特別なスキルや経験がなくても応募しやすいコンビニのアルバイトは、学生のあいだでも人気がある職種のひとつです。実際にコンビニバイトの面接でよく聞かれる質問と回答のポイントを紹介していきますので、事前にチェックしてみましょう。もちろん、最低限必要な言葉遣いや服装などのマナーについても、きちんと準備して面接にのぞみたいですね。

よくある質問1.勤務可能な曜日や時間帯について



24時間営業であることが多いコンビニでは、基本的には事前に決められたシフトに従って勤務することになります。「どのくらいバイトに入れそうですか」と聞かれたら、「週3、4日程度の勤務が可能です」というように、調整可能な日数の目安を答えるのが理想的です。はじめから自分の都合を細かく述べるのは、自分勝手な印象を与えてしまう可能性があります。したがって、詳細な日程については、先方から聞かれたときに具体的に答え、調整に応じる意思があることも合わせて伝えることができればさらによいでしょう。

また、面接で、「急にシフトを交代してもらう可能性もある」と相談を受けたら、できるだけ前向きに検討するつもりであることを伝え、「毎日○時以降であれば、比較的調整しやすいです」といったようなことも付け加えておくとスマートです。なお、深夜勤務が可能な人は、事前にその旨もきちんと伝えておきましょう。コンビニバイトの場合にはアピール材料のひとつとなり評価が高まる可能性があります。

そのお店が飲食店で、お客様からの電話予約も多い職場であれば、電話でどのくらいきちんと受け答えができるのかは大事な要素。留守番電話にどのようなメッセージを残すのかを確認するだけでも、応募者がどの程度の電話応対スキルがあるのかわかるものです。

よくある質問2.アルバイト先としてコンビニを選んだ理由



多数のコンビニがあるなか、「なぜ、この店を選んだのか」「志望動機はなにか」といった点も、面接ではよく聞かれるポイントとなります。回答をする際には、難しく考えたり、背伸びすることなく、正直な気持ちを自分なりの言葉で伝えましょう。

例えば、「接客や商品の棚卸し、レジなどの経験を得たい」や「家や学校から近く、勉強とアルバイトの両立がしやすい」といった理由でも構いません。また、「自分の夢を実現するため、安定的な資金を稼ぎたい」といった理由でもよいでしょう。志望先のコンビニで、一生懸命に働きたい具体的な理由があるかどうかということが、面接で重要な評価のポイントとなります。

よくある質問3.過去のアルバイト経験や長所について



複数の応募者がいる場合には、優れたコミュニケーション能力などの長所や、過去のアルバイト経験などから判断し、より即戦力として活躍できそうな人が選ばれることもあります。過去に飲食店等でのホールスタッフや、受付や窓口業務などサービス業の経験がある人は、そのときの働きぶりや担当内容などを具体的に話すことで、面接での評価アップを期待できそうです。

もし、現在も引き続きおこなっているアルバイトで、コンビニバイトにもプラスとなりそうな関連要素があれば、合わせて伝えてみるのもよいでしょう。なお、アルバイト自体が未経験であっても、「人と話すのが好き」といった親しみやすく明るい性格や、生真面目さ、責任感の強さなどの長所は、大きなアピール要素となりますよ。

まとめ


面接のアポイントを取るために電話連絡をする際にも、きちんとしたマナーをわきまえておこないましょう。なぜなら、電話での応対も面接の一部として考慮される可能性があるからです。「お仕事中に失礼いたします」といった第一声に始まり、丁寧な言葉遣いとハキハキとした話し方を心がけていきたいものですね。


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