている。

WEB事業 :https://dy-planning.net/
留学サポート Go Global:https://go-global.info/



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