フリーターからの正社員就職はハードルが高く感じられ、「自分には正社員は無理だ」と諦めている人もいるかもしれません。

しかし、いくつかのコツを抑えておけば、十分可能です。


本記事では、就職のフローやポイント、就職しやすい職種について紹介します。就職を迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。


フリーターから正社員に就職するべき?


正社員としての就職意向がありながら、「自分には無理なのでは?」「このままフリーターでいた方が楽なのでは?」と不安や迷いを抱えている人も多いでしょう。

では、実際にフリーターは正社員就職についてどう考えているのでしょうか?


2021年6月に実施した「フリーター求職者調査」によると、10~30代のフリーターのうち正社員を希望する人は男性で73%、女性で60%となっています。


全体として見ると正社員に就職したい人が多数派ですが、すべての人にとって正社員であることが最適とは限りません。

生活スタイルや目指すものは人によって異なるため、フリーターのメリット・デメリットを踏まえて自分に合った選択することが大切です。


フリーターから正社員に就職するメリットとデメリット



<メリット>
 ● 収入が安定する
 ● 経験を積むことで収入がアップしやすい
 ● 社会的信用が向上する
 ● 充実した福利厚生を受けられる


<デメリット>
 ● 時間の融通が利きにくくなる
 ● 仕事の責任が重くなる


特に「時間の融通」は、多くの人が不安に思う点ではないでしょうか。

しかし、正社員就職せずフリーターのままでいることにはリスクも伴うので、網羅的に理解した上で今後の働き方を決めることが大切です。


リスクとしては、例えば雇用が不安定で収入が安定しにくいことや、年齢を重ねても収入が増えにくいことが挙げられます。

また、フリーター歴が長く年齢を重ねることで就職のハードルが上がってしまう点も注意が必要です。


フリーターから正社員に就職する際のフロー



フリーターから正社員に就職する際は、以下のフローに沿って進めます。


1. なぜ『正社員』に就職したいのか自己分析する
2. 就きたい仕事や時期を具体的にイメージする
3. 応募したい企業・仕事を探す
4. 求人応募する
5. 履歴書を準備する
6. 面接等の選考を受ける


まずは「収入を上げたい」「安定して長く続けられる仕事に就きたい」など正社員に就職したい理由を明確化しましょう。

それをもとに、いつまでに就職したいのか、どんな仕事に就きたいのか、好きな分野や得意分野は何かを整理して就活の準備を進めます。


正社員を目指す理由や方向性が固まってきたら、働きたい企業を探し、選考を受ける準備をしましょう。

履歴書や職務経歴書の作成はもちろん、面接練習も大切です。


就職活動を成功させるためのポイント



フリーターから正社員に就職することは、新卒や正社員からの転職と比べると難しい場合があることも事実です。

では、就職活動を成功させるにはどうすれば良いのでしょうか?


■ 譲れない条件を明確にする

「とにかく正社員になりたい」と焦ってしまう人もいると思いますが、たとえ就職できたとしても、ブラック企業や自分に合わない企業を選んでしまっては成功と言えません。


早まってしまわないためにも、まずは働くにあたり絶対に譲れない条件を明確化しておきましょう。

条件とは、給料や仕事内容、勤務地や転勤の有無、休日や休暇に関することなどです。

明確化し、さらに優先順位をつけておくことで自分に合った仕事・職場に出会える可能性は高まります。


■ 履歴書の作成に力を入れる

人気の企業・仕事の場合は応募が集中することも考えられます。

そのため、採用担当者の目を惹く履歴書を作ることが大切です。


魅力的な履歴書を作るためのポイントは以下の4つです。


 ● 記入漏れや誤字脱字がない
 ● 丁寧に書かれている
 ● これまでに身に付けたスキルや自分の強みをどう活かせるかが伝わる
 ● 志望企業に対する熱意が伝わる


スキルや強みの題材はアルバイト経験でもかまいません。

これまでの経歴を振り返り、応募先の仕事に役立つものがないかじっくりたな卸ししてみましょう。


■ 面接対策を行う

正社員への就職では面接が合否を左右するため、想定される質問への回答を準備しておくことも大切です。


<面接でよくある質問>
 ● 自己紹介をしてください
 ● 志望動機を教えてください
 ● なぜ今までフリーターだったのですか?
 ● なぜ正社員転職を考えたのですか?
 ● 何か質問はありますか?


円滑にコミュニケーションがとれる人は好印象を持たれやすいため、上記の質問には必ず答えられるようにしておきましょう。


フリーターにおすすめ!就職しやすい職種4選


正社員になるためには、就職しやすい職種を狙うという視点も大切です。では、どんな職種があるのでしょうか?


< 営業職 >

営業職とは、企業や個人に自社の商品やサービスの購入・契約を促す仕事です。

学歴や経験、専門的なスキル以上にやる気やモチベーションを重視する傾向があるため、熱意をもって臨めば就職しやすいでしょう。


営業職のメリットは、成績次第で収入が上がりやすいことと、コミュニケーション能力や提案・交渉力が身に付くことです。

そのため、収入アップを目指して就職する人や将来の選択肢を増やしたい人におすすめです。


< 介護職 >

介護職は、高齢者や介助が必要な人の生活や自立をサポートする仕事で、食事の介助や施設の清掃、家事のサポートなどの業務を行います。

介護業界は、少子高齢化により人手不足が深刻化しているため、学歴不問で未経験・無資格OKとしている求人も少なくありません。


また、働きながら介護職員初任者研修や実務者研修、介護福祉士(国家資格)などの資格を取る人も多くいます。

資格取得支援として費用を負担してくれる企業もあるので、手に職をつけて介護業界でスキルアップを目指したい人におすすめです。将来的にもニーズの高い職種です。


< 事務職 >

事務職は、書類作成や電話対応などのデスクワークを行う仕事です。

基本的なパソコン操作ができれば専門的なスキルや経験がなくても始められる場合も多いので、挑戦しやすいでしょう。


具体的な仕事内容は企業によって異なりますが、お客様と接する機会が少ないため、接客が苦手な人やコツコツ作業がしたい人にもおすすめです。

ただし、人気が高い職種なので注意が必要。他の応募者と差別化するために、MOSなどパソコンスキルを証明できる資格を取っておくとアピール材料になるでしょう。


< 販売・接客 >

接客・販売も未経験OKとしている求人が多いため、フリーターからの就職におすすめです。

飲食やアパレル、家電量販店などのアルバイト経験がある人は即戦力として歓迎されるでしょう。


販売・接客の魅力は、働きながらコミュニケーション能力や対人能力を高められること。

経験を積めば、マネージャーや店長など責任ある立場になれるかもしれません。

お客様とも距離が近いので、人と関わることが好きな人や感謝されることがやりがいになる人に特におすすめです。


まとめ


入念な準備と自分に合った選択をすればフリーターから正社員への就職を成功させることは十分可能です。

そのためには、正社員になりたい理由や目指す方向性を明確にすること、そして就職しやすい職種に目を向けることも大切です。


2022年8月●日公開

本記事でご紹介したポイントを参考に、ぜひフリーターから正社員に就職する準備を始めてみてくださいね。


<執筆>

DOMO+編集部

アルバイト・パートお役立ち情報を収集・配信しています。現在就業中の方にはお仕事ライフがもっと充実したものになるように、これからシゴト探しをする方には自分にぴったりのお仕事に出会えるよう情報提供でサポートします。

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