「バイトがつらい…」仕事を辞めたいけれどなかなか言えずにいる人は少なくありません。また、辞めることを伝えて、退職日まで気まずい雰囲気にならないか心配な方も多いでしょう。そもそも、本当に辞めた方がいいのかどうか、判断できない方もいるのではないでしょうか。


そこで、バイトを辞めるべきか判断するためのポイントや、円滑に辞める方法をご紹介します。


悩みを抱えていると精神的な余裕がなくなり、家庭に悪影響がでてしまう可能性もあります。この記事を読んで、今やるべきことを明確にしていきましょう。




今のバイト、辞めても大丈夫?辞めるかどうか判断するためのポイント





●バイトを続けるメリットがあるかどうかを考える

1つ目のポイントは、バイトを続けるメリットがあるかを考えること。続けた場合と辞めた場合のメリットやデメリットをリストアップしてみましょう。紙に書きだすと、より自分の考えが明確になります。


辞めた場合のメリットは、精神的な負担がなくなることや、今より合った仕事に就ける可能性が広がることです。一方、続けた場合のメリットは、収入が途絶えないことや、時給が上がる可能性があることなどが考えられます。




●解決できる問題なのかどうかを考える

2つ目のポイントは、解決できる問題かどうかを考えてみることです。辞めたいと悩んでいる方は、何かしらの理由があるはず。逆に言うと、その問題が解決すれば続けられる可能性も出てくるということです。


例えば、人間関係がうまくいかないことや、シフトの希望が通らずに家庭に支障をきたしているなどが原因の場合、上司や店長に相談すれば解決への道が開けるかもしれません。


一方、仕事内容が想像していたものと違った場合や、パワハラやセクハラなどが理由で辞めたい場合は、簡単には解決できないでしょう。その場合はきっぱりと辞める決意をして、次の仕事を探す方が得策です。



バイトを円滑に辞める方法



どのような退職理由にせよ、お互いに後味が悪い思いはしたくないものです。ここでは、バイトを円滑に辞める方法をご紹介します。



●余裕を持って辞めることを伝え、丁寧に引継ぎを行う

バイトを辞める決心をしたら、できるだけ早く上司に伝えましょう。辞める1ヶ月以上前に伝えるのがベターです。1ヶ月前が難しい場合は、遅くても2週間前には伝えるようにしましょう。


また、自分が担当していた仕事をきちんと引き継ぐことも重要です。後任が決まっている場合は、仕事内容や注意事項をまとめて、文書やデータを作成しましょう。丁寧に引き継ぎをして辞めることで、責任感の強さや誠実さが伝わります。



●辞めるタイミングに注意する

円滑に辞めるためには、辞めるタイミングにも注意が必要です。特に、繁忙期と閑散期がある職種の場合は、忙しい時期は外した方が無難です。「人手が足りないのに、いま辞めるの?」と思われないようなタイミングを選びましょう。


忙しい時期に辞めざるを得ない場合は「忙しい時期にご迷惑をおかけして申し訳ないのですが…」と前置きをしたうえで、今すぐ辞めなければならない理由を伝えましょう。



●納得してもらいやすい退職理由を考える

円滑に辞めるために特に重要なのが、退職理由です。相手に納得してもらえるよう理由を伝えましょう。主婦の場合は、以下のような理由で辞める方が多いようです。



 子どもの習い事が増え、送迎で忙しくなる


 バイトを始めてみたら、子どものメンタル面に悪い影響がでた


 親の体調が悪く、身の回りの世話をすることになった


 親の仕事の手伝いをすることになった


 夫の仕事の都合で、休日が変わった


 腰痛がひどくなり、家事に支障がでている


また、辞めるまで1ヶ月以上ある場合は「将来のことを考えて、正社員として働きたい」や「やりたいことが見つかったのでチャレンジしたい」「●●の資格を取りたいので、しばらく勉強に打ち込みたい」など、先々に向けてのポジティブな理由も良いでしょう。


注意が必要なのは、今のバイト先への不満を理由にすることです。待遇や人間関係の悪さが本当の理由だとしても、ネガティブな発言は避けた方が無難です。



バイトを辞めた後、新しく仕事を探す方法



退職後の仕事探しで、注意したいことが2つあります。それは、バイトを辞めた理由の分析と希望条件の再確認です。


辞めた理由を分析することで、今の自分にとっての譲れない条件が明確になります。自分に合った仕事を探すためにも、希望条件を紙に書きだしてみましょう。多くの主婦が重要視する条件としては、以下が挙げられます。


 通勤時間:自宅から30分以内など


 曜日や時間などの勤務条件:土日祝休み・夕方まで・扶養範囲内など


 仕事内容:未経験OK・経験が活かせるなど


 子どもの発熱等での急な休み・早退にも対応してもらえるか


希望条件が明確になれば、あとは条件に合った求人を探すだけ。求人情報を見ても分からない場合は、問い合わせてみるのも良いでしょう。




まとめ


バイトを辞めたいと思ったら、まずは辞めても本当に後悔しないかどうかをよく考えることが大切です。辞める決心をした場合は、1ヶ月前を目安にできるだけ早く上司に伝え引き継ぎを行いましょう。


また、退職理由も大事です。円滑に辞められれば、次の仕事探しも前向きな気持ちでスタートできるはずです。



2022年7月1日



DOMO+編集部
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