復職や転職を考えている主婦の中には、面接の自己紹介で何を話せば良いのか分からないという人、いますよね。

特に久しぶりの面接だと尚更です。

今回は、パート面接の自己紹介に盛り込むべき基本的な内容や、すぐに使える例文を紹介します。ぜひ参考にしてみてください!



はじめに。自己紹介と自己PRの違いとは?


「自己紹介」とは、自分がどういう人物なのかを表すものです。

これに対して「自己PR」は、応募先でどんな活躍や貢献ができるかをアピールするもの。両者は微妙に異なります。


例えば、自己紹介で「御社を志望した理由は社風に共感したからです」などの志望動機や、「私の●●経験を活かして経理部門で活躍できると思います」などの自己PRを伝えるのは、質問の意図と微妙にずれてしまいます。

自己紹介は自己PRではないことを踏まえ、事前に用意しておくと良いでしょう。



自己紹介に入れる内容・話す長さは?



自己紹介は、できるだけ簡潔に、1分以内に収めると良いです。

基本的な情報として、以下を盛り込みましょう。


・面接の時間をもらったお礼と氏名
・仕事の経験(パートでも社員でもOK)
・長所や短所
・趣味、特技、仕事以外での活動
・パート探しを始めたキッカケ
・意気込み


冒頭では、面接の時間をもらったお礼と氏名を伝えます。

加えて、1分以内に収まるように上記から1~2個付け加えるのがベスト!

自分を知ってもらうために伝えたい事項を優先して盛り込みましょう。


ちなみに、仕事の経験を紹介する際は、必ずしも応募先の業態と一致している必要はありません。異なる経験でも、人となりがわかるエピソードを交えて話せれば好印象です。



好印象な話し方のコツ


話す「内容」はもちろんですが、表情や仕草などを意識することも大切です。


相手の目をきちんと見たり、要所要所でうなずいたり、背筋を伸ばして姿勢を正したり、面接官から見た印象を想像してみましょう。


特に、第一印象は重要なポイント!身だしなみはもちろんのこと、笑顔を常に意識し、聞き取りやすい声でハキハキ話すように心掛けましょう。

なお、自宅で練習する場合は、鏡の前でチェックするのがおすすめです。


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【職種別】パート面接ですぐ使える自己紹介の例文



ここからは、パート面接ですぐに使える自己紹介の例文を、業種ごとに見ていきます。



【 飲食業の面接 】

飲食業のパート面接では、日常の調理経験を伝えるのが良いでしょう。料理が苦手な場合は、「初めての育児に奮闘しどんなに忙しい状況でも、笑顔を絶やさず周りと接するようにしている」などの長所でもOK!


「〇〇と申します。私は、あらゆるアジア各国の料理を作るのが趣味です。家族に喜んでもらえるのが何よりの幸せで、前々から調理の仕事に魅力を感じています。本日はよろしくお願いいたします。」



【 コンビニ・スーパーの面接 】

コンビニやスーパーのスタッフは、明るい接客やレジ打ちでの正確性が求められます。これまでの仕事経験でもいいですが、明るさや丁寧な対応などの長所を伝えてもいいでしょう。


「〇〇と申します。私は以前の職場で経理を担当しており、細かい作業をコツコツとミスなく取り組むことが得意です。接客の経験はありませんが、人と接する仕事には以前から興味がありました。本日はよろしくお願いいたします。」



【 工場・軽作業の面接 】

工場や軽作業の仕事は、集中力を切らさずに黙々と作業を継続することが求められます。


「〇〇と申します。私はこれまで内職をしてきましたが、この春子供が大学生になり外で働こうと決意しました。内職のように地道に正確に取り組む軽作業の仕事に魅力を感じ応募しました。集中力には自信があります。よろしくお願いします。」



【 アパレルの面接 】

アパレルのパート面接では、服やおしゃれが好き、接客が得意、長時間の立ち仕事でも問題ない、などのポイントを伝えられると好印象です。


「〇〇と申します。私の趣味はショッピングで、御社の服の新作も常にチェックしています。ずいぶん前の話ではありますが、大学時代にはアパレルショップのアルバイト経験もあり、好きな服や雑貨に囲まれて楽しく仕事ができたと記憶しています。本日はよろしくお願いいたします。」



【 オフィス・事務の面接 】

事務系の仕事では、資格やパソコンスキルがあるとベターですが、必須ではありません!

資格や経験がない場合は、「裁縫が趣味で、普段から細かい作業を黙々と続けられる方です」など、長時間のデスクワークができる集中力をアピールできると良いでしょう。


「〇〇と申します。学生時代から裁縫が好きで最近はパッチワークにはまっています。とても細かい作業ですが、集中力を切らさず地道に続けることが好きです。よろしくお願いします。」



【 コールセンターの面接 】

コールセンターには、自分から電話をかける営業系と、お客様からかかってきた電話に答える問い合わせ窓口系の2つがあります。


営業系のコールセンターでは、断られた際の忍耐強さや切り替えの早さが必要!

また、問い合わせ窓口の場合は、お客様に不快感を与えない話し方が大切です。これまでの経験や長所を交えて伝えましょう。


「〇〇と申します。私はPTAに所属しており、初対面の人ともすぐ打ち解けられるところが長所だと思っています。PTAでも様々な意見を持つ保護者の間で、調整役のような立ち回りをしています。人の話を聞くのも好きなので、コールセンターの仕事に興味を持ちました。よろしくお願いいたします。」



肩肘張らずに自分の人となりを伝えよう!


自己紹介では、自分がどういう人間なのかを伝えることが大切。

必ずしも、応募先の仕事に直結するアピールにならなくてもOKです。

素直に自分の人となりを伝えれば問題ありません!

あえて出身地を伝えるなど、話が広がりやすいネタを入れると場の空気も和むかもしれませんね。



2022年9月23日公開



<執筆>

DOMO+編集部

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