運動好きの方はもちろん、健康維持のために身体を動かす仕事に関心があるという方はいるでしょう。しかし、一言で身体を動かす仕事と言っても、引越し作業員やスポーツインストラクターなど多くの種類があり、職種によって動かす度合も異なります。この記事では、身体を動かす仕事の種類や、仕事を探すうえでの注意点を紹介します。


身体を動かす仕事


ここでは、身体を動かす仕事を8つ挙げてご紹介します。


■ 建築・土木系


ビルや住宅などの施工管理や職人、道路や下水道などの土木作業員は、かなり運動が伴う仕事です。土地の掘削、重い資材の運搬、高所での作業など比較的重労働なので、屋外で目一杯身体を動かしたい方にぴったり!


また、未経験でもチャレンジしやすい場合が多くハードルは低めです。自分の作ったものが形として残り、長い間多くの人に使ってもらえるため、成果が目に見える点がやりがいになります。


■ スポーツ系


スポーツインストラクターやジムのトレーナー、運動スクールのコーチなどは身体を動かす仕事の代表例!スポーツインストラクターやコーチは生徒に教えながら自分自身も身体を動かしますが、ジムやフィットネスの仕事の中には利用者の見守りがメインとなる場合もあるため、身体を動かす度合いは職場や担当によって違います。


仕事を通じてスポーツに携われるので、運動好きの方には特におすすめ。忙しい土日祝日に休みづらい面はありますが、利用者の成長に携わることで、感謝の言葉をもらえるとやりがいになります。


■ 農業・漁業・酪農系


畑を耕したり収穫物を運んだりする農業、水揚げ作業などをする漁業、動物のエサを運んだり小屋の掃除をしたりする酪農なども身体を動かす仕事の一つです。山や海、草原など大自然の中でのびのびと仕事ができるメリットもあります。


いずれも朝が早いことが多いので慣れるまでは大変ですが、自分の仕事によって作物や動物が成長する様子を見ることができます。また、多くの人の食に関われる仕事なので、誇りを持って仕事ができるでしょう。


■ 引越し作業員


荷物の積み込みや荷下ろし作業、家具の解体や梱包など、引越し作業員もかなり身体を動かす仕事です。お客様とコミュニケーションをとる機会もありますが、基本的には引越荷物を運びながら、トラックとお客様の部屋を行き来するため体力はかなり必要になります。


また、お客様の荷物を傷付けないよう運ぶ必要があるため、プレッシャーの伴う仕事でもあります。重労働な分給与が高い傾向にあり、引越し作業を終えた後の達成感が得られます。


■ 警備


マンションやオフィス、商業施設、工事現場、駐車場などの警備も身体を使います。基本、重たい荷物を運ぶことはないので運動量としては比較的穏やかですが、特に持ち場を巡回するタイプの警備では程よく身体を動かせます。


配置される場所にもよりますが、ルーティンワーク且つシンプルな業務が多いため、未経験・無資格でも始めやすいのはメリットです。


■ 保育士・介護士


保育士や介護士も、人と関わりながら適度に身体を動かせる仕事の一つ。正規の職員として働くには専門資格が必要なので、無資格のアルバイトは社員のサポートを行います。


保育士は、子どもたちと一緒に散歩をしたり鬼ごっこなどをして遊んだりするため、担当する年齢にもよりますが意外と身体を動かします。


介護士も、食事やお風呂などのサポートをする場合は、利用者の身体を支えたり起き上がらせたりするため、力仕事になります。
保育士は子供の成長に立ちあえたり、保護者や利用者から感謝の言葉をもらえたりとやりがいを感じやすい仕事です。


■ 清掃・家事代行


清掃や家事代行の仕事は程よく身体を動かすことができる仕事の一つてです。ホテルでのベッドメイキングや部屋の清掃、オフィス・商業施設などの床掃除やトイレ掃除、個人宅での皿洗いやゴミ出しなど、普段の家事経験を活かして活躍できます。重たい荷物を運ぶことはなく、適度な運動量なので女性にも人気です。


清掃は基本は接客場面がないため、自分のペースで黙々と働けます。家事代行は依頼主とのコミュニケーションが発生し、時間内で効率よく業務を終わらせる必要がありますが、その分直接感謝の言葉をもらえることも多いです。


■ 工場・倉庫内作業


工場や倉庫の仕事は、加工や検品、ピッキング、搬入、搬出など仕事内容は様々です。
重い荷物はフォークリフトで運ぶことが多いですが、軽くて小さいものは手作業で運ぶこともあります。また、大きく身体を動かす場面はないものの、適度に身体を動かすことができます。重労働ではないので女性でもやりやすく、自分のペースで働きやすいという側面もあります。


身体を動かす仕事のメリット


第一に仕事を通じて運動不足解消・健康維持ができる点が挙げられます。休日などに運動をしなくても、仕事で適度に身体を動かせるのはメリットです。また、仕事の後は適度な疲労感とともに、充実感や達成感を感じやすいでしょう。一日あまり体勢を変えずにパソコンに向かうデスクワークとは異なり、肩こりや眼精疲労を感じにくいのも利点といえます。


身体を動かす仕事のデメリット


身体が資本といえる仕事の多くは、体調を崩したときや年齢を重ねたときに続けづらいのがデメリットです。また、特別な資格や経験が無くてもチャレンジしやすい一方で、職種によってはキャリアアップがしづらく、高収入が狙いづらい側面があります。


身体を動かす仕事を探す際の注意点


身体を動かす仕事と一言で言っても、仕事をする環境や業務内容、身体を動かす度合いは異なるため、安易に選んでしまうと「想像していた仕事と違う」なんてことにもなりかねません。仕事を選ぶ際には、理想とする仕事の条件を具体化しておく必要があります。


たとえば、身体を動かす度合いはどれくらいがいいか、仕事をする環境は屋内が良いか屋外が良いか、他人とのコミュニケーションは発生した方がいいか、などです。


また、黙々とルーティンワークをこなす仕事か、副業をしている場合には体力的に両方続けることは可能か、など細かく具体化していくことも大切です。


自分の体力や年齢とも相談が必要!


身体を動かす仕事は健康維持にもつながり、程よい疲労感と達成感を感じやすい側面がありますが、年齢を重ねた際に続けるのが難しくなる場合もあります。自分の体力や年齢と相談して、将来を見据えた仕事探しをするのが理想的です。


2022年12月8日公開


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<執筆>

DOMO+編集部

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