キャリアコンサルタントの資格をもつキャリコンママが独自の視点で質問に応えます!
アナタに限らず、みんなが時代の変化に戸惑い不安を抱えている
15年間かぁ、子育てもひと段落、ホントお疲れ様!
そして、働き出すの不安だよね〜…
15年と言ったら生まれてから義務教育終わるまでの年数だもん。
当時28歳だったとしたら43歳。
世代をひとつ超えてるんだよね。
社会のしくみも働き方も全然違ってる。
社会復帰したら、間違いなく浦島太郎だよ。厳しいこと言うけど。
でもね、今働いている人たちも、実はコロナ禍以降の時代の変化=働き方の変化に戸惑っていて、多くの人が不安を感じながら働いているんだよね。
変化は常に起こっているけど、予測不可能。高度成長時代のように常に右肩上がりが約束されているって世界観はもうない。
昨日の当たり前が、今日はもうルールの外なんてことが巻き起こったりする。
だから、変化の波に乗ったり揉まれたり、なるようになるさ!くらいの気持ちでいないと働くこと自体が難しい時代なのかなぁと思うよ。
ショックを楽しむ1年生、新しい自分を発見する!
15年間の慣れ親しんだ生活を変えるんだもん、良くも悪くもショックだらけだよ。
できない自分に落ち込むこともあるだろうし、上司や同僚からイヤミを言われることだってきっとある。
でも、今までの生活の延長では得られない体験が、そこにはないかしら?
パート代=お金が手に入ったら、多くを生活費に繰り入れたとしても、自分で稼いだお金で好きなものを買ったり、子どもとランチに行く喜びを得られるかもしれない。
パート先でできた友達とお茶に行く楽しみができるかもしれない。
できなかった仕事ができるようになり信頼してもらえた達成感が味わえるかもしれない。
新しい世界へ飛び込むんだもん、楽なことばかりじゃないのは当たり前。
その少し先をワクワクした気持ちでイメージしてみたら、不安の大きさは変化していくかもね。
不安を具体的に書いてみる→等身大のサイズで感じてみる
不安だ、心配だ、と言ってる人って、その対象がよくわかってないことが多いんだよね。
何がアナタの心配ごとなんですか?と聞くと、「仕事についていけるか不安」とざっくり大きく括って心配してたりする。
仕事についていけないことについて、どのくらいの期間を想像していますか?と質問すると、1〜3ヶ月くらいってことが多くて。
そんなん、当たり前じゃん?だから試用期間とかあるわけで。
失敗したくない!恥かきたくない!っていう完璧主義の世界観で復職を考えると、前に進まないよ。
みんなね、周りに助けてもらいながら社会復帰していくのよ。お互い様の精神ってことなのかな〜。
とにかくね、不安をスマホのメモでもいいし、ノートでもいいし書き出してみよう。
“習慣”になってしまえば、見えてくるものがある
すぐに納得のいく仕事なんてできるわけないよ。
15年ブランクがあって初めての職種だったらなおさら。謙虚な気持ちで周りと調和することが気持ちを楽にすると思うし、まずは「働く」ってことを身体感覚で掴んでいくことかな。
働くことが習慣として身体に落とし込まれれば、周りのみんなが見ている世界が自分にも見えてくる。
仕事の在り方が掴めるって感じかな。
習慣になるまで100日ってよく言われてるから、3ヶ月はとことんやってみることで不安や心配は形を変えて、向上心になってくると思うよ〜^^
バリキャリに見えてる人もね(私もそうかも)、そう見えないだけで毎日必死でバタバタなのよ。
でも、必死でやったからこそ、見えてくる次のステージや夢があって、ずっと走り続けてるのかもしれない。
いきなり全速力じゃなくていい。自然とギアは上がっていくから^^
一歩踏み出してみる、その気持ちを心から応援します!
2022年9月29日公開