回転寿司店での仕事は、学生のみならず主婦にも人気の高いバイトです。
この記事では、回転寿司バイトの仕事内容や、主婦に嬉しいメリット、きつい点などを解説します。
回転寿司バイトの仕事内容
回転寿司バイトは、ホールスタッフとキッチンスタッフに分かれます。
どちらも「未経験OK」であることが多いので、ブランクのある主婦でも始めやすいのがポイントです。ここでは、それぞれの仕事内容を紹介します。
< ホールスタッフ >
ホールスタッフは、店内での接客や会計がメインの仕事です。
お客様が来店されたら席へ案内し、レーンに流れない料理の提供、テーブルの後片付けなどを行います。
なお、手が空いているときはキッチンの調理補助を行うこともあります。
最近ではタッチパネルでの注文が増えています。
その場合、直接オーダーを取ることはなく、お皿を数える工程もありません。
タッチパネルで注文された商品が厨房の専用ディスプレイに表示され、会計も全てタッチパネルで管理されるためオーダーミス等も防げます。
< キッチンスタッフ >
キッチンスタッフは、寿司やサイドメニューの調理、食器洗い、調理場の清掃などがメインの仕事です。
最近ではシャリを握る、軍艦・細巻きを作る、揚げる、麺を茹るなどの調理や食器洗いは機械化されていることが多くなっています。
具体的には、寿司ネタに使う食材を解凍してスライスする、炊飯、機械で整形したシャリにネタを乗せる、揚げ物・麺類の盛り付けなどで、補助的な仕事からスタートします。
そのため、飲食店での仕事が初めてという人でも活躍できます。
回転寿司バイトのメリット!主婦におすすめのポイントは?
ここでは数ある飲食系のバイトの中でも、回転寿司店で働くメリットを紹介します。
主婦におすすめのポイントも紹介するので、応募の参考にしてください。
■ 社割を使えばお得にお寿司を食べられる
従業員への特典として、社割が使える店舗があります。
本人や親族のみならず、同伴者全員が対象になる場合もあるので、お得に美味しいお寿司を食べることができます。
■ シフトの融通が利く
回転寿司バイトは、週1~や1日3時間~と比較的シフトの融通が利きやすいのが特徴です。
夕方以降は大学生がシフトに入ることが多く、主婦は早い時間に上がって家事や育児に時間を使うことができます。
主婦層が多く働いているため、子供の発熱など急なお休みに理解があるのも嬉しいところです。
なお、店舗にもよりますが、1週間ごとのシフト申告制のところもあり、子供の行事に合わせてシフトを組みやすいでしょう。
■ ピーク時以外は比較的ゆとりがある
回転寿司店が混みあう時間帯は、お昼時と土日祝の夕飯時です。
特にGWや年末年始、お盆などは曜日を問わず忙しくなります。
一方で、こうした忙しい時間帯以外は、比較的余裕を持って仕事ができるのもメリット。
忙しい状態が一日続くこともなく、一方で暇な時間が続くことも少ないので、メリハリをつけて働くことができます。
回転寿司バイトのデメリット!きつい点は?
メリットの多い回転寿司バイトですが、デメリットもあります。ここでは注意したい点やきつい点を3つ紹介します。
■ メニュー数が多く覚えることが多い
回転寿司店ではお寿司だけでなくサイドメニューも充実しているため、最初はメニューを覚えるのに一苦労。
特にキッチンスタッフは、ネタごとに皿の色が違ったり、デザートや麺類の盛り付けルールがあったりと覚えることが多くなります。
ただし、マニュアルが完備されている店舗が多いので、最初のうちはマニュアルをうまく活用しましょう。
メニュー数は多い一方で、季節メニューなどの新商品をいち早く知ることができますし、夕飯の献立を考える助けにもなるかもしれません。
■ 長時間立ちっぱなしとなることも
ホールスタッフもキッチンスタッフも、基本的には立ち仕事になります。
仕事中は基本立ちっぱなしなので、ある程度体力は必要になるでしょう。
ただし、ピーク時を過ぎればお客様の数も落ち着いてくるので、メリハリをつけて仕事に臨めます。
■ 魚の匂いが服や髪の毛に移る可能性も
生ものを扱うため、特にキッチンスタッフは魚の匂いが服や髪の毛につく可能性があります。
生魚のにおいが苦手という方は注意が必要です。
回転寿司バイトの応募前に確認しておくべきポイント
回転寿司バイトに応募する前に、以下の点を確認しましょう。
・研修制度やマニュアルの有無
・シフト申告の頻度
・まかないや食事代補助の内容
・服装規定、制服の貸与枚数
・在籍スタッフの人数
・髪色や髪型の規定
・ネイルやアクセサリーの規定
制服の貸与枚数や在籍スタッフの人数を事前に聞いておくと、洗濯の頻度やシフトの融通が利くかを判断しやすくなります。
難しい工程はお任せ!
最近の回転寿司店は、注文や調理の一部、皿洗いを機械に任せているため、ミスが起こりにくく仕事を覚えるまでのハードルも低くなっています。
調理や接客経験の有無に関わらず、未経験者でも始めやすいのが魅力です。
興味がある方はメリットやデメリットを踏まえたうえで、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。
2022年8月24日公開