
特別なスキルや経験がなくても応募しやすいコンビニのアルバイトは、人気のバイトのひとつです。
この記事では、実際にコンビニバイトの面接でよく聞かれる質問と、回答のポイントを紹介していきますので事前にチェックしてみましょう。
言葉遣いや服装などの基本的なマナーについても、きちんと準備して面接に臨んでください!
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コンビニの求人をさがす勤務日数や通勤手段などの条件について
バイト面接でまず確認されるのは、「勤務条件が合うかどうか」ということです。
以下のような条件に対しての自分なりの回答を、事前にまとめておくと安心です。
よくある質問1. 勤務可能な曜日や時間帯について
基本24時間営業のコンビニでは、きちんとシフトを組むことが大切になります。
そのため、柔軟にシフトに入れるかどうか、どのぐらいの頻度でシフトに入れるかという点は、コンビニ面接で聞かれる優先ポイントです。
「どのくらいシフトに入れそうですか」と聞かれたら、「授業が終わる夕方以降で週3、4日の勤務が可能です」「週末であれば22時以降もシフトに入りやすいです」というように、調整可能な日数や曜日・時間帯の目安を答えられるとよいでしょう。
最初から自分の都合ばかりを述べるのはできるだけ避けたいところですが、「水曜日は通院があるのでシフトに入れない」など、譲れない点については伝えておきましょう。
その方が、後々お互いのためです。
よくある質問2. 深夜・早朝シフトに入れるかどうか
コンビニは学生のバイトも多く採用されますが、未成年の場合は深夜から早朝シフトには法律上入れません。そのため、年齢条件をクリアしている人は深夜・早朝シフトに入れるかと問われる可能性もあります。
深夜・早朝シフトの人員が足りていない店舗であれば、その時間帯に勤務できることが大きなポイントになるでしょう。
よくある質問3. シフト変更について
「急にシフトを交代してもらうこともありえるが、大丈夫か」と問われたら、「毎日17時以降であれば、比較的調整しやすいです」など前向きな姿勢を見せられると良いでしょう。もちろん状況次第ではあるものの、可能な時には交代できるように努めるつもりであることを伝えられると好印象です。
ちなみに、面接でこのように答えたからといって、必ず交代しなければならないわけではないのでご安心ください。
よくある質問4.通勤について
通勤手段や通勤時間なども、よく聞かれるポイントです。
立地によっては「自家用車や自転車、バイクでの通勤は不可」という場合もありますので、公共交通機関以外での通勤を想定している場合は、あらかじめ確認しておきましょう。
よくある質問5.いつからバイトを開始できるか
人員不足のコンビニであれば、なるべく早く働いてほしいと考えるものです。
もし、いつでも働き始められるのであれば、「明日からでも働けます」などと、早いタイミングで働けることを伝えるとアピールポイントにもなります。
よくある質問6.休みたい期間があるかどうか
テスト期間や年末年始など、どうしても休みが欲しい時期があるかどうかも聞かれる可能性があります。
学生であればテスト前1週間は休む必要があるかもしれませんし、「年末年始は実家に帰省する」ことが確定しているならば、あらかじめ面接で伝えておいた方が良いでしょう。
アルバイト先としてコンビニを選んだ理由
バイト先として多くの選択肢があるなか、「なぜ、コンビニなのか」「なぜ、この店を選んだのか」「志望動機はなにか」といった点も、面接ではよく聞かれるポイントです。
回答をする際には、難しく考えたり、背伸びしたりすることなく、等身大の素直な気持ちを自分の言葉で伝えられれば大丈夫です。
コンビニバイトを選ぶ理由1.家/学校から近いコンビニだったため
できるだけ長くバイトを続けるための大事なポイントとして「通いやすさ」が挙げられます。
コンビニは店舗数が多いので、通いやすい店舗を探すこともさほど難しくないでしょう。
例文:
学校と家の間にあるため通いやすく、長く続けられると思い、志望しました。
コンビニバイトを選ぶ理由2.よくお店を利用しているから
普段よく利用している店舗であれば、なぜそのコンビニを選んでいるかを自問自答してみてください。
いつも商品がきれいに並べられていることや、店員さんの挨拶や声かけが気持ちいいなどの理由が浮かんでくるのではないでしょうか。
その理由を、志望動機として伝えられるとよいでしょう。
例文:
普段からこちらの店舗を利用させていただいており、いつも店員さんの接客が丁寧なので、そういうお店で働きたいと思いました。
コンビニバイトを選ぶ理由3.しっかりバイト代を稼ぎたいと考えたため
コンビニは基本24時間営業なので、早朝・深夜のシフトに入ることも可能です。
22時から翌5時の間は深夜割増手当がつくため、同じ1時間働くのでも、効率よくバイト代を稼げます。
バイト代が入ったらやりたいこと、買いたい物など、目標を達成するためにもコンビニバイトは効率が良い働き方がしやすいと言えるでしょう。
例文:
海外への卒業旅行を計画しているため、深夜シフトにも積極的に入れればバイト代をしっかり稼げると考え志望いたしました。目標貯金額は2年で20万円です。
コンビニバイトを選ぶ理由4.接客の仕事が好きだから
コンビニの仕事は、お客様やスタッフなどさまざまな世代の人とのコミュニケーションが発生します。
人と話すことが好きな人にとっては楽しんで働ける職場といえるでしょう。
例文:
私は人と話をするのが好きなので、お子様から年配の方までさまざまな世代の方とコミュニケーションがとれるコンビニバイトがピッタリだと考え、志望しました。
いずれにしても、一生懸命に働きたい具体的な理由があるかどうかということが、大事な評価のポイントとなります。
過去のアルバイト経験や長所について
複数の応募者がいる場合には、優れたコミュニケーション能力などの長所や、過去のアルバイト経験などから、より即戦力として活躍してくれそうな人が採用されやすいでしょう。
過去に飲食店等でのホールスタッフや、受付や窓口業務などサービス業の経験がある人は、そのときの働きぶりや仕事内容などを具体的に話すことで、面接での評価アップが期待できるかもしれません。
もし、コンビニバイトにプラスとなりそうな経験があれば、端的に伝えられるように準備していきましょう。
アルバイト未経験の人の場合は、「人と話すのが好き」などの志向、親しみやすく明るい性格であること、まじめさ、責任感の強さなどの長所をアピールできると好印象です。
コンビニ面接当日に気をつけるべき面接マナー
コンビニ面接に行くと、お客様と同じ入り口から入り、レジなどにいるスタッフに声をかけることになります。
買い物をしているお客様や、接客中のスタッフの邪魔にならないように気を付けましょう。
・スタッフに声をかける方法
面接当日、コンビニに入ったらレジにいるスタッフに声をかけます。
レジにお客様がいる場合は、邪魔にならない場所で待ち、接客が途切れるタイミングを見計らって声をかけてください。
例文:
お仕事中に恐れ入ります。本日アルバイトの面接にうかがいました静岡花子と申します。14時に店長の山本様とお約束をしているのですが、山本様はいらっしゃいますでしょうか。
・コンビニ面接に着ていく服装
コンビニバイトの面接には、スーツで行く必要はありませんが、清潔感は重要です。
Tシャツではなく襟付きのシャツが良いでしょうし、ダメージジーンズなどは避けたほうが無難です。
ヒゲは剃り、ネイルやメイクも控えめにしておくと印象が良くなります。
・時間厳守。ただし、あまり早く行くのもNG
面接時間に遅刻するのはもちろんNGですが、早く行きすぎるのも問題です。
コンビニは会計だけでなく、商品搬入や陳列などの仕事もあり、忙しい時間帯はほぼ決まっています。
働いている人のタイミングを見ながら面接時間が設定されている可能性もありますので、あまり早く行き過ぎるとかえって迷惑になってしまうことを理解しておきましょう。
そして、面接時間の5分位前になったら、レジなどのスタッフに声をかけるとよいでしょう。
まとめ
面接の最後には、多くの場合「〇〇さんから何か質問はありますか」と聞かれます。
その際には、髪の色やネイルなどのルールがあるかどうか、どのぐらいシフトに入ることができるかなど、気になることを質問してみましょう。
面接当日だけでなく、面接のアポイントを取るために電話連絡をする際にも、丁寧な言葉遣いやハキハキとした話し方を心がけてくださいね!
2017年1月17日公開/2024年10月28日更新
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