ネットを通じてオンライン上で何でもできるようになった昨今、“電話が苦手”という人は増えています。


特に初めてのアルバイト応募の場合は、どのように電話をすれば良いのか緊張してしまうのは当然です!

そこで今回は、バイト応募の電話で緊張しないための事前準備や、本番で使えるトーク例を紹介します。


応募電話をかける前の準備



何の準備もなくいきなり電話するのではなく、応募先から聞かれる可能性が高いことは事前に準備しておきましょう。

以下の情報は最低限答えられるようにしておくと安心です。


・名前/年齢(学校名と学年)
・住んでいる場所(最寄駅)
・シフト希望日(曜日や時間帯)
・希望の職種※複数募集の場合
・就業開始可能日
・面接の希望日
・何を見て応募したか(求人サイトやホームページなど)

また、面接の際に必要な持ち物や時間などを言われる可能性があるため、手元にメモ帳とペンを用意しておくことをおすすめします。


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バイト応募の電話をかける「時間帯」や「場所」は?



電話をする際は、応募先の業務に支障がないタイミングを見計らう必要があります。

例えば、飲食店なら混雑するランチやディナーの時間帯は避け、オフィス系・工場系は、昼の休憩時間とバタバタする始業・終業前後の時間帯は避けましょう。


スーパーやアパレルなどの販売系は、比較的客入りが落ち着くとされる13時~16時頃に電話をかけるのがベター!


また、電話をかける場所については、電波状態の良い所を選びましょう。

自宅など静かな部屋がベストです。話し声がしたり車が通ったりする屋外では、お互いの声が聞き取りづらくなるので避けてください。


電話をかける際の言葉遣い・マナー



電話をかける際の言葉遣いや、最低限押さえておきたいマナーについて紹介します。


■ 「もしもし」は使わない

電話越しだとつい口に出てしまう「もしもし」は、バイト応募の電話ではNG!

初めの一言は「お忙しいところ恐れ入ります」と、自信を持ってハキハキと話せると好印象です。


途中で相手の声が聞き取りづらくなった場合は、「お電話が遠いようです。恐れ入りますが、もう一度よろしいでしょうか?」と聞き直しましょう。

客としてではなく、バイトの応募者として電話しているという意識を忘れないことが大切です。


■ 最初の名乗り方

電話をかけて相手が出た場合、まずは自己紹介をし、採用の担当者がいるかどうかを確認します。

「〇〇(名前)と申します。ドーモで御社の求人広告を拝見しお電話いたしました。ご担当の方はいらっしゃいますか?」と尋ねましょう。


■ 電話を切る際のマナー

電話を切る時は「お忙しいところ、お時間をいただきありがとうございました。失礼いたします。」と言ってから、静かに電話を切るようにします。


また、基本的にかけた側から電話を切るのがマナー。

とはいえ、仮に応募先からかかってきた電話だとしても、相手が電話を切るまで待つか、沈黙が3秒ほど続いてから切るようにするのが理想的です。


【ケース別例文付き】応募電話をかける際の話し方



ここでは、実際に電話をかける際のトーク例をいくつか紹介します。


■ バイトを募集しているか確認するとき

自己紹介の後、「アルバイトの募集についてお伺いしたいのですが、ご担当の方はいらっしゃいますか?」と尋ね、募集している場合には条件と応募方法を聞きましょう。

応募していない場合でも、お礼を言って丁寧に電話を切ります。


■ 応募するとき

自己紹介の後、担当者に電話をつないでもらったら改めて自己紹介をします。

「ネットの求人広告を拝見し、ぜひ応募したくお電話しました。」と伝えると、担当者が面接の曜日や条件などの質問をしてきてくれます。


面接日が決まったら、「〇月〇日の〇時からでございますね」と必ず復唱をし、持ち物や面接場所を確認するのを忘れないようにしましょう。


■ 担当者が不在のとき

担当者が不在の場合は、「承知いたしました。再度こちらからお電話できればと思いますが、ご担当の方は何時頃いらっしゃいますか?」と、別の時間帯に改めて電話をする旨を伝えます。


応募先によっては「担当が戻り次第、折り返し電話します」と提案してくれることもあるので、その場合はお礼を伝え、名前と連絡先を教えて連絡が来るのを待ちましょう。


応募先から電話をもらうのは申し訳ないと感じるかもしれませんが、担当者の不在が多い店舗では、応募者からかけても電話のタイミングが合わないことが多いので、素直にお願いして大丈夫です!


■ 応募先から電話がかかってきたとき

応募先からの着信に気付いたときは、できる限り3コール以内に出るように意識しましょう。

「はい、〇〇(自分の苗字)です。」と電話に出て、相手が名乗った後に「お世話になっております。」「ご連絡ありがとうございます。」などと挨拶します。


なるべく静かな場所に移動して電話に出るようにし、どんな状況で電話を受けても明るく元気に対応するのがマナーです。


■ 電話に出られず折り返しの連絡をするとき

電話に出られなかった場合、留守電に「また改めてお電話します」と入っていたとしても、こちらから折り返すのが基本的なマナーです。

自己紹介の後、「〇時頃にお電話を頂いた◯◯(自分の名前)と申しますが、▲▲(応募先の担当者名)様はいらっしゃいますか?」と尋ね、対応してもらいます。担当者名がわからない場合は、「恐らくアルバイト採用のご担当者様かと存じます」と素直に伝えて問題ありません。


担当者が無愛想だと感じて不安になっても気にせずに!


応募電話では誰しも緊張してしまいますが、想像しているよりずっと丁寧に対応してくれるケースが大半です。


中には無愛想だと感じ不安になることもあるかもしれませんが、電話対応が得意ではないだけでということも多いですし、担当者は働きたい人を求めているわけですから親切に応対してくれるはずです。

少しでも緊張を和らげるために、しっかりと事前準備をして臨みましょう。


2022年9月23日公開


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<執筆>

DOMO+編集部

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