2022年10月、フリーアナウンサーの片川乃里子先生を講師に迎えてコミュニケーション力向上セミナー（第二弾）を開催。20代～70代まで幅広い年齢層の方にご参加いただきました。

参加者の事前アンケートによると、
　　「久しぶりの面接、仕事で不安なので、少しでも自信がつけば良いと思い参加しました。」
　「声や話し方にコンプレックスがあり克服したいので。」
　「分かりやすく印象に残る話し方を学びたい」
などの悩みを解決したいというのが参加のきっかけ。

当日は、実践的且つ明るい雰囲気に包まれたセミナーとなりました。その様子を参加者の感想とともにご紹介します。

まずは「型」を意識した自己紹介からスタート！

「自己紹介をどうぞ」と言われて頭が真っ白になってしまった！という経験をお持ちの方は少なくないですよね。今回参加いただいた方々も自己紹介を「苦手」としています。

片川先生からは「名前＋出身地」に加えて、職業、趣味、今夢中になっていることなどを1～2つ加えるだけで印象に残りやすい自己紹介になるとレクチャー。

その後、全員が一人ずつ自己紹介を披露しました。名前・出身地に加えて、大切な家族のこと、目指している資格のこと、趣味や日課のことなどを加えて話したことで、それぞれ記憶に残る自己紹介に！

難しく考えず、型にはめて考えることでラクに且つ印象に残る自己紹介ができることを体感しました。

相手に届く声、響く声を作ろう！

せっかくいいことを言っても聞き取れなければ意味がありません。そこで、すべての音の基本となる母音「あいうえお」の口の動かし方をレッスンしました。

例えば『あ』は口を縦に指二本分開くなどのポイントを意識し、手鏡で自分の口元を見ながら発声。

参加者の一人からは「今まで『あ』は口を横に空けていました。縦に開くのが正しいんですね」と。皆さんさまざまな気づきがあったようです。

伝わる話し方を知る！緊張しがちな人でも「法則」があれば安心。

一方通行ではなく、相手にきちんと届くように話すためにはこちらも「型」を意識することが大事。まずは、「サンドイッチ話法」や「PREP法」といった型を学び、その後二人組になって「今ハマっていること」について1分間ずつ伝えあいました。

話法を意識したことで、「緊張」よりも「伝えたい」気持ちが上回って一気に話やすくなり、聞く方にとっても分かりやすいものになりました。お互いに質問をしあう様子も見られ、一気に和やかムードに。

～参加者の方々の感想～

あっという間の90分。片川先生ありがとうございました！

ご紹介した以外にも、「傾聴」の大切さやコミュニケーションで最も大事にしたいポイントのレクチャー、口元を意識しながら早口言葉を発声するなど内容盛りだくさんの90分でした。

また、アナウンサーならではのエピソードや、常に笑顔を大事にされている片川先生ならではお考えを披露していただき、充実したセミナーになりました。

今後も、DOMOとしてこのようなセミナーを実施していく予定です。次回も乞うご期待！