
職場の人と仲良くしたいのになかなか会話に入れない。昔から口下手で、友だちづくりが苦手。こうした悩みをかかえている人は少なくありません。
本記事では、職場での会話に入れず悩んでいる人向けに、その理由や対処法を解説します。現状を改善して同僚と仲良くなりたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。
職場の会話に入れない理由
職場の会話に入れないのは、主に以下の理由が考えられます。
職場の会話に入れない人に共通する特徴
職場の会話に入れない人には、共通して見受けられる特徴があります。
人見知りの人は、人にどう思われているのかが気になり、あえて交流を避けてしまいます。仲良くしたいと思っていても「嫌われているのでは」「邪魔になるのでは」などと考えすぎてしまうことがあります。
受け身タイプは、自分から積極的に人と関わろうとしません。「自信がない」「恥ずかしい」といった気持ちが強く、自分から会話することを避ける傾向があります。
中には、人の話を聞くのが苦手で会話に入れない人もいるでしょう。ついつい自分が言いたいことを優先してしまうので、周囲から空気が読めないと思われてしまう…そのようなことを避けがちです。
職場の会話に入れない場合の対処法
職場での会話に入れないと孤立感が増し、出勤するのがおっくうになってしまいます。ここでは、職場の人との会話の糸口をつかみ、状況を好転させる方法をご紹介します。
■ まずは明るい挨拶を習慣付ける
まずは上司や同僚に元気に挨拶する習慣付けから始めましょう。挨拶は、すべての人間関係における基本です。しっかり挨拶ができていれば、普段はあまり会話をしない相手にも「きちんとしている」という好印象を与えられ、話しかけてもらえる確率も高まるかもしれません。
出勤時には「おはようございます」、助けてもらったときは「ありがとうございます」、退勤時には「お先に失礼します」など、自分から積極的に明るいトーンで声をかけましょう。
■ まずは少人数と仲良くなる
最初から大勢の会話に飛び込むのはハードルが高いので、少人数の人と仲良くなることから始めるのも一つの手です。
席が近い人や仕事で一緒になりやすい人、共通の趣味があって話が合いそうな人など、一人でも良いので仲良くなれるよう努力してみましょう。。そこから徐々に交流の輪を広げるのがおすすめです。
最初は緊張するかもしれませんが、回数を重ねるごとにきっとハードルが下がっていきます。うまくいかなかったと感じても、次のチャンスがあると気持ちを切り替えて、焦らず前向きにいきましょう。
■ ランチや飲み会などには積極的に参加する
ランチや飲み会など、職場での私的な集まりやイベントには積極的に参加しましょう。苦手な人にとっては難易度が高く思えるかもしれませんが、実は仕事中よりも同僚と仲良くなれる確率が高まります。
ランチや飲み会は、気持ち的には仕事よりもリラックスした雰囲気の場です。普段よりも話しかけやすく、ちょっとした共通項から話が弾み、とんとん拍子に会話が広がります。共に食事をしていれば、自然と話しやすくなるもの。これまで接触がなかった人とも親しくなれる機会です。
■ 人と話すことが苦手な人は会話術を勉強してみよう
人との会話が苦手な人は、プロの講師や書籍から会話術やコミュニケーションスキルを学ぶのも1つの手です。
巷では仕事場でのコミュニケーションに悩んでいる人向けに、会話やコミュニケーションに関する書籍が多数出版されています。また、専門家のコーチングが受けられるセミナーや、自分のペースで学べる通信講座など、スキルを高める方法はいくらでもあります。
いずれの方法でも実践的なヒントが学べるので、上手くトレーニングに取り入れて、会話術やコミュニケーションスキルを上達させましょう。
まとめ
職場での会話に入れず悩んでいる人は少なくなく、理由はさまざまです。特に、元々人見知りの人や受け身タイプの人はこのような悩みを抱えがちです。
まずは、明るい挨拶からスタートしましょう。また、職場での集まりにも積極的に参加するなどの努力を重ねていくうちに、徐々に会話力が身に付くはずです。書籍、セミナー、通信講座など、会話術を磨くための教材も多数出ているので、ぜひ活用してみてください。
2022年12月13日公開