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ファイナンシャルプランナーがこっそり教える

ママのためのマネー講座 Monery

ママのためのマネー講座 仕事とお金の関係から我が家の場合の働き方を見つけましよう!

パート等で働くときによく言われる「103万円の壁」「106万円の壁」 「130万円の壁」「150万円・・」「160万円・・」とはなんでしょうか?その「壁」を確認した上で、いったい我が家はどんな目安で働けばいいのでしょうか?3回に分けて考えてみましょう。この記事内での「年収」とは会社から支給される給与総額を指します

働き方(年収)と手取り~「103万円の壁」「106万円の壁」「130万円の壁」~
皆さんが働いて得た収入は税金や社会保険料を引かれて残った金額が手取りになります。 まずは税金による「壁」が2つ。1つめは「100万円の壁」。住民税は年収100万円を超えると課税されます。2つめが「103万円の壁」。所得税は103万円を超えると課税されます。そして、3つ目の壁が「130万円の壁」。年収130万円以上になると社会保険料の支払いが開始になります。住民税・所得税は使えるお金にそれほど影響を受けていませんが、社会保険料の支払いは少し大きめの壁になっています。(図表1参照)今注目されているのは、法改正で2016年10月施行になった「106万円の壁」です。今は大企業が対象ですが中小企業が対象ですが中小企業も任意で加入可能です。
社会保険に加入するメリットはなんでしようか?
●将来もらえる年金が増えます。
※月収8万8,000円で20年間働くと厚生年金が月1万円弱上乗せされる。
●厚生年金の保険料は会社が半分負担。
●医療保険(健康保険)の給付が充実。
※病気やケガで休んだときにの所得保障「傷病手当金」や「出産手当金」が受けられる。

夫が自営業の方やシングルマザーの方などは社会保険加入できる働き方、職場を選択することをおすすめします。

人材サービス会社にて教育事業、営業、人事に携わる。人生のライフプランを考えながら生涯設計を考えていくファイナンシャルプランニングに出会い、大手保険会社FP部門にてFP個別相談を中心にライフプラン、税金、保険、住宅購入、リタイヤメント、相続などのセミナーも実施。現在、確定拠出年金導入企業へのコンサルタントを行なうプルーデント・ジャパングループに所属しながら、お金に関するセカンドオピニオンとして活動中。
ファイナンシャルプランナー 粂田 昌子(くめた まさこ)

新たな「106万円の壁?」

2016年10月法改正によって全ての条件に当てはまる場合106万円以上で社会保険料が発生します。

  • ■週の労働時間が20時間以上
  • ■月8万8,000円(年収約106万円)以上の収入
  • ■1年以上勤務する見込み
  • ■従業員501人以上の企業

社会保険とは

「医療保険(健康保険)」、「年金保険(国民年金+厚生年金)」、「介護保険」対象は「正社員の3/4以上の勤務時間、勤務日数を働いている人」 ※週40時間勤務の会社なら週30時間以上勤務
※上記以外に「雇用保険」「労災保険」も含みます。