履歴書に書く特技・趣味は、人柄をアピールするきっかけになります。
特に思い当たらないからといって、空白のまま提出するのはもったいない!普段の生活や自分の性格を意識して考えると、意外な特技が見つかるかもしれません。
特技・趣味欄で、すぐに使える例文を紹介します。
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【スポーツ・アウトドア系】特技・趣味の例文一覧
スポーツやアウトドア系では、忍耐強さ・継続力・協調性・自己管理能力などがアピールできます。
経験を通じて得たものから、応募先の仕事に活かせそうなことを探してみましょう!
サッカー・バスケ・野球など
<協調性をアピールする例文>
幼稚園の頃からサッカーを続け、高校時代は全国大会に出場しました。
チームメイトとは、時にぶつかりながらも1つの目標に向かって連携・協力する大切さを学びました。
筋トレ
<計画性をアピールする例文>
ダイエット目的で筋トレを始め、目標だった15kg減量を6ヶ月で達成しました。
自分なりの計画を立てて、地道に努力を続けたことが結果につながったと考えています。
ジョギング・ランニング
<継続力をアピールする例文>
学生時代は陸上部だったため、現在も夕方の5kmのランニングが日課で3年続けています。
「今日はやめようかな」と思うこともありますが、自分で決めた日課を継続しています。
散歩・ウォーキング
<思考力をアピールする例文>
歩くと考えが整理されるため、普段から意識的に歩くようにしています。
健康維持にもなり、一石二鳥です。
スポーツ観戦
<向上心をアピールする例文>
テレビ中継のマラソンや駅伝を欠かさず観戦しています。
全力で走る様子に感動するのはもちろん、解説で語られる選手のこれまでの努力が自分のモチベーションになっています。
キャンプ
<対応力をアピールする例文>
メディアで紹介され気になる飲食店があれば、自分なりに評判を調べたり、実際に訪れて店の雰囲気や味を評価して記録したりしています。
新メニューを考案する際など、トレンドを意識したアイディア出しができると思います。
ドライブ・サイクリング
<計画性をアピールする例文>
大学時代に夏休みを利用して自転車で本州を一周しました。
事前にルートを確認し、悪天候などのアクシデントも想定しながら計画を立てたことが達成につながったと思います。
ヨガ
<自己管理能力をアピールする例文>
3年ほどヨガを続けています。精神的に安定するうえストレス解消にも役立つため、特に落ち込んだ時はヨガをするようにしています。
【文化・インドア系】特技の例文・趣味一覧
文化・インドア系の特技や趣味にも、仕事つながるスキルが見つかるはずです。
受賞歴などは積極的にアピールするとよいでしょう。
応募する職種に直接関連しない特技や趣味でも、得られたものや仕事に活かせそうなことがないか考えてみましょう。
イラスト・書道
<技術をアピールする例文>
中学校から書道を始め、県の書道展にも何度か出品しました。
2年ほど前からはペン習字を習い始めました。書類の手書きには自信があります。
写真・カメラ
<観察力をアピールする例文>
風景写真を撮るのが趣味です。同じ場所でも肉眼とファインダー越しとでは違う発見があり、飽きることがありません。
季節や時間帯、角度によっても異なることから、物事を多角的に見ることは得意です。
楽器演奏・ライブ鑑賞
<協調性をアピールする例文>
中学・高校では吹奏楽部に所属し、クラリネットを担当していました。
美しい演奏をするには全員が息を揃える必要があるので、協調性が養われたと思っています。
読書
<好奇心をアピールする例文>
毎月約10冊の本を読んでいます。
好きなジャンルはミステリーですが、最近は知識を広げるためにジャンル・作家を問わず読むようにしています。
ハンドメイド・DIY
<集中力をアピールする例文>
手芸などの細かい作業が好きで、最近はビーズを使ったアクセサリー作りに熱中しています。
指輪のような小さなものなら、少しこった細工でも1時間くらいで仕上げられる集中力があります。
料理
<自己管理能力をアピールする例文>
一人暮らしのため、家計と健康を考えて自炊を心掛けています。
栄養バランスを考えたおかずを週末に作り置きし、時間がとれない中でも健康的な食生活を送れています。
断捨離・掃除
<効率性をアピールする例文>
掃除を短時間できれいに終わらせるには、いかに段取りよくできるかを考える必要があります。
掃除が趣味になったことで、何事も優先順位を意識して効率よく進める癖がつきました。
早起き
<自己管理能力をアピールする例文>
生活リズムを崩さないために、休みの日も平日と同じく6時に起床し朝の時間を有効活用しています。
これまでに寝坊で遅刻したことはありません。
美術館・博物館巡り
<洞察力をアピールする例文>
美術館を巡り、古い絵画を見るのが好きです。
その時代の空気感を感じながら解説文を読むと、歴史の教科書には書かれていない事柄まで知ることができ、理解が深まります。
また、わからないことはそのままにせず、自分で調べる癖がつきました。
ガーデニング・園芸
<コミュニケーション能力をアピールする例文>
ベランダでミニトマトを育てたことがきっかけで園芸に興味を持ち、市民農園に参加しています。
参加者には小さい子供連れのご夫婦や年配の方もいて、さまざまな世代の方とコミュニケーションがとれるようになりました。
初対面でもすぐに仲良くなれる
<コミュニケーション能力をアピールする例文>
初めて会った人とでも抵抗なく会話をすることができるので、先輩や同僚の方ともすぐに打ち解けられると思います。
会った人の顔と名前をすぐに覚えられるのも特技の一つです。
履歴書に書かない方がいい特技一覧
どれだけ自信があったとしても、履歴書に書くのは避けた方がよい特技・趣味があります。
ギャンブル・恋愛系
ギャンブルはお金の管理能力や計画性に疑問を持たれる可能性があります。
恋愛の話はプライベートな要素が強く、「職場でも公私混同するのでは」と面接官を不安にさせてしまうことも。
どちらも採用面接の場には相応しくないため、避けた方が無難です!
政治・宗教
政治や宗教への考え方は人それぞれ異なるため、親しい人との会話でも険悪なムードになることが珍しくありません。
履歴書に書かないことはもちろんですが、面接で話題を振られない限り、自分から話題にするのは避けましょう。
勤務に不安を感じさせる内容
「勤務に支障がでるのでは?」「仕事を休みがちなのでは?」といった不安を感じさせるような特技・趣味は避けるようにしてください。
例えば「ストレス解消に寝酒を飲むのが日課」「スポーツのプロ資格があり、毎年大会に出場している」などです。
採用面接の場では不利になる可能性が高いため、注意しましょう。
特技・趣味は面接の雰囲気も和らげる効果も!
履歴書の特技・趣味欄に特別なことを書く必要はありません。
普段何気なく行っていることから見つけてみてください。
履歴書に書いた内容がきっかけで面接の場が和らぎ、好印象につながる可能性もあります。
ただし、勤務に支障をきたすと思われるような内容は避けるように気をつけましょう。
2022年8月11日公開
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