
緊張して迎えるパートの初出勤日に「これからよろしくお願いします」という想いを込めて菓子折りの持参をしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
しかし、初出勤日に菓子折りを持っていく必要はなく、良かれと思って持って行っても逆にマイナスに働くことがあるので注意が必要です。
この記事では、パートの初出勤日に菓子折りを持っていくべきではない理由を解説します。また、どんなものなら持って行ってもOKなのかについても紹介するので、参考にしてください。
パート初出勤に菓子折りを持っていくべきではない理由
パートの初出勤日に菓子折りを持参しても、必ずしも喜ばれるとは限りません。むしろ菓子折りは持っていくべきではないと考える方も多くいます。そこで、まずは持っていくべきではない理由を解説します。
手土産がないからといって雰囲気が悪くなることはない
新しいスタッフが入ってくるからと手土産を期待している人はほぼいないため、菓子折りを持参しなくても雰囲気が悪くなることはまずないでしょう。
万が一手土産を持っていかなかったことで気まずくなったり雰囲気が悪くなったりするようであれば、その職場は今後も人間関係で苦労する可能性があります。
菓子折りを渡す時間がないかもしれない
接客業などの職場は、勤務時間の開始直後から忙しくなることも珍しくありません。休憩を交代で取る職場も多いことから、渡すタイミングを計るのはとても難しいでしょう。
特に初出勤日は、仕事の流れがわからずバタバタしがちです。そんなあわただしい中で時間をとらせてしまうと、迷惑ががかかってしまうこともあります。
変に目立ってしまう・気を遣わせてしまう
アルバイトやパートの初出勤日に、菓子折りなどの手土産を持ってくる人はほとんどいません。そのため、菓子折りを持っていくと好印象というよりも驚かれやすく、変に目立ってしまう可能性もあります。
「わざわざ準備しなくてもよかったのに…」「お返しをしなければ」と、逆に気を遣わせてしまうかもしれません。
菓子折りよりも仕事を覚えることが大事!
初日に教わることは非常に多いため、店長や先輩の話はきちんと目を見て聞きつつ、教わったことはしっかりとメモを取ることが何よりも大切です。
菓子折りを用意することよりも、初日は仕事と真剣に向き合う姿勢が大切です。「菓子折りをいつ渡したらいいか?」「誰に渡したらいいか」など気になって仕事に集中できない可能性もあります。
どうしても菓子折りを持っていきたい場合は?
パートの初出勤日に菓子折りの持参は必要ないとは言っても、「これからお世話になる職場に対して、何かしら持っていきたい」「早く顔と名前を覚えてもらうきっかけにしたい」と考える方もいるでしょう。
そんなときは、市販のお菓子やコンビニスイーツなど、手軽なお菓子を持参するのがおすすめです。スーパーやコンビニなどで購入できるものであれば、菓子折りほど敷居が高くなく気を遣わせてしまうこともないでしょう。
お菓子屋さんやギフトショップなどで販売されている箱詰めのお菓子は、避けておきたいてすね。
菓子折りだけではない!初出勤日の印象を良くするコツ
パート勤務初日の印象を良くするためには、菓子折りよりも、しっかりと事前準備をすることや言動に気をつけることが大切です。ここでは初出勤日の印象をアップするコツを紹介するので、ぜひ実践してみてください。
明るくハキハキと笑顔で話す
第一印象は、表情や話し方で決まるといっても過言ではありません。明るくハキハキと笑顔で話す人は、印象が良くスタッフからも好かれやすくなります。
逆に、下を向いていて目が合わない、ボソボソと小声で話していて聞き取りづらい、接客業なのに笑顔がほとんどないような人は、印象が悪くなりがちです。表情や話し方は日頃からの癖となっていることも多いため、初日は無意識に癖が出ないよう特に要注意です。特にマスクをしていて表情が見えずらい、口元が見えずただでさえ聞きとりにくい場合は特に留意しましょう。
勤務初日は、いつもよりワントーン高い声を意識して「はじめまして!今日からお世話になります○○です。早く仕事を覚えてお役に立ちたいと思っていますので、よろしくお願いいたします!」などとハキハキと自己紹介しましょう。
清潔感のある身だしなみに整える
清潔感があるだけで、人の印象はアップします。そこで、職場にふさわしい服装や髪型になっているかどうかを忘れずにチェックしましょう。
たとえば、派手な色は避け露出を控えた服装を選ぶ、立ち仕事が多い職場ではスニーカーを履いていくなど、仕事内容や職場の雰囲気に合わせた服装選びは欠かせません。
また、勤務初日は研修資料などを受け取る可能性があるため、A4サイズが入るバッグを持参すると安心です。入社後に履歴書の提出を求められた場合も、書類を折らずに入れられる大きさのバッグに入れて持参しましょう。
自己紹介で何を話すか事前に準備する
パートの初出勤日には、ほとんどのケースで自己紹介を求められます。この時、定型文をそのまま伝えるのも問題ありませんが、趣味や日課、最近ハマっていること、パートへの意気込みを加えた文章にするとスタッフの印象に残りやすくなります。当日スムーズに言えるよう、事前に話すことをまとめておきましょう。
メモをしっかりと取ってわからないことはそのままにしない
勤務の初日は覚えなくてはならないことが多いため、ただ聞いているだけだと、先輩から「メモ取らなくて大丈夫?」と心配されてしまいます。
わからないことが出てきたり、教わった内容がうまく聞き取れなかったりした際には、必ずその場で質問して解決していくことも欠かせません。
一生懸命さが1番の印象アップ
パートの勤務初日には、菓子折りを準備するよりも重要なことがさまざまあります。きちんとメモを取ることや、やったことがない仕事でも前向きにチャレンジする姿勢は、明るいあいさつや表情は好印象につながります。
また、手が空いたときに「何か手伝えることはありませんか?」と一声かけるなど、積極的に仕事を覚えようとする姿勢は、スタッフにとってありがたいものです。まずは早く一人前になれるように心がけることが、好印象につながることを覚えておきましょう。
2023年1月19日公開
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